欅坂エロ小説 |
- 173: 名前:作者投稿日:2016/12/28(水) 00:19
-
由依はゆっくりと脚を開いた。花弁が濡れ光っている。
「挿れて…ここに…」
その声は、女の欲望に満ちたものだった。とても16歳とは思えない。すると、その横に佑唯が並んだ。
「ダメぇ!」
佑唯は鋭く叫びながら、同じように性器を見せてきた。佑唯の花弁は、由依ほど濡れてはいなかった。
「ゆいぽんが先なんてずるいよ。私もしてほしい!」
こちらは19歳なのに、由依よりも子供っぽいところがあった。しかし、それは決してワガママではなく、ただ負けず嫌いなだけなのだ。
「じゃあ、じゃんけんしよう。勝った方が先にお兄ちゃんとエッチする。いい?」
「いいよ!」
由依の提案に、佑唯はすぐさま乗った。二連続であいこを出した後、グーとチョキで、結局由依が勝った。
「はい、これで決まりね」
「うぅ…」
佑唯は悔しそうに唇を噛んだ。しかし、泣くことも、文句を言うこともしなかった。
「改めて…セックスしよう?」
由依は微笑んだ。由依の体に覆い被さり、その肌に触れた。
貧血や低血圧を頻繁に引き起こすとは思えぬほど、体温は高かった。
ゴム毬のような乳房を揉み、茶色の乳首に吸いつく。
「あっ…んんっ…」
由依は眉間に皺を寄せて、小さく喘いだ。乳首が硬く尖っていく。
手は腹を通って、下半身に着いた。
尻を撫で回し、股間に手のひらを当てがう。中指で花弁を撫でる。
「ああっ…!」
少し触っただけで、腰をびくつかせた。準備は整っているようだ。ペニスを花弁に当てがい、少しずつ腰を進め、中に侵入させていく。
「んんんん…」
異物が体内に入ってくる感覚に、由依は眉間に皺を寄せて呻いた。律動を始めると、由依の中の構造にゴリゴリと刺激された。由依は始めからきつく締め付けてきた。
「あっ、あっ、あんっ」
腰を動かすたびに、由依は声を上げた。きつく目を閉じている。横目でチラッと見ると、由依が喘ぐ様子を見ながら、自慰をしている佑唯の姿を認めた。
声を出さずに佑唯の腰を抱き寄せ、濡れきった性器の中に、二本の指を挿入した。
「ふぁあ…!」
佑唯は堪えきれずに甘い声を上げた。中指と薬指に感じる、佑唯の中の温度は相当高かった。指を動かすと、愛液が淫靡な音を立てながら飛散した。
そこから、由依とセックスをしながら、同時に佑唯も攻撃するという、難しい状態が続いた。
佑唯に集中すれば、腰が疎かになってしまい、逆に由依に集中すると、手を疎かになってしまう(そのたびに佑唯が切なげに見つめてくるのだ)。
そうならないように、常に二人に気を配り続けなければならなかった。
ダラダラ続けているのも疲れるから、一旦佑唯の中から指を抜いて、由依の腰を抱きながら、俺は由依を強く突いた。ぶるっ、と乳房が大きく揺れた。
「ああっ!すごいぃっ!気持ちいいぃっ!イキそうっ!イクぅぅ!!」
由依は悲鳴を上げながら、ギュッとしがみついてきた。射精を行ったのはその時だった。ドクドクと由依の中に流れ込んでいく。
「あぁ…お兄ちゃん…出てるぅ…」
涙目になって由依は、俺を見つめながら言った。結合を解くと、花弁から白濁した精液がドロリと溢れてきた。
-
-
|
|