欅坂エロ小説 |
- 452: 名前:作者投稿日:2017/04/05(水) 20:32
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今日は別の仕事だったため、欅坂のメンバーと再会したのは、寮に戻ってからだった。
葵のいる部屋のドアをノックする。
「はーい」
中から葵の声がして、ドアが開けられた。
「あっ、お兄ちゃん!」
「よう、話があってな」
「あ、あの話?」
「そう」
葵は誰も入って来ないように、鍵を閉めた。
ベッドに二人並んで座る。
「で、話って?」
「詩織に協力を仰げたよ。OKしてくれた」
「そう。よかった…」
「詩織から色々モノを借りて、やろうと思ってるんだが、他にも人を誘いたい。そこでなんだが、茜に不満を持っているメンバーを探したいんだ。葵にも協力してほしい」
「なるほど…わかった。探してみる」
「茜に気付かれないように慎重にやるんだぞ」
「わかってるよ」
葵は心配するな、というようにウィンクした。
「俺の方でも探してみる。見つかったら言ってくれ」
「オッケー。ありがとうね、お兄ちゃん」
「じゃあ、そういうことで。頼んだぞ」
俺は葵に言い、部屋を出た。
「フッフッフッ、話は聞かせてもらった!」
いきなり横から野太い声が突き刺さり、俺は飛び上がった。
振り向くと、謎の決めポーズを取った愛佳がいた。
「驚かさないでくれ。寿命が縮む」
「…ってのは冗談で、私も協力するよ。あかねんには色々思うことがあるからね」
「いいのか?」
「大丈夫、誰にも言わないから。じゃ、そういうことで」
「ちょっと待った。頼みがある。愛佳の方でも、誘いをかけてほしい」
「ああ、そういうこと。いいよ。私の直感で選んでいいの?」
「ああ、頼む」
「オッケー。また連絡するわ」
愛佳は手を振りながら歩き去った。
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