欅坂エロ小説 |
- 585: 名前:作者投稿日:2017/06/08(木) 21:42
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ふと横を見ると、丸くなって眠るねるの尻と太腿が、パジャマのズボンに張り付いたようになっていた。
こちらに尻を向けているから、その肉感がありありとわかる。
そして、ねるは裸足だった。
その可愛らしい足の裏をくすぐって、悪戯してやろうか、という邪な気持ちが起きたが、堪えた。
(もしかして、ずっと待ってくれていたのか?)
ねるの穏やかな寝顔を見て、俺は思った。
思い違いかもしれないが、もしそうだったらと考えると、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
(せめてベッドに寝かせてやろう)
ねるを起こさぬように、お姫様抱っこの要領で、そっと持ち上げた。
真っ白なシーツの上に体を降ろす。
脱ぎ捨てられたスリッパは、まとめてベッドの脇に置いてやる。
布団を掛けてやると、静かに寝室を出る。
テレビの下に台として置いてあるレコーダーの電源を入れ、録画してある番組を観る。
映っていたのは、まだまだデビューしたばかり、けやき坂46の12名だった…。
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