桜井日奈子エロ小説 |
- 02: 名前:欲望の影投稿日:2020/06/27(土) 15:10
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黒のデジタル腕時計を見ると、十二と表示されていた。
壮大な仕事のため空腹感すら忘れていたがもうランチタイムだ。
俺の仕事は銀行の清掃。今年で二十六歳になる清掃員だ。
しかし訳あって俺は、黒猫の宅配員に扮している。
扮装しているが決して制服を強奪したわけではない。
本物の黒猫の宅配員を襲い、身ぐるみを剥いだだけだ。
そして俺が居るのは銀行ではなく或る女優の自宅。
インターホンのボタンを押すと、ピンポーンとチャイム音が鳴り響く。
「こんにちは。宅配便です。桜井日奈子様宛てにお届け物です」
そう。俺は岡山の奇跡、女優の桜井日奈子の自宅にやって来たのだ。
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