KoMaDo   LaZoo@カオスファイル : 妄想/願望  ■ Headline ■ HOME    

妄想/願望トップへ ▼カッ飛び最後   全レスを表示
 レス数30でのページ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 [最新レス]


  欅坂エロ小説

01: 名前:名無しさん投稿日:2016/10/06(木) 01:27
誰か、欅坂で書いて!!

02: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/01(火) 00:49
個人で書いているシリーズ物の中で欅ちゃん達のお話を書いたのですが、それで宜しければ載せます

03: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/01(火) 00:51
宜しくない

04: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/01(火) 02:00
お願いしますね

05: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/01(火) 03:27
お願いしませんね

06: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/01(火) 04:49
いやいやお願いしますよ

07: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/01(火) 22:20
ありがとうございます。では、載せさせていただきますね。
その前に、設定の説明兼あらすじを。いきなり載せると訳が分からないと思うので。

主人公の桜木達也は、大手芸能プロダクションのマネジメント部に勤めるヤリ手のマネージャーである。
ある日、親友が病で倒れ、ひょんなことからその親友が寮長を務めていた寮の業務を引き継ぐことになる。
空っぽだった寮に、普段から関わりのある様々なアイドルグループのメンバー達を呼び寄せ、住まわせることに。
達也は皆に、敬語をなるべく使わず、自分のことを『お兄ちゃん』と呼ぶようにルールを作る。距離感を縮めるだけでなく、兄妹のいない達也のお兄ちゃんと呼ばれたい願いを叶えるためでもあった。
そして、達也はもう一つの顔を持っていた。それは、性欲処理係。恋愛禁止の少女達の性欲を発散させるために、毎晩必ず一人と一夜を共にし、性の開発をする日々を送っていた・・・。

これは、達也と『いもうと』達の“性”活のお話。


かなり偏った妄想の話である上、文才もありませんが、よろしくお願いします。次から載せます。

08: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/01(火) 22:32
15歳の独占欲

「…おーい、起きてよぅ」
頭上から声が降ってくる。体を起こそうにも、気怠さで頭が重く、体が言うことを聞かない。
「もー!お兄ちゃん、起きてってば!」
体を激しく揺さぶられる。声の主が誰かはわかっていた。重たい瞼を開けて、朝日が差し込んで明るくなった部屋の天井を見つめた。目の焦点が定まってくる。それから声の方に向き直った。
「おはよう、お兄ちゃん」
平手友梨奈は微笑みながら、横から顔を覗き込んでいた。昨日の夜の名残か、友梨奈は全裸のままだった。小振りな乳房も性器も隠すことはしない。今をときめくアイドルが、我が寮では、こんなあられもない姿で生活している。真面目で清純派に見られる友梨奈のイメージを、180度覆すことは間違いない。
「友梨奈は早起きだな」
「お兄ちゃんが寝坊助なんだよ」
友梨奈の腰に手を回すと、ゆっくりとベッドに乗ってきた。俺の隣に体を横たえたかと思うと、ゴロゴロと転がって俺の体に馬乗りになった。顔の横に手をつき、グイッと顔を近づけてきた。
「お兄ちゃん、好き」
うっとりとした目つきで友梨奈は呟き、キスをしてきた。
「女の子に裸でそんなことされたら…」
「興奮しちゃう?」
友梨奈はニヤニヤ笑いながら言った。
「まあね。また一戦交えたいところだけど、もう起きないと」
「こんなに大きくしちゃってるのに」
友梨奈は自分の腰の下で勃起しているペニスを握った。朝勃ちという生理現象は、数十年生きてきた今でも、未だによくわからない。
「今日のうちにまたどこかで出来るよ。さ、どいてどいて」
友梨奈は唇を尖らせて、俺の上から降りた。床と水平に屹立しているペニスをボクサーショーツに無理やり押し込め、手近にあった服を適当に着る。どうせ後でスーツに着替えるのだから、今着る服などいちいち選ぶ必要はない。
「友梨奈も早く服着ないと置いてくぞ」
「待ってよー!あれ?パンツどこ行った?」
慌てて床を這いずり回って、脱ぎ散らかした下着を探す友梨奈が可笑しくて、思わず吹き出してしまった。

09: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 00:26

10: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 01:14
素晴らしい。続けてください。

11: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 02:05
今日はいつもより起床時間が早めだった。21人全員を乗せるための送迎バスを手配してあり、その時間が今から1時間後なのだ。朝飯をのんびり食べている時間はない。当然ほとんどの者は寝巻き+すっぴんで、とてもすぐに出かけられる状態ではなかった。
「みんな急いで食えよ。今日は時間がないんだ」
「えーっ。ご飯くらいゆっくり食べさせてくれたっていいじゃん」
おてんばな尾関梨香が唇を尖らせる。
「そうは言ってもなぁ、梨香。あと50分くらいでバスが来ちゃうんだよ。みんなの着替えとかを待ってたら、あっという間に時間になると思う」
「う…確かにそうだね」
「お兄ちゃん、食べるの早っ!」
織田奈那は目を丸くした。この二人はとにかく明るくて、よく喋る。
「いつもと違って急いでるからね」
「急いで食べたら体に響くよ?」
「心配してくれてるのか、嬉しいな」
奈那の頭を撫でてやると、顔をくしゃくしゃにして笑った。
「お兄様」
俺のことをこう呼ぶメンバーはそうそういない。菅井友香は上品なお嬢様で、話す時はいつも敬語だ。ちなみに、同じ寮生であるAKB48の岡田奈々も俺のことを「お兄様」と呼ぶ。
「あの…メイクって向こうで出来ますよね?」
「もちろん。何ならバスの中でも出来るだろ。心配しなくていい」
「わかりました。みんなにも伝えておきますね」
「頼んだ」
俺は空になった盆を片付け、自室に戻ってスーツに着替えた。歯を磨き、髪を整え、仕上げに香水を首と手首に振りかけた。部屋から出ると、欅坂の子たちが慌ただしく動き回っていた。ほとんどが部屋のある上の階で着替えているらしい。
「お兄ちゃん!この服どうかな?」
友梨奈の次くらいに甘えん坊な上村莉菜が、私服を見せにやってきた。見た目は友梨奈と変わらないほど幼く見えるが、実は19歳と年上株である。
「うーん、いいね。可愛い」
「嬉しい!」
莉菜は嬉しそうにピョンピョン跳ねながら外へ飛び出して行った。バスがもう既に待機している。俺が乗り込む頃には、全員が揃っていた。今日はテレビ収録があるだけだ。

12: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 02:18
>>10さん、ありがとうございます!

