遅れた正月休み
俺はタダシ。
1月も半分過ぎてから、ようやく正月休みがやってきた。
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ホテルに勤めてるものだから、他人の休暇が俺の働きどころだ。
休みと言っても不意に召集があったりするから、職場からそう遠くない親類のおばさんの家で数日を過ごした。
ま、おばさんと言っても三十路半ばなんだよな。
ももみチャンって言う、s5年生の娘がいたりする。
学校から帰ってきたももみチャンと、しばらく格ゲーなんかをするのが俺の正月休みの楽しみだった。
「ね、タダシさん……」ゲームの合間にももみチャンがよりかかって来た。「デジカメ、買ってくれる?」
「デジカメって、どんなやつ?」俺が聞くと、ももみチャンはランドセルからガチャガチャのカプセルを取り出した。「これ、このデジカメを買ってほしいの。」
カプセルには小さなカメラが入ってる。
このごろ話題の、ガチャガチャで五百円で買える玩具デジカメだ。
メモリーカードをつっこんで、モバイルバッテリーを接続して電気を供給すれば静止画が撮影できる。(モニターはないけどね。)
「じゃ……」俺は一万円札を出した。「これで、買いとろうかな?」
「てへっ。タダシさん、悪いわね。」ももみチャンは舌なめずりして、カプセルと一万円札を交換した。俺はデジカメを受け取って、
(ま、お年玉がわりだな……)と思った。何年か前からおばさんに「つまらないことに使うから、ももみに直接お年玉は渡さないでね。」と言われてたから。そしたらももみチャンは何か品物を買い取ってもらう方法で、俺からお年玉を受けとるようになったんだ。
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夜、俺はふとんの上でカプセルからデジカメを取り出した。(元手五百円で一万円か……ももみチャン、なかなかいい商売するな。)
俺が苦笑しながらデジカメをチェックしてみると(あれ……メモリーカードが入ってるぞ。)
俺はふとんから出て、自分の道具入れからカードリーダーを出した。それにメモリーカードを差し込むと、スマホにつないでみた。
(あ、……だいぶ容量が少なくなってるぞ。)俺は画像を映しだしてみた。
それは学校の校庭だった。
女の子がひとり、下半身裸で遊具にまたがっている。女の子は顔にアイマスク風の仮面をつけている。だけど口元は笑顔だった。
次の画像を映すと、同じ女の子を後ろから撮影していた。パープルカラーのランドセルを背負っている。
そのランドセルの下に、満月をふたつ並べたようなお尻が輝いていた。
(ももみチャンの友達かな……誰でもいいけど、すごく大胆だな。)
次々と現れてくる画像。はじめ学校で撮影されていた女の子の露出が次第に通学路らしき場所に広がり、そして股間のワレメが見えるようになってきた。
(ダメだ……チンポが抑えきれない。まだどのくらいあるのかわからないけど、今夜は次の画像でおしまいにしておこう。)
その次に現れた画像には、ふたりの女の子がそれぞれグリーンとピンクのランドセルを背負って、お尻を見せつける姿が映っていた。
そしてふたりは、手首を縄跳びの縄で縛られていた。
俺は片方の手をチンポに伸ばした。チンポの先っぽに指が触れただけで、年末から忙しさで抜くことを忘れていた精を流しまくってしまった。
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(あーっ、やっぱり……子供のはだかの画像はいいなぁ……。
それにしてもももみチャン……俺が弱い画像撮りやがって……)
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その次の日の夜だった。俺はゲームをしながらももみチャンに小さなポーチを手渡した。
「うわ……。これ、少しレベル高いトイデジね。モニターがついてる。」
「うん。今日街に出かけて買って来たんだ。遅いクリスマスプレゼント。」
ももみチャンはトイデジを構えるポーズをとった。
「ふふっ、またこれであんなポルノ画像撮れっていうのね。」
「撮ったら見せてくれよ。でも無茶な撮影するなよ……だけど、よく俺があんな画像が好きだってわかったね。」
ももみチャンはニヤニヤ笑った。
「タダシさん、いつも私の脱いだ服の匂いかいで、ポコチン固くしてるもん。」