欅坂エロ小説 |
- 150: 名前:作者投稿日:2016/12/18(日) 16:53
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眠りから覚めて、体の感覚がはっきりしてくると、何かが体にのしかかっているのに気付いた。
目を開けると、寝る前までいなかったはずの友梨奈が、俺に抱きついたまま眠っていた。体には何も身につけていない。
全裸の少女二人に抱きつかれて、布団の下(ちょうど友梨奈の股間の辺りだった)でペニスは最高の硬度になっていた。朝勃ちの良い理由になる。
俺の上でぐっすりと眠っている友梨奈の頭をそっと撫でた。それだけでは目を覚まさない。しかし、彼女にはどいてもらわねば動けない。
そこで、可愛らしい寝顔にキスをした。すると、友梨奈はゆっくりと目を開けた。口元に微笑を浮かべる。
「おはよう、お兄ちゃん」
友梨奈は囁いた。熟睡している美愉にちゃんと配慮しているのが素晴らしい。
「いつからいたんだ?」
「んー、深夜1時半くらいかな。部屋に戻ったら、美愉のベッドがいつもより膨らんでて、覗いたらお兄ちゃんがいたの。それで羨ましくなって…」
「なるほどな」
昨日、美愉と交わっていたのはまだ日を跨いでいなかった頃だった。とすると、昨日ドアの外で物音を立てたのは友梨奈ではない。
もともとこの部屋は友梨奈と美愉の相部屋で、部屋に入るのを遠慮する理由もない。むしろ友梨奈ならば乱入してきただろう。では、一体誰が…。そんなことを考えていると、友梨奈が言った。
「ねえ、お兄ちゃん。おちんちん、ビンビンじゃん」
「え?ああ」
「私のベッドに来て」
友梨奈は俺から下りて、自分のベッドに横になった。もちろん、全裸のままだ。大胆に脚を広げる。友梨奈の花弁は蜜液で光っていた。美愉を起こさないように、そっとベッドから下りる。床に友梨奈のものと思われる服が脱ぎ捨てられていた。それを一瞥して、友梨奈のもとに行く。ペニスは天を向いてそそり立っていた。それを見て、友梨奈はニヤリと笑った。
「もう濡れてるの。早く入れて…」
友梨奈の体に覆い被さって、正常位の体勢で体を繋げた。
徐々にペニスが入ってくる感覚に、友梨奈は口を開きながら瞳を潤ませた。
「んはぁっ」
全てが埋まると、友梨奈はため息を吐いた。律動を始めると、ベッドが鈍く軋んだ。朝で頭がうまく働いていないせいか、早く動く気力がない。
「はぁ…はぁ…はぁっ…んっ…はぁっ…」
友梨奈は意識して声を上げないように努めていた。友梨奈の声より、ベッドの音で美愉が起きてしまいそうだ。今、ここから見ると、美愉はこちらに背中を向けて眠っている。だからもし起きてしまっていたとしても、表情を窺い知ることができない。ゆったりとしたセックスだから、そんなに音は立っていないはずだが…。
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