「お兄ちゃん」
話しかけてきたのは、小池美波だった。やたらと前髪を触っている。
「前髪どうなっとる?おかしくない?」
「別に変なところはないよ」
「そうかなぁ…なんかしっくり来ないんやけどなぁ…」
美波は納得がいかないとばかりにブツブツと呟いた。ならば人に聞くなと言ったら負けである。
「そんなにこだわらなくても良いんじゃないか。髪がどうであれ可愛いんだから」
美波の手がピクッと反応して止まった。
「今のフォロー?」
「違うよ。素直な感想だ」
「…そっか。お兄ちゃんがそう言ってくれるならいいや。ありがと」
美波は柔らかく微笑むと、頬にキスをくれた。唇にキスを返すと、美波は固まった。だんだんと顔が赤くなり、目が潤んだ。
「こすい(ずるい)わ、お兄ちゃん…」
美波は今にも泣き出しそうな、震える声で言った。俺の顔に手を伸ばした。
「そんなことされたら…もっとしたくなるやん…」
美波は堰を切ったように、唇を貪ってきた。彼女の欲望を満たすために、身を任せてみた。子犬のように息を荒くした美波は、ピンク色の舌を入れてきた。
「はぁ、はぁ、お兄ちゃんっ」
美波は涙を目に溜めながら、夢中になってキスをしていた。美波の手が、自分の股間に伸びた。キスをしながら自慰行為に及ぼうとする美波の手を取り、俺の首に回した。
「お兄ちゃんの意地悪ぅ…」
「触ってほしいの?」
「うん…」
「じゃあこっちにおいで」
美波はすぐさま座席から立ち上がり、俺の膝の上に乗った。黒のセーターの上から胸を撫で、ショートパンツの上から美波の股間を触った。服の上からでも、そこが熱くなっているのがわかった。
「触ってぇ…お願い…」
美波はベルトを外してパンツを下ろした。白のショーツの上から美波の性器に触れる。
「あぅっ…」
指を撫でつけると、クロッチの部分が湿り気を帯びてきた。クロッチを横にずらし、美波の性器を外気に晒す。指を沈めるとクチュっと濡れた音がした。
「あっ…あっ…」
美波は口に指を入れて声を抑えている様子だった。みんながいるバスの中では我慢しなければならないと思っているようだった。
「我慢しなくていいよ」
俺が言うと、美波は咥えていた指を外して、自分の本能のままに声を上げ始めた。
「あっ、あっ、あぁっ!アカンっ!ひゃっ!」
美波のショーツを下ろし、完全に下半身裸にさせた。片方で美波の尻を撫で回しながら、性器に指を入れて掻き回した。そこで前方に座っている者は、異変に気付いたようだった。近くに座っていた美諭が「あっ」と息を呑んだ。
「あっ!あっ!らめええっ!!」
美波の泣き叫ぶ声が頭上から降ってきた。次の瞬間、美波の体がビクンビクンと何度か震えた。絶頂に登りつめた美波は、立ったまま喉を反らし、その後俺の方に倒れてきた。耳元に美波の激しい息が吹きかけられた。
「あっ…あぁ…みんなの前でぇ…イっちゃったぁ…」
ぐったりと脱力した美波は、ぼんやりと呟いた。

13: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 02:40
「お兄ちゃん…」
横に座っていた鈴本美愉が、フラリと立ち上がった。肉付きの良いふっくらとした太ももが、薄紅色のパンティーストッキングに張りつめられたようになっていた。だがそれは窮屈さを感じさせず、むしろ艶かしく見えた。
「二人のこと見てたら変な気分になっちゃった…」
「俺もそのパンストを見て興奮してきたよ」
「もう…っ」
美愉は恥ずかしそうに笑いながらも、俺の膝の上に乗った。可愛らしい少女のような目つきが、男を求める女のそれに変わった。ぷっくりとした唇にキスをする。胸と腰をぐりぐりと擦り付けてくる。程よく膨らんだ乳房が柔らかく潰れた。
「昨日、てちとエッチしたんでしょ?」
てち、というのは友梨奈のニックネームである。どうしてそう名付けられたかは、俺もあまりよく知らない。
「ああ、まあね」
「お兄ちゃんを独り占めするなんてずるいなぁ。あ、お兄ちゃんのおちんちん、すごい硬くなってる…入れてもいい?」
俺が答える前に、美愉はショートパンツとパンティーストッキングを下ろしてしまった。陰毛の茂みがチラッと見えた。自ら腰を沈めて、ペニスを温かく滑る性器の中に呑み込んだ。
「あふぅ…っ!」
全てが埋まると、美愉は動き始めた。パンパンと肉が鳴った。断続的に声を上げる美愉の腰を掴む。
「あっ、あっ、あっ」
美愉のシャツの前を開き、その下に着ている服の下から手を入れて胸を揉んだ。ブラジャーをしていても、しっかりした胸の感触は十分わかる。しかし、美愉はそれに気付いてもどかしそうに呻いた。
「あんっ…ちゃんと直接触ってよぉ」
美愉のブラジャーをずり上げ、乳房を解放すると、水風船のようにプニプニと柔らかく、手に吸い付くような胸をこねるように揉みしだいた。立ち上がった乳首を摘むと、美愉の声の大きさが増した。
「あっ!ダメッ!」
下から突き上げると、ついに美愉はガクガクと震え出した。性器の中に収まっているペニスに、愛液の濁流が降りかかった。
「お兄ちゃんごめんなさい…私一人でイっちゃってごめんなさいぃ…」
「謝ることないよ」
射精まで行かずに怒張したままのペニスを抜くと、美愉は名残惜しそうに呻いた。愛液で濡れて光るペニスをティッシュで拭く。視線を感じて横を向いた。いつも大人しい渡辺梨加が、うっとりしたような目つきで俺たちを見つめていた。目が合うと、「あっ」と小さく叫んで、慌てて顔を逸らした。パンティーストッキングを直した美愉は言った。
「あっ、お兄ちゃん、梨加ちゃんもしてほしそうだよ」
「わ、私は…」
梨加は慌てて手を振る。その時、バスの速度が落ちた。窓の外を見ると、もうテレビ局の入口近くだった。
「あーあ、残念。梨加ちゃんもエッチ出来たかもしれないのにね」
「私はいいってば…」
梨加は言いながらも、チラチラと俺と目を合わせてきた。少しばかりの期待と羨望の眼差しだった。

