欅坂エロ小説 |
- 823: 名前:作者投稿日:2017/08/30(水) 00:13
-
紗理菜の上に覆い被さり、脚を開かせる。
「セックスに憧れてたの?」
「はい…でも、目の前で見てたら…なんか怖くなってきちゃった…」
「優しくするからね」
この言葉がどれだけの効力を発揮するのかは知らないが、とりあえず気休めになればいいと思った。
コクコクと紗理菜は頷き、それでも緊張のために唇を真一文字に結んでいた。
紗理菜の潤みに男根を埋没させていく。
ぬぷっ…とぬかるみが音を立てた。
「あっ」
亀頭が埋まった時、紗理菜は小さく声を洩らした。
紗理菜の中は少しゆったりとしていて、大量の蜜液でぬめっていた。
抵抗にぶつかるまでは実にスムーズだった。
腰を進めると、それは簡単に破れた。
「あぐぅ…っ!!」
紗理菜は悲鳴を上げながら、俺にしがみついた。
むっちりとした下半身が、体に巻きついた。
破瓜の痛みに苦痛の表情を浮かべ、歯を食いしばっている。
ここで焦ってはいけない。
まずはゆっくりと腰を動かす。
「あっ…ああっ…!」
紗理菜は痛みに耐えながらも、動きに合わせて喘いだ。
その声に、少しずつため息が混ざり始めた。
ゆさゆさと乳房が揺れ、柔らかい太ももが密着した。
次第にペースを上げながら、一定のリズムを保って律動する。
結合した部分から、淫らに湿った音が聞こえてきた。
「あっ、紗理菜…」
「んっ…んんぅ…」
名前を呼ぶと、紗理菜は急に俺の体に抱きつき、中の構造に妙なピクつきが生じた。
紗理菜の異変に気付いた俺は、耳元に口を寄せて囁いた。
「紗理菜」
「ひゃあぁっ…!ダメ…名前呼んじゃダメぇ…っ!」
紗理菜の体温が上昇し、体内からさらに蜜液が溢れるのを感じた。
キスをした時に、何気なく紗理菜の名を呼び捨てにしていた。
その時に見せた反応といい、今の反応といい、やはり下の名前を呼ばれることに興奮するらしい。
紗理菜の性癖を開拓したところで、俺は荒々しくなった。
「あっ、ああっ!おにぃちゃんっ、しゅごいいぃぃっ!!おかしくなっちゃうよぉぉぉ!!」
紗理菜は、目尻から涙をこぼしながら絶叫した。
ズンズンと激しく突き上げ、紗理菜を快楽の淵へと追い込んでいく。
紗理菜が限界に近付くにつれ、俺にも射精の兆しが見えてきた。
二度目は無いかと思っていたが、紗理菜の構造が良く出来ていたからだった。
結合を解こうと腰を引く。
すると、
「やだ!やだ!抜いちゃやだああぁっ!!」
紗理菜は叫びながら、両脚を俺の腰に絡め、強い力で締め付けてきた。
まるで平手友梨奈ばりの『だいしゅきホールド』であった。
突然の事に対処が出来るはずも無く、俺はそのまま紗理菜の中で射精してしまった。
同時に紗理菜も絶叫しながら果て、ドクドクと体内に流れていく精液の流れに逆らうように、愛液を大量分泌させた。
結合を解くと、花弁から白濁した精液が流れ出してきた。
「えっ、ちょっと!さっき中出ししないって言ってたじゃん!」
それを見た京子が、すかさず猛抗議した。
言い訳にしかならないが、これは女の技術の影響であり、二度続けてのセックスということもあって、暴発も早かった。
京子には申し訳ないが、男のメカニズムとはこういうものなのである。
「あは…すごかったぁ…動けない…はぁ…はぁ…」
紗理菜は恍惚の表情を浮かべながら呟いた。
-
-
|
|