欅坂エロ小説 |
- 1149: 名前:名無しさん投稿日:2018/12/31(月) 18:40
-
夜8時頃、部屋のインターフォンが鳴った。誰が来たかは分かっていたのでモニターは見ず、そのままドアを開けた。
そこには昼間に約束を交わした愛萌と美穂が立っており、さらにその後ろには俺にとって初対面の子が二人立っていた。
愛萌「えへへ、連れてきたよ」
美穂「とーっても可愛い子達でしょ?ひらがな2期生って!」
愛萌と美穂の連れてきた二人には見覚えがある。名前は確か−
「お兄ちゃん初めまして!丹生明里です!宜しくね!」
記憶の底から引っ張り出す前に躍り出てきた弾けるような声。そうだ、この子は丹生明里という。溢れんばかりの笑顔がキュートで、どこか天然そうなその雰囲気に心惹かれた。
美穂「丹生ちゃんもずっとお兄ちゃんに会いたがっててさ、連れてってって凄くて!」
明里「だって1期生の人達とか2人の話聞いてたら興味出てきたんだもん!」
流石と言うべきか、グループ内での噂が広まる速さに俺は若干驚きを隠せなかった。この分だと俺の事を知らないメンバーは恐らく居ないだろう。少し誇らしいような妙な気分である。
俺「そっか。で、そっちの子は?」
俺は未だメンバーの陰に隠れる非常に端正な顔立ちの少女にことを聞いた。可愛いのは勿論の事だが、人によっては美人という方が相応しいかもしれない。
愛萌「ほら菜緒ちゃん、恥ずかしがってないで前においでよ。せっかくここまで来たんだからさ」
菜緒「あ…小坂菜緒です、宜しくお願いします」
丁寧な挨拶の後にぺこりと頭を下げたその少女は小坂菜緒という。名前を聞いた瞬間に思い出した。この子は加入してから1年と経たずに雑誌の専属モデルに抜擢される程注目されている。
美穂「私達が連れてきたのはこの二人。どう?テンション上がっちゃうんじゃない?」
若い娘におちょくられるのは慣れている。だが、この日ばかりは認めざるを得なかった。昼間は愛萌と美穂への愛撫だけで済ませて本番は迎えていないが故に、俺自身も欲している。しかも俺にとっても2期生にとっても初めての時間が始まろうとしているのだ。この寮では新たなメンバーを迎え入れればそれだけ新たな欲求が生まれてくる。長い夜が幕を開けた。
-
-
|
|