14: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 03:16
ずーみんで書いてください

15: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 11:33
>>14さん、ずーみんはこの話では出てきません。次の話で出てくるのでお待ちください。

収録は順調に進み、俺は特に何もすることなく、時間だけが過ぎていった。
「ねえ、ちょっといい?」
後ろから声が掛かり、振り返ると梨加が立っていた。
「どうした?」
「…あの…」
梨加は唇を噛んで、目線を泳がせた。恥ずかしがったりする時、梨加は必ずこうする。
「…お兄ちゃんと…その…」
梨加は口ごもったが、皆まで言わずとも、何がしたいかはわかっていた。
「部屋、行くか?」
俺が言うと、梨加の目が輝いた。コクン、と頷く。『部屋』とは、"妹"達の性欲処理のために俺が見つけた小部屋のことである。その部屋は人目につかない絶好の場所にあり、いくら声を出しても他人にバレにくい。今まで何回も使ったことがあるが、これまで一度もバレたことはない。こっそりと移動し、梨加を部屋へ案内した。辺りを見回し、誰もいないことを確認してから部屋に入った。部屋に入った瞬間、梨加は俺の背中にギュッと抱きついてきた。その状態のまま鍵を閉める。
「ここなら誰も来ない」
梨加はゆっくりと離れる。しばらくの間、向かい合ってお互いを見つめた。梨加の円らな瞳に吸い込まれそうになる。今や梨加は、迷いをなくしていた。自分と相手の二人しかいない今の環境が梨加の心に変化を与えていたのだ。俺は試しに梨加の腕を引っ張って抱き寄せてみた。突然のことに少し驚いた様子だったが、拒否反応は見せなかった。赤い唇にキスをする。梨加の緊張をほぐすように、ゆっくりと時間をかけて、何度もキスを重ねた。梨加も目を閉じて、応えるようになってきた。首に腕を回してくる。より体が密接になり、梨加の心臓の激しい鼓動を感じ取ることが出来た。これが初めてというわけではないのに、それでも梨加のドキドキは鎮まらない。最年長のくせに、内気故に恋愛やセックスに関しては奥手なのである。それでも頑張ってキスやセックスに応えていた。そこが何とも可愛らしい。舌を差し込むと、普段の梨加のようにおずおずと力なく応じてきた。だが、回数を重ねるとそれもなくなってきた。キスだけでかなり時間をかけてしまった気がした。

16: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 12:18
test

17: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 12:18
唇を離すと、梨加の顔は先ほどより紅潮し、目も少しとろけたようになっていた。だんだんと出来上がっていくのが見て取れる。そして、梨加の服に手を伸ばそうとした時だった。
あれほど消極的な梨加が、なんと自分から服のボタンに手をかけたのだ。重そうな制服衣装を脱ぎ落とし、続けてインナーのボタンを外しにかかった。目の前で着ている服を次々と脱いでいく梨加を、唖然と見ていた。
「…お兄ちゃんも脱いで」
気付けば梨加は下着だけになっていた。頷いて、俺はスーツを脱いだ。上半身裸になると、梨加の息を呑む音が聞こえた。
「お兄ちゃんの体…すごく綺麗…」
「そんなことはないよ。俺にも梨加の体を見せてくれ」
俺が言うと、梨加は頷いて、背中に手を回した。プチッと小さく音がして、ブラジャーのホックが外れた。肩紐を落とし、真っ白なブラジャーから乳房を解放した。あれだけ厚そうな衣装では分からないが、梨加の胸は他の者と比べて豊かであった。透き通りそうな程に白い肌をしている梨加の乳房は、触ったら溶けてしまいそうだった。大きめの乳輪と、中心にある小豆大の乳首は薄いピンク色で、白い胸の膨らみに映えた。いつもなら恥ずかしがって、すぐに手で隠してしまうが、今回の梨加は違った。
「ねえ、触って…」
梨加は切なげな表情で俺の手を取り、自ら胸に手を押し当てた。手の中で乳房が柔らかく形を変えた。

18: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 16:57
天才である。これからもお願いします。

19: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 20:24
>>1-18

20: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 21:27
ちょっとトラブル発生。更新頻度遅くなるかもです

「今日はやけに積極的だな」
「だって…お兄ちゃんに…触ってほしかったんだもん…」
梨加の乳房を円を描くように揉みほぐした。梨加の半開きの口から吐息が漏れ出す。興奮で乳首が立ち上がるのがわかった。乳房の表面を触っただけでもビクビクと反応する梨加は、乳首も当然敏感であった。だから俺はまだ触らなかった。時折、唇を噛みながら、上目遣いでこちらを見てくるのは、きっと乳首に触れてほしいと目で懇願しているのだ、と思った。鈍感な振りをして、乳房を揉み続けた。時折、ぷっくりと膨らむ乳輪に指を掠らせると、肩がブルッと震えた。梨加は膝を擦り合わせ、もじもじと体を捩らせた。
「どうしたの?くすぐったい?」
梨加はいやいやをするように、激しく首を振った。怒りさえも讃えた目に涙をいっぱい溜めて、珍しく大きな声で言った。
「ち…乳首…触って…これ以上焦らさないで…お願い…!」
梨加は恥ずかしい台詞も、自分からだんだんと言えるようになってきていた。調教というべきか、訓練というべきか。このまま練習を重ねていけば、友梨奈達と同じくらいのレベルになっていくはずだ。
「こういう時の梨加は正直だな」
梨加の乳首は、今や興奮と期待で硬く勃起していた。指で撫でると、ビクンと大きく体が跳ねた。撫でたり、摘んだり、引っ張ったりする。指だけでなく舌でも弄んだ。両方同時に愛撫すると、梨加は初めて声を漏らした。が、唇を固く結んでいる。部屋の外に声が漏れるのが怖いのか、必死に我慢しているようだ。そんな心配は必要ないのに。
「あっ、んっ、んっ」
「我慢しなくていいよ」
「あっ…あああーっ!」
俺が言うと、梨加の中で何かのスイッチが入ったらしく、いきなり声が大きくなった。と同時に、体を何度も痙攣させた。
「乳首だけでイったんだ?」
梨加は答えずに、荒い息をついていた。背中に指を当て、一直線に撫で下ろした。絶頂に達したばかりの梨加は、それだけでもビクビクと体を震わせた。梨加は俺のズボンにしがみついた。股間を手のひらで撫で、ペニスの感触を確認すると、梨加の呼吸はさらに乱れ、興奮で笑顔になった。

21: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 22:46
いいですね
もな回を楽しみにしてます

22: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/03(木) 13:10
>>21さん、ありがとうございます!モナは次の話でガッツリ出てきます!

