欅坂エロ小説 |
- 513: 名前:作者投稿日:2017/05/11(木) 00:48
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愛佳は、しばらくの間荒く息を繋いでいたが、落ち着きを取り戻すと、乱れた着衣を直してベッドから降りた。
横から誰かに腕をつつかれた。
「あかねん、気絶しちゃったよ」
柔らかな羽の束を持った菜々香が立っていた。
愛佳と体を重ねている間、バイブ責め地獄の茜に悪戯をしていたようだ。
見ると、茜は目を剥いて動かなくなっていた。
失神してもなお、バイブとローターは容赦なく振動を続けていた。
「ま、そのままにしておけ。どうせすぐに気がつくだろ」
「うん。ねえ…」
菜々香の目の色が変わった。
菜々香と虹花、三人でベッドを共にした日、俺を求めてきた時と同じ目だった。
寡黙な菜々香は、それ以上何も言わなかった。
声にしなくても、菜々香のしたいことはわかっていた。
菜々香の体を抱き寄せ、唇を重ねた。
俺の腕をギュッと掴んできた。
キスをしながら、俺は菜々香の下半身にこっそりと手を伸ばした。
レギンス越しに股間に触れると、ビクッと菜々香の体が震えた。
「菜々香、濡れてるの?」
菜々香は素直に頷いた。少し頬が赤い。
「茜を見て興奮した?」
「あれ見てたら…前にされたの思い出して…」
葵とこっそりセックスしていたのがバレて、文句を垂れていた菜々香を黙らせるために、ローターを使ったのを思い出した。
あの刺激が、菜々香の脳裏に鮮烈に焼き付いていたのだった。
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