欅坂エロ小説 |
- 804: 名前:作者投稿日:2017/08/11(金) 15:37
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「ああっ…!!」
京子の悲鳴と共に、目の前の壁が消えた。
これで京子も、大人の仲間入りを果たしたわけだ。
処女の相手をする時に心掛けていること。
それは、初挿入の瞬間で止まらないこと。
破瓜の苦痛を、いかに快楽に早く変えるか。
初めてのセックスが勝負なのである。
京子のメカニズムを解明すべく、通常の動きで中を探った。
「あぅっ!あっ!ああっ!いっ…」
京子は目をきつく閉じながら、切れぎれに声を上げた。
結合部から、血が滲み出ていた。
今まで蚊帳の外状態で傍観していた紗理菜が、「ひっ」と息を呑んだ。
「痛むか?」
「うん…でも、平気。もっと動いて…?」
京子の目には、じわりと涙が溜まっていた。
それでも笑みを浮かべてみせた。
京子の脚を抱え、奥深くを突いてみる。
構造の突起が、ゴリゴリとペニスを刺激した。
「あんっ、あんっ、ああっ、奥まで来てるぅっ」
京子の声に、だんだんため息が混じる。
太ももがプルプルと揺れる。
今の体位だと、こちらから抽送の様子がよく見えた。
ペニスが京子の血で赤く濡れていたが、結合部からは、奥から湧き出した蜜液の跳ねる音がしていた。
それは、京子がちゃんと性的に感じている証拠だった。
このリズムでいいのだ。
気が楽になった俺は、一定のリズムを刻みながら、京子の奥目がけて腰を動かし続けた。
京子の憚りのない声が響いた。
「ああっ、いいよぉっ、初めてなのにぃっ、気持ちよすぎるよぉぉっ」
「どうだ、京子。これがセックスだ」
「うんっ、すごいぃっ、セックス気持ちいいっ!最高ぉぉっ!」
いつもは冷静な京子が、セックスでここまで豹変するとは思っていなかった。
ここにいる全員が、京子の第二の顔に驚いていた。
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