「お兄ちゃんのおちんちん…」
梨加は小声で独り言のように呟いた。ベルトを外し、ジッパーを下げる。ズボンとボクサーショーツを同時に下ろされ、ペニスが外気に晒された。梨加の目が輝く。
「…すごく大きい…!」
梨加の手が勃起するペニスを包み込む。手でしごいた後、何の躊躇いもなく口に納めた。頭を振り始める。
「梨加、上手くなったな」
無言で頭を振る梨加を見ながら、感心した俺は小さく呟いた。キャンディーを舐めるように舌を使ってくるので、気を抜いたら射精してしまいそうだった。
「んっ、ふっ、ふぅっ」
梨加はくぐもった声を洩らした。俺は梨加の手がショーツの中に入っているのに気が付いた。フェラチオをしながら、オナニーをしていたのだ。俺は梨加の手を掴んで止めさせた。
「うーっ!」
梨加はペニスを咥えたまま抗議の声を洩らした。
「梨加を気持ちよくするのは俺の役目だ」
何とも気持ちの悪いセリフだが、梨加には効果があったようだった。ペニスを口から離した梨加は、涙目で懇願した。
「じゃあ…私のここ…気持ちよくしてください…」
「ここってどこよ」
「…おまんこ…!」
梨加はもう快楽で思考回路が働かなくなっているらしく、抵抗なく淫語を発した。梨加を立ち上がらせ、背中を向けさせる。後ろからショーツに手を差し入れ、陰毛の茂みを通って、濡れそぼった性器に到達した。
「あぁっ…!」
梨加の性器に指を沈ませると、クチュッと濡れた音がした。体が小刻みに震える。
「もうビショビショに濡れてるよ」
「あぁん…だってぇ…」
梨加の切ない声が興奮を煽る。もうショーツは溢れ出た愛液で表面まで濡れていた。脚から下ろすと、梨加はついに全裸になった。
「お兄ちゃんのおちんちんが欲しいから…さっきもオナニーしてた…」
「さっきって、ここに来る前のこと?」
「うん…トイレの個室で…ずっと頭の中で考えてたから…っ」
梨加が愛おしくなって、体を抱き締めながら、俺は指を動かす速度を上げた。淫らな水音が大きくなる。
「あっ!あっ!ああっ!ダメぇっ!」
心の箍が既に外れている梨加は、愉悦の声を上げた。その叫びは密室に響き、吸い込まれた。腰がガクガクと震えだし、脚から急に力が抜けた。ぐったりと脱力した梨加を、壁に手をつかせた。
「まだまだこれからが本番だぞ」

23: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/03(木) 15:01
てちはあれいっかいでおわりですか?

24: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/03(木) 15:35
>>23さん、てちはこの後でまたガッツリ出てきますよ!この話はてち回なので。
ただ、この掲示板に載せる前に加筆・修正をしていたところ、その大事な部分が消えてしまったのです…。
>>20で言ったトラブルはそのことです。
今、思い出しながらもう一度書き直しているところです!

「まだまだこれからが本番だぞ」
梨加は、荒く息を繋ぎながらこちらに顔を向けた。期待と緊張の入り混じった表情をしていた。次の展開を待っているようだった。ペニスを梨加の性器に当てがい、徐々に沈めていく。
「あうぅっ…!」
梨加は呻いた。愛液で光り、よく滑る梨加の花弁に、スムーズに挿入できた。律動を開始すると、梨加は喘ぎ声を上げた。
「はぁ…はぁ…あっ…あぁ…」
パンパンと梨加の尻の肉が鳴った。こちらから一方的に攻め立てるような格好だったから、いくらでも梨加を翻弄することができた。梨加の弱点・Gスポットは把握しているので、そこを責めたり焦らしたりした。背面からのセックスなので表情は窺えないが、きっと皆が見たことがないような女の表情になっているに違いない。いったんペニスを引き抜き、体位を変えた。向かい合って梨加の体を持ち上げ、再び梨加の性器に挿入する。俗に駅弁と呼ばれる体位だ。ズンズンと突くと、まるで首が据わっていないかと思うほど、ガクガクと頭を波打たせた。梨加の顔は真っ赤に紅潮し、口の端からだらしなく涎を垂らしながら快美を訴えた。
「ああっ…あっ…ああああっ!イクぅっ、イキそう…っ!」
「もう出そうだっ」
俺は唸りながら、勢いよく射精した。その瞬間、梨加は獣の声を上げ、全身で俺にしがみついてきた。恐らく誰一人聞いたことがないであろう咆哮だった。二人は暫しの間硬直し、快感の波が収まるのを待った。梨加の熱い吐息を感じた。落ち着いた頃に、結合を解いた。愛液が糸を引き、さらに花弁から精液が逆流してきた。
「はぁ…はぁ…すごかった…」
「梨加が本当はこんなにエッチな女の子だってこと、誰にも見られたくないな」
「お兄ちゃんだけが大好き…愛してる…」
梨加は恍惚の表情のまま、涙を流しながら言った。可愛らしい顔がぐしゃぐしゃになっていた。俺たちは、もう一度熱いキスを交わした。また一歩、梨加の開発が進んだ。

