欅坂エロ小説 |
- 335: 名前:作者投稿日:2017/02/04(土) 15:05
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寮長室に着くと、菜々香は力尽きたように倒れ込んだ。
顔は真っ赤で、目はいつも以上に虚ろだった。
ショーツからローターを引っ張り出すと、性器の中に入れていたわけではないのに、表面はびしょびしょに濡れていた。
そのショーツも、溢れ出た愛液で濡れに濡れ、もはや下着の役割を果たせなくなっていた。
「こんなにしてたのか」
俺の声にも、ついに反応しなくなった。
体を抱き抱えてベッドに運ぶ。
まず濡れた下着を脱がせ、不快感を除いてやる。
次々と衣服を脱がしていくのにも、抵抗を示すことはなかった。
(やはりやり過ぎてしまった。無理をさせてしまった)
ここまで来ると、さすがに罪悪感を感じずにはいられない。
しかし、目の前に横たわる菜々香の全裸体を見て、このままセックスをしてしまいたい衝動に駆られた。
その衝動を抑え、俺は携帯を取り出した。
LINEを開き、通話を開始する。
『もしもし?』
「俺だ。すまないが、菜々香の部屋に行って、寝巻きを持ってきてくれないか」
『え、何で私?』
「お前とは最近話せてなかったし、いい機会だと思ってね」
『しょうがないなぁ。お兄ちゃんの部屋でいい?』
「ああ、頼む」
『すぐに行くから』
そこで電話は切れた。
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