欅坂エロ小説 |
- 164: 名前:作者投稿日:2016/12/25(日) 11:55
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作者です。
今、掲示板を開いたらたくさんコメントが来ていてびっくりしましたw
言い訳でも何でもいいです。毎日見に来てくれている方がいるということがわかって良かったです。すごく嬉しいです。
ここからゆいちゃんずが登場します。
P.S. >>163はミスです。ごめんなさい。
夜の自室。小さく2回、ドアがノックされた。
「どうぞ」
俺はドアに向かって声を張り上げた。ゆっくりとドアを開けて入ってきたのは、由依だった。由依一人ではなく、仲の良い今泉佑唯も連れていた。
友香の言う通り、今日の由依はいつもより暗い印象を受けた。
「由依。ちょうどよかった。話がしたかったんだ。なんだかいつもより落ち込んでるって、みんなが心配しててな」
「…お兄ちゃんのせいだよ」
「え?」
「昨日、美愉ちゃんとエッチしてたの知ってるよ。私、見てたから」
昨日のあの物音。その正体は由依だったのだ。意外なことが判ったが、しかし、なぜ…。そんなことを考えていると、佑唯は言った。
「昨日の夜、部屋で二人で遊んでたの。途中でゆいぽんがトイレに行くって言って、部屋を出て行って…」
それで俺たちの事を目撃したわけだ。ようやく合点が行った。由依は言った。
「私、眠れなかったんだ。寝ようと頑張って目を閉じても、お兄ちゃんのことばっかり考えちゃうの。気持ちよさそうにしてた美愉ちゃんを見て、羨ましくって…だからお兄ちゃんのせい!」
由依のめちゃくちゃな理屈を聞いていてわかったのは、テンションが低かった原因の一つが、一睡も出来なかったことによる眠さと疲労によるせいだ、ということだ。俺のせいで眠れなかった、というのはさておき。
「で、俺にどうしてほしいんだ?」
「抱いて…美愉ちゃんと同じようにして」
そう答える由依の目は、射るように真っ直ぐだった。
ベッドの上で、俺と由依は向かい合ってキスを交わした。由依の厚ぼったい唇は、やはり柔らかかった。
向こうが貪るように求めてきて、この前よりも情熱的なものになった。深く吸い付いてきたり、中に侵入してきた由依の舌が躍った。甘い唾液が流れ込んでくる。
「んっ…ふっ…」
由依の呻きが漏れてきた。唇を離して見つめ合う。由依の憂いを帯びた瞳は濡れていた。そしてそれはいつになく妖しく、由依の体に纏われた官能のオーラを強くしていた。
すると、隣で目を輝かせながら羨ましそうに見つめていた佑唯が、俺の背中に抱きついてきた。
「ねー、ゆいぽんばっかりずるい。私にもしてよー」
佑唯はすねたように唇を尖らせながら言った。柔らかな乳房が背中に押し付けられて押し潰れた。ノーブラなのか、乳首の突起までわかる。
顔だけ後ろに向けて、佑唯にキスしてやる。嬉々として応じてきた佑唯は、由依に引けを取らないような濃厚なキスを仕掛けてきた。こっちも飢えていたらしい。
佑唯とのキスに夢中になっていると、横から頬にキスをされた。二人の『ゆい』にキスをされながら(代わる代わる相手をしてやりながら)、ベッドに体を倒した。
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