25: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/04(金) 22:42
俺と梨加が一戦を交えていた頃、収録が長引いたらしく、幸運にも一部始終を見られることも、怪しまれることもなかった。もう一つ驚いたことは、あれほど濃密な時間を過ごしたにも関わらず、実際は30分と経っていなかったことだ。俺のことはまだしも、梨加がいないことに気付いて探したかもしれないが、そのうち皆で振りの確認なり、遊んだりして暇つぶしをしていたのだろう。これが1時間とかだったらまずかったかもしれない。きっとテレビ局内で大捜索が始まっていただろう。ひとまずホッと胸を撫で下ろす。
「あ、お兄ちゃん」
どこからか、感情の分かりづらい声がした。振り向くと、渡邉理佐が廊下に立っていた。
「やあ、理佐じゃないか」
「ねえ、どこ行ってたの?みんな探したんだけど」
「悪かったなぁ。近所に飯食いに行ってただけだよ」
やはり探されていたらしい。俺はあらかじめ考えていた嘘をついた。部屋を出る時に、誰に何を聞かれてもいいように梨加と口裏合わせをしておいたのだ。
「ケータリングあったのに」
「ここだけの話だが…あまりケータリングの飯は好きじゃないんだ」
「ふーん。で、梨加ちゃんと一緒に行ったの?」
「うん。誘ったら来てくれた」
「今、さらっと『うん』って言ったね」
「事実だからな」
理佐はフンと鼻を鳴らした。まだ納得がいかないという様子だ。
「そう怒るなよ。今度はお前も誘うから」
俺は理佐に歩み寄って、ショートヘアをひと撫でした。ようやく理佐は笑みを浮かべた。
「別に私は怒ってないよ」
「そうか。ならよかった」
「『私は』ね」
その時、近くの小部屋から長濱ねるが出てきた。欅坂46のアンダーグループのけやき坂(通称・ひらがなけやき)の唯一のメンバーである。
「あっ、お兄ちゃん!」
俺を見ると、ねるはピョンと軽く飛び跳ねた。いつものように腕に縋り付いてくる。友梨奈に引けを取らない甘えようだった。理佐は頑張って、というような薄ら笑いを浮かべて、どこかへ行ってしまった。助け船はなくなった。
「ちょっとお話しよ?」
「ああ、いいよ」
背中を押され、半ば強制的にねるのいた部屋に入れられる。さっきいた部屋よりも広いが、中はみんなの荷物だけが放置されていて、誰もいなかった。
「みんなはいないのか」
俺は独り言ちた。次の瞬間、ねるが抱きついてきた。
「ねえ、どこに行ってたの?」
「それ、さっき理佐にも聞かれた」
「だってずっといなかったじゃん…」
ねるは上目遣いで見つめてきた。目に少し涙が溜められていた。思わずドキリとしてしまう。
「心配したんだから…」
「梨加と飯食いに行ってたんだ。みんなにも声を掛けるべきだったな」
「ずるい…」
ねるは顔を埋めたまま、胸板を拳で叩いてきた。別れ際のカップルのようだ。いや、カップルでもあまりこういうことはしないかもしれない。
「ねるだって、お兄ちゃんと一緒にいたかったんだよ?」
「ごめんな」
俺はねるの頭を撫でた。ふわりと髪の匂いが漂った。少しでも機嫌が直ればいいと思った。ねるは顔を上げた。
「お兄ちゃん、チューして。それで許してあげる」
それがねるのセックスの合図だった。今までこう言われて、キスだけで終わった試しがない。それでもねるが許してくれるならばよかった。ねるの唇にキスをした。唇を重ねた瞬間、腰に回されていた腕が首に移った。このキスを待ち望んでいたのが伝わってきた。ねるは積極的に何度も唇を貪るように重ねてきた。

26: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/05(土) 04:26
ねるはキスをしながら、紫色の制服衣装を脱ぎそうになっていた。その手を止めると、ねるは不満げに呻いた。
「止めないでよ…」
「誰か来たらヤバいぞ」
「鍵閉めたから誰も来ないよ」
その時、タイミングを見計らったかのようにドアがノックされた。ねるはビクッと反応して振り返った。
「ほら、噂をすれば」
続けざまにドアが連打される。ねるは再び寂しげな表情になった。ため息をつき、ドアの鍵を開ける。ドアを開けると、そこにはニヤニヤしながら腕組みをした理佐が立っていた。
「やっぱりね」
「え?」
「いや、やっぱりそうだよなぁと思って」
「何が?」
ねるは動揺を必死に隠そうとしていた。理佐はクールに微笑んだままだ。
「隠さなくたっていいよ。ドアの前で全部聞いてたし」
理佐が言うと、ねるはうな垂れた。落ち込んだのではなく、恥ずかしくて居心地悪そうになったみたいだ。俺は聞いた。
「どこか行ってたんじゃなかったのか?」
「ん、行こうとしたよ。でも二人が部屋に入っていくところを見たら、なんか我慢出来なくてさ」
理佐は隣に歩み寄ってきた。肩に手をかけてくる。
「ねえ、本当のこと言いなよ」
「本当のこと?」
「とぼけちゃって。さっきの話のことだよ」
「ああ」
俺は返事を返しながら、まさか梨加に詰問したのでは、と少し不安になった。
「あれは本当の話だよ」
「…そう。そんなに言い張るんなら」
理佐は右手を俺の股間に撫でつけてきた。ズボンの上からペニスを撫で回す。
「ここに聞いてみよっか?」
「理佐ちゃん何してんの!?」
ねるは驚愕の面持ちで叫んだ。俺も理佐がアグレッシブな行動を取るとは思わなかった。理佐は俺の前に跪き、ズボンのジッパーを下げた。中に手を差し込み、ペニスを引っ張り出した。隣で見ていたねるが、「あっ」と小さく悲鳴を上げた。鼻から息を吸った理佐は顔をしかめた。
「んっ。何か変なニオイがする。でも…嫌じゃない。何のニオイか当ててあげようか」
半勃ちのペニスに顔を近づけ、さらにニオイを嗅いだ。口角が上がったことから、確信に変わったらしい。
「ザーメン」
理佐の口からザーメンという単語が出てくるのも、ムッツリスケベっぽくてなかなか乙なものだが、今は頑張って嘘を貫き通さなければならない。

