最悪な交渉 |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/06/05(木) 21:35
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私は大学を出て一攫千金を狙い、従業員数名の小さなベンチャー企業を設立しました。
今年で26歳となり、
つい昨年、高校から付き合っていた彼女ともめでたくゴールイン致しました。
そして会社の方も軌道に乗りかかり、公私共に、順調な生活を送っているつもりでした。
しかし、今年の初め頃に会社で大きなミスが起こってしまい
わが社の中核をになう、大きな取引先を失くしてしまいました。
私だけの問題なら何とでもなるのでしょうが、当然私だけの問題ではありません。
従業員のなかには借金を背負っている者がいたり
私のように家庭を持っている者がいたり
とにかくいろんな事情を持った者がいます。
妻や彼らの生活を守るため何とか会社を潰すことだけは阻止しなければなりませんでした。
当初は多額の借金をし、何とかその場を食いつなぐことができていました。
しかし、そんなものは長くは続きません。
会社が倒産するのはもう時間の問題でした。
そんな時、私が住んでいるマンションの隣人の男が
私に声をかけてきました。
この隣人の男というのが僕の、苦手な部
<省略されました> [全文を見る]
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