欅坂エロ小説 |
- 80: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/09(水) 17:19
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雀の声さん
作者です。いつもコメントありがとうございます。あかねんとの絡みは、もう少し続きます。
「あはぁっ…!」
茜は声を抑えることができなかった。
ショーツを足首まで落とすと、クロッチから愛液の糸が引かれた。
指を動かすと、性器から淫らな水音が発せられた。
「あっ!あんっ!あんっ!お兄ちゃんっ、指ぃっ、激しいっ!」
茜は憚りなく嬌声を上げた。テレビ局の廊下なのに、だ。
無人の廊下だから、茜の声は隅々まで響き渡った。
例の部屋に行ってもよかったのだが、そこまで茜が持たなさそうだったので、ハイリスクな賭けに出たのである。
「お兄ちゃんっ!ダメっ!もうイキそうっ!!」
茜は涙をこぼしながら叫んだ。
今や完全に俺の体に寄りかかり、快楽に身を委ねていた。
指を動かす度に愛液が飛沫する。
腰がガクガクと震え出し、ついに茜は終末の悲鳴を上げた。
「ダメぇっ!もうイクぅっ!イっちゃううう!!」
ビクン、と体が大きく震えた。
その後小さい震えが何度も訪れ、茜はしばしの間、天国を浮遊しているようだった。
しかし、すぐに元の世界に引き戻されることになる。
ガタン、と物が倒れる大きな音がした。俺と茜は凍りついてそちらを見た。
廊下の隅で、理佐がしまった、とバツの悪そうな顔で倒れた消火器を見ていた。
俺たちの方に向くと、いつもの表情に戻った。いや、正確には戻りかけていた。
ほんの少しだけ、頬が赤くなっていた。
「な、何も見てないから!」
理佐はそれだけ言うと、猛ダッシュで走り去っていった。
「り、理佐!?ちょっと待っ…」
茜は驚いて呼び掛けるも、俺は肩に手を掛けて止めた。
「待てよ。まだ続きが残ってる」
「ええっ?でも…」
「お前が欲しがっているものくらいわかってるさ。でも、それは別の場所でやろう」
「…うん」
茜は理佐のことが気掛かりなようだが、それでも自らの欲求には勝てなかった。
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