27: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/05(土) 10:43
「ザーメンって…まさか」
ねるは口元を覆った。理佐の細長い指がペニスを握った。ギュッと力を込めて握られて、俺は思わず呻いた。
「ねえ、もう正直に言っちゃいなよ。梨加ちゃんとエッチしてましたって」
理佐はシュッシュッと手で扱きながら俺を見つめてきた。鋭い快感に、俺はただ唸ることしかできなかった。
「フフフ、気持ちいいんだ?じゃあ、もっと気持ちよくしてあげる」
理佐はニヤリと笑うと、ペニスの全長を口に納めてしまった。理佐の口内は、唾液でよく滑り、理佐が頭を振るたびに、まるで性器に挿入しているかのような快感が、背骨を駆けていった。
「あっ、理佐、ダメだ、もう出そうだ」
「いいよ、らひても」
理佐は舌にペニスを乗せたまま喋った。それから容赦ないラストスパートをかけてきた。さっきの何倍ものスピードで手コキをされ、俺は爆ぜる一歩手前の状態まで追いやられた。理佐のそばで、両手で口を覆って遠巻きに見ていたねるも、性の興味には勝てなかった。理佐の隣にしゃがみ、至近距離で理佐の攻撃を見つめた。理佐の舌先が亀頭に触れた瞬間だった。
「あっ、もうイクっ」
俺は理佐の口内に射精した。さっき梨加に出したにも関わらず、精液の量は変わらなかった。理佐は目を閉じて、精液を受け止めた。ほとんどが理佐の口内や舌に放出された。微量だが理佐の口の端や、ねるの頬に飛び散った。理佐はゆっくりと目を開けると、何の躊躇いもなく飲み下した。ニコリと微笑む。
「よくできました。濃いのいっぱい出たね。じゃ、満足したから行くね」
理佐は言うと、立ち上がってドアに向かった。俺はその背中を押して壁に押し付けた。理佐が反射的に手をついてドン、という大きな音がした。こちらに顔を向かせると、理佐は興奮で顔を輝かせていた。
「待てよ。このままじゃ、俺がやられただけじゃないか」
「えっ?やだ…っ」
後ろ向きに手をつかせ、長いスカートからアンダースコートとショーツを下ろした。その時、ショーツのクロッチから愛液の透明な糸が引いたのを見逃さなかった。
「濡れてるな」
「そんなことない」
「そうか?挿れるぞ」
余計な前戯が必要ないことはわかっていた。すぐに理佐の中に侵入する。
「ああんっ!」
「ほら、すんなり入ったぞ。嘘つきめ」
「あっ、あっ、んっ、やっ」
射精は諦めていた。だから理佐をイカせることだけを考えて動いた。後ろから繋がったので、理佐の顔が見えないのが残念だ。機械的に声を上げていた理佐が、後ろを見て言った。
「んっ、あっ…私より…後ろにいるエッチな子を何とかすれば…!?」
「え?」

28: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/05(土) 19:18
素晴らしいです。ねる編たっぷりお願いします。

29: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/05(土) 23:32
>>28さん、ありがとうございます。今からねるとの一戦が始まります。

後ろを向くと、全裸になったねるが立っていた。制服衣装と下着、紺色の靴下までもが床に脱ぎ捨てられていた。唖然として固まっていると、ねるが歩み寄ってきた。
「お兄ちゃん…抱いて…もう我慢できないよ…っ」
ねるは思いの外、強い力で俺の腕を引っ張った。理佐との結合が解け、ズルン、と勢いよくペニスが抜けた。
「ああーっ!」
突然強い力で中を擦られて、理佐は鋭い叫び声を上げた。壁に手をついたまま、荒く息を繋いだ。
一方、俺は抱きついてきたねるをテーブルの上に押し倒した。舌を絡めた濃厚なキスと同時に、ねるの体を弄っていた。ベージュ色の乳首を指の間に挟みながら、なだらかな盛り上がりをした乳房を揉んだ。
「んっ…んむぅ…」
ねるはキスの合間に声を漏らした。ピクッピクッと肩が跳ね上がる。キスを終えて、ペッティングに集中する。指と舌を使って、ねるの乳首を愛撫した。最初は眉間に皺を寄せ、口を真一文字に結んで声を我慢していたが、硬くしこり立った乳首に吸いつくと、それももう無理だった。
「あっ!やぁっ!お兄ちゃん、ダメぇっ!」
ねるの可愛らしい喘ぎ声が、控え室に響いた。直後、ねるの体がビクン、と小さく跳ねた。

30: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/05(土) 23:50
Sっ気の強い守屋を調教してほしい。

31: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/06(日) 00:17
>>30さん、あかねんは次の話で出てきますが、調教はしないので、また別の機会に…

乳首へのペッティングで軽く達してしまったねるの股間に手をやると、そこはもう洪水だった。花弁は溢れ出る愛液でキラキラと光っていた。割れ目に指を這わせると、クチュッと濡れた音がした。少し顔を覗かせているクリトリスを、指先で弾いた。
「ひゃんっ!!あああっ!」
ねるの甲高い喘ぎ声とともに、さらに愛液が分泌された。太ももで手を挟んで締め付けてきた。
「おにいちゃぁん…もう挿れてぇ…おちんちん欲しいのぉ…っ」
ねるの顔は上気して紅潮し、目はトロンととろけていた。再びそそり立ったペニスを、ねるの性器に当てがった。熱い泉の中に入っていく。
「あぁぁ…お兄ちゃんが入ってくりゅ…」
ねるはだんだん呂律が回らなくなってきた。全長が収まると、俺は律動運動を開始した。
「はぁっ…はぁっ…あぅっ…あっ…あんっ…」
切れぎれに声を上げるねるの目は、涙がいっぱい溜まって潤んでいた。ピストンの最中、目尻から涙が一筋こぼれ落ち、一瞬ドキリとした。
「お兄ちゃん、好きぃ…もっと…もっとぉ…」
ねるのリクエストに応えるべく、腰の速度を上げた。湿った音が大きくなる。
「ああっ!あっ!あっ!お兄ちゃんしゅきぃぃっ!!」
ねるの足が俺の腰に巻きついてきた。ねるとセックスすると、必ずこのホールドをして抜けないようにしてくる。しかし、それは同時にねるの限界を知らせていた。最後の瞬間に向けて、ねるの奥深くを突く。耳元で囁いた。
「俺も好きだよ、ねる」
「ああああっ!しょれらめええっ!イクぅぅっ!イっちゃうよおぉっ!!」
ねるの絶叫が響き渡る。膣壁が収縮し、精液を搾り取ろうとしてきた。さすがに量は減ったが、それでも何とか射精はできた。

