欅坂エロ小説 |
- 458: 名前:作者投稿日:2017/04/09(日) 20:00
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>>456
この後の回想シーンで出ます。セックスの描写は無いですが…
それから数日が過ぎ、作戦決行の時が来た。
俺は事前に用意しておいた睡眠薬の包みを出した。
茜の飲み物に混ぜて使う。
茜には申し訳ないが、しばらくの間眠ってもらうことにした。
その方が、事がスムーズに運ぶからだ。
だが、仕事場でやると、色々と面倒なので、帰ってから実行することにした。
茜には、夜に俺の部屋で会おう、と個人的に連絡していた。
約束の時間になると、ドアがノックされた。
ドアを開けるや否や、満面の笑みを浮かべた茜が抱きついてきた。
「嬉しい。お兄ちゃんの方から誘ってくれるなんて…」
中に入れると、俺は茜をソファーに座らせた。
「茜ってもう20歳だっけ?」
「まだだよ。って言っても19歳だからもうすぐだけどね」
「じゃあまだ酒はダメだな」
俺はペットボトルのオレンジジュースを開けて、コップに注いだ。
茜に見えないように、こっそりと睡眠薬を混ぜる。
入れた瞬間、すぐに液体に溶けてしまった。
粒が細かいから、見た目では入っているとはわからないだろう。
自分の分にも注ぎ、茜のもとへ行く。
「ほら、これで乾杯しよう」
「ジュースとか、なんか子供っぽい感じ」
「酒はもう少し我慢だ。20歳になったら、その時はまた二人で乾杯しよう」
「うわ、楽しみだなぁ」
茜はうっとりとした笑みを浮かべた。
グラスを合わせて、俺は茜がジュースを飲み下すのを見届けた。
俺の予想に反して、一気に飲み干してしまった。
「ぷはぁ。お風呂から上がった後だったから、喉渇いてたんだよね。ねえ、ゆっかーとは飲んだの?」
「ああ。前に一度な。確かその時はあいつのリクエストで、赤ワインを一緒に飲んだっけな」
「羨ましい…妬いちゃう」
茜は俺の腕にギュッと抱きついて甘えてきた。
彼女の目はセクシーだった。その瞳は、嫉妬の炎で燃えていた。
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