欅坂エロ小説 |
- 49: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 01:50
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今、土生名人が着ている服はこれです。それをイメージしながら読んでください。
「で、友香ちゃんとエッチしたの?」
「ああ、したよ。まあ、その、あれだ、流れで、ってやつだ」
瑞穂の抉るような目つきに、歯切れの悪い答えになってしまう。別に悪いことをしたつもりはないのだが、目を大きく見開いた時の瑞穂の顔が、とてつもなく怖いのだ。
「友梨奈ちゃんとは?」
「昨日の夜に散々相手をしたよ」
「昨日の夜ね、私、一人エッチしたんだ」
「そうか」
瑞穂の突然の告白に、俺は少し戸惑った。構わずに瑞穂は続ける。
「私だけじゃないよ。愛佳ちゃんや、理佐ちゃんも…」
「何だって!?」
志田愛佳と理佐が自慰をしていたと聞いて、大層驚いた。愛佳と理佐は、感情を表に出さないキャラで、二人でザ・クールと呼ばれているほどだ。しかし、それは仮の姿で、本当は皆と仲睦まじく楽しそうにしている。昨日の理佐を見る限り、まだ俺にはクールな一面を見せてはいるものの、少しずつ化けの皮が剥がれてきている、と思った。
一方の愛佳は、日常的に「お兄ちゃん」と何の躊躇いもなく呼んでくれている。日頃から優しく接してきたのと、セックスによる調教の成果である。性欲に溺れさせて躾けるのは、あまり宜しくないとは思うが、自分にはこれしかない。
愛佳はもろに影響を受けて、性にオープンになりつつあったが、理佐は自分からはあまり持ちかけては来ない。だから、昨日のフェラチオは、極めて珍しい事例であった。そんな二人(特に理佐)が一晩中自慰行為に耽っていたなんて、想像がつかなかった。
「みんなお兄ちゃんとエッチしたがってたよ。私もそう。だから昨日出来なかった分、今日してほしいの」
瑞穂は吐息がかかるほど、グイッと顔を近づけ、あと数センチで唇が重なるか否かというところで、俺を見つめた。瑞穂の円らな瞳に、自分の姿が映り込んでいた。そのままお互いに顔を近づけ合い、キスを交わした。少し薄いが、柔らかい唇だった。
「寂しかった…お兄ちゃんと…少しでもいいから…一緒にいたかった…」
瑞穂の愛おしげな囁きが、キスに合間に聞こえた。キスをしながら下腹を擦り付けてくる。
「ねえ…お兄ちゃんの部屋に連れてって…?」
「時間があまりないぞ」
「それでもいい…お兄ちゃんが欲しい…」
瑞穂の懇願に、俺は部屋のドアを開けた。誰もいないとはいえ、いつまでも俺の部屋の前で話していたくはなかった。
「ベッドじゃないけど我慢してくれ」
俺はソファーに座り、膝の上に乗るように促した。瑞穂は意図を理解したのか、スカートの中からパンティーとストッキングを下ろした。そして、俺の膝の間に跪く。
ズボンを下ろし、ボクサーショーツの合わせ目からペニスを引っ張りだした。男根を目にした瑞穂の目が、女の興奮で潤む。端正な手で撫でると、口に咥え込んだ。今朝、酷使したばかりのペニスは、束の間の休息から覚め、たちまち硬直した。
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