32: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/06(日) 01:27
ゆっかー見たいです

33: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/06(日) 17:39
更新お願いします

34: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 01:16
ちょっと私用でバタバタしてました。更新します

セックスが終わって、結合を解くと、ねるは荒い息をつきながら、ぐったりと脱力した。後始末をしてやり、ねるに服を着せてやる。
「誰もいないよ」
ドアを少しだけ開けて、外の様子を見ていた理佐が言った。
「よし。今のうちに行こう」
部屋を元通りにして、ねるを立たせる。まだ少しふらつくようなので、肩を貸してやる。
「大丈夫だよ、お兄ちゃん…ちゃんと歩けるから…」
ねるは笑いながら言った。唇に軽いキスをされた。
「お兄ちゃん、ありがとうね。また後でね」
ねるは手を振って、ゆっくりとした足取りでどこかへ去っていった。
「理佐」
「ん」
「キスしていいか?」
「しなくていいから」
「途中で止めたんだ。一回ぐらいならいいだろ?」
セックスを中断させられた分、せめてキスをしないと何となく後味が悪いと思った。理佐は何も言わなかった。その唇に軽く口付ける。
「…バカ」
理佐の口元に微笑が浮かんだ。
*・*・*・*・*・*
帰りのバスでは、皆疲れ切っているらしく、何事もなく寮に着いた。隣には理佐が座ったが、席に着くなり、目を閉じてすぐに眠ってしまった。日々レッスンやグループワークに勤しんでいる彼女達は、こういう移動時間も睡眠に費やすのだ。バスの速度が緩むと、理佐を揺さぶって起こした。
「着いたぞ。起きろ」
「んー?」
呻きながら目を擦る。かと思ったら、思いっきり伸びをした。
「ほらほら、早く降りるぞ」
「うん」
理佐はチラリと微笑んで、俺と並んで歩いた。すると、いきなり後ろから飛びかかられた。
「お兄ちゃんっ!今日のご飯何かなぁ?」
おてんばな原田葵が、満面の笑みで腕を組んできた。小学生的なルックスだが、れっきとした高校生である。葵を見て、理佐が露骨に嫌そうな顔をした。
「何で来んの?あっち行って」
「あーっ!またそういうこと言う!」
「うるさい。謝って」
「おいおい、仲良くしろよ」
俺は理佐に言って、葵の方に向き直る。
「そうだな、何が出て来るか楽しみだな」
むくれていた葵は、またパッと顔を輝かせた。さらに強く腕を組んでくる。それを見た理佐は、また苦虫を噛み潰したような顔をした。

35: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 13:05
>>32さん、ゆっかーは次の話の冒頭から出てきます。

俺に気を遣ってかは知らないが、最近は1週間に1回の割合で、何かしらの好物が出てくる。今日も夕食で自分の好物が出てきて、俺は気分が良くなっていた(それ以外の日では落ち込む、というわけではない)。寮長室に戻ると、俺の部屋と同じ階にある大浴場は使わずに、自室のユニットバスで1日の汗と垢を流した。風呂から上がると、水や牛乳などの代わりに、小さな缶の栄養ドリンクを飲んだ。ただの栄養ドリンクではなく、精力をつけ、それをさらに増強させる効果もある。これを毎日欠かさず飲むことによって、1日に何人もの少女とセックスをしても平気になるのだ。ソファーに深々と座り、それを飲みながらテレビを眺めていた。どれほど経っただろうか。たぶん30分ほどかもしれない。ドアがコンコン、とノックされた。
「はい」
と声を投げる。入ってきたのは、友梨奈だった。真っ白なパジャマを着て、髪を上にまとめていた。

「今日も来ちゃった」
友梨奈ははにかみながら言った。後ろ手で鍵を閉めた。俺は笑いかけ、何も言わずに立ち上がって、寝室へのドアを開けた。普通の部屋と違って、リビングのような部屋と寝室が別になっている。寝室には、馬鹿でかいベッドが置いてあった。そこに近づくと、いきなり強い力で背中をドン、と押された。そのままベッドに倒れる。体を回転させて仰向けになった時、俺の上に友梨奈が飛び乗って馬乗りになった。歌っている時と同じような鋭い目つきをしていた。
「今日、梨加ちゃんとエッチしたでしょ?」
サッと血の気が引くのがわかった。あんなにバレないようにしていたし、バレないと思い込んでいたが、勘付かれていたのだ。しかも、一番バレてはいけない子に。
「あの時、梨加ちゃんだけいなかったから、後で問い質したんだ。そしたら話してくれた」
梨加のあの性格では、強い押しには勝てないだろう。言葉を失って、何も言えないでいると、
「何も言わないってことは…認めたってことだよね?わかった。今日も朝までセックスしてもらうから」
「え?ちょっと、友梨奈…」
「ダメ。これはお仕置きでもあるんだから」
友梨奈は言いながら、パジャマを脱ぎ捨てた。発育途中の中学生の裸体が晒されていく。乳房は、高校生のねるよりも少しだけ大きく膨らんでいて、先端でピンク色に色付く乳首が、初々しい少女らしさを感じさせた。パンツ一丁になった友梨奈は、俺のストレッチパンツを、下着と一緒に脱がした。半勃ち状態のペニスが飛び出した。

「あぁ…お兄ちゃんのおちんちん…」
友梨奈は呟きながら、ペニスを愛おしげに撫でた。すぐに手コキやフェラチオには移行せず、亀頭にキスをしたり、陰嚢を指先でそっと撫でたり、ソフトタッチがしばらく続いた。快感の与え方が、他の欅坂の子達と全く違った。たちまち漲ってくる。
「ああ、すごい…好き…」
ぼんやりと呟いた友梨奈は、4〜5回手でしごくと、一気に口の中に収めた。フェラチオも別格だった。時折口をすぼめたり、口の中で舌を駆使して刺激してくる。また、アダルトビデオのように、音を立てて吸ったりしてきた。15歳の少女は、歌やダンスもそうだが、性の知識も覚えるのが早かった。
「あっ、友梨奈っ」
「んん?お兄ちゃん、もうイキそうなの?」
「ああ。もう出そうだ」
すると、友梨奈は急にしゃぶるのを止めた。パッと口からペニスを解放した。友梨奈の唾液と、先端から滲み出るカウパー液で濡れたペニスが、腹に叩きつけられてペチンと音を立てた。驚いて見つめると、友梨奈はニヤリと笑った。
「ダメ。イかせてあげない」
これが、友梨奈のお仕置きなのだ。絶頂に辿り着く寸前でお預けを食らった俺は、荒く息を繋いでいた。まだ射精していないのに、ペニスが期待にピクピクと脈打っている。
「ああ…でもお兄ちゃんのおちんちん、かわいそう…」
俺の分身よりも俺自身の心配をしろ、とツッコミたくなったが、いつの間にか、友梨奈の目つきは鋭さを失い、男を求める女のそれに変わっているのに気付いた。
「ねえ、お兄ちゃん。やっぱりイってもいいよ。友梨奈の中に挿れて…中でイってほしいの」
流れがおかしな方向になってきた。ここは主導権を握るチャンスだった。俺は体を起こした。

36: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 15:37
「その前に、俺も友梨奈に触りたい」
友梨奈の肌に指を這わせた。慎ましく膨らんだ乳房に触れた。友梨奈の体がピクッと震えた。手のひらでこねるように揉む。半開きになった唇の間から、熱い吐息が漏れた。乳首に触れると、
「あっ」
と、友梨奈は声を上げた。乳首が弱いのは知っていた。何度か触っただけで、勃起して硬く立ち上がっていた。周りを囲む乳輪も、ぷっくりと膨らんでいる。舌や指を使って愛撫を続けると、
「あっ、くりくりしちゃダメぇ」
「引っ張っちゃダメぇ、感じちゃうよぅ」
「あっ、あんっ、そんなに舐めないでっ」
などと、俺が何かするといちいち可愛い反応をした。甘噛みした時だった。ビクン、と友梨奈の体が跳ね、小刻みに震えた。乳首へのペッティングだけで達した友梨奈は、今やトロンととろけたような目つきになっていた。いつもの流れに戻りつつあった。
「こっちも見ていい?」
俺が股間を指差して聞くと、友梨奈は頷いた。ショーツを脚から抜いた。全裸になった友梨奈は、もう露わになった性器を隠すことすらしない。淡い陰毛の下に、女の花弁があった。泉のように愛液の蜜を溢れさせていた。
「もうこんなに濡れてる」
俺は呟いて、友梨奈の花弁に指を当てがった。しとどに濡れたそこに、2本の指は簡単に入ってしまった。
「ああっ!ダメっ!イったばっかりなのにぃっ!」
少し動かしただけで、友梨奈は悲鳴を上げた。淫らな水音と、友梨奈の嬌声が部屋に響いた。だんだん指を速くしていく。
「あっ!あっ!お兄ちゃんっ!またイっちゃうよぉっ!」
友梨奈は叫びながら、やがて2度目の絶頂の波にさらわれた。

短時間で2度もイカされた友梨奈は、もうお仕置きのことなど頭から吹き飛んでいた。涙をいっぱいに溜めた目で俺を見つめた。
「お兄ちゃん、怒ってごめんなさい…本当はすごく寂しかったの…」
「わかってる」
「キスして…」
友梨奈の唇は柔らかく、弾力に富んでいた。唇を重ねるたびにだんだんと深くなっていき、友梨奈の方から舌を侵入させてきた。舌が絡み合って唾液が跳ねた。俺の口の中に、甘い友梨奈の唾液が流れ込んできた。それを飲み下す。
「ねえ、お兄ちゃん…」
友梨奈が何を言いたいかはわかっていた。俺は再び仰向けになった。上に乗ってきた友梨奈は、ペニスを花弁に当てがって、そのままゆっくりと腰を沈めた。
「ああーっ!あんっ!あんっ!」
全て入ったとわかると、友梨奈は狂ったように腰を振った。友梨奈の声は獣のように激しかった。
「ああんっ!あああっ!お兄ちゃん、大好きいぃっ!!」
友梨奈の目はハートになっていた。目尻から涙がこぼれ落ちる。さらに続けて叫ぶ。
「大好きいぃっ!!お兄ちゃんのこと、世界で一番愛してるのぉっ!だから私のことだけを見て!お兄ちゃんは私だけのものだからぁぁっ!!」
友梨奈の愛の叫びは、これまでよりも本気で、それは凄まじいまでの愛と独占欲の表れだった。部屋中に響き渡る絶叫と共に、友梨奈の中が急速に収縮し、俺は今日一番の量と濃さの精液を、友梨奈の膣内で放出した。それは友梨奈の性器が名器である証明であった。友梨奈は俺の上で体を弓なりに反らせたまま動かなくなり、俺も脈動が鎮まるまで、友梨奈の腰を持ったまま動かなかった。


「はぁ…はぁ…」
結合を解いて、ベッドで二人並んでいた。横向きで俺を見ていた友梨奈が、ニッコリと笑いかけて、軽くキスをしてきた。体じゅう汗だくになって、額からも汗の玉が流れ落ちる。
「お兄ちゃん、愛してる」
「俺もだ」
「ずっと私のことだけ見ててね…お兄ちゃんは私のものなんだから」
「そうなの?」
「そうだよっ!」
友梨奈はもう離さない、と言わんばかりに力強く抱き付いてきた。ドクンドクンと友梨奈の激しい心臓の鼓動を感じた。その体勢のまま、こちらを見つめてきた。
「ねえ、お兄ちゃん。もう一回しよ?」
「いいのか?疲れるだろう」
「今日は朝までいっぱいしてほしいの。いいでしょ?」
友梨奈の円らな瞳が、俺の視線を捉えたまま離さない。そのまま吸い込まれてしまいそうだ。友梨奈の真っ直ぐな想いを踏み躙る訳にも行かず、
(今日はいいか)
と、俺は再び友梨奈をベッドに組み敷いていた。


15歳の独占欲 終

37: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 16:05
今泉、小林のゆいちゃんずとの3P見たいです。

38: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 16:43
というわけで、大好きすぎるお兄ちゃんを独り占めしたいてち回でした。

このように、1話につき複数のメンバーが登場する形になります。
今回出て来なかったメンバーも、今後登場する予定です。
次の話は既に完成して書き上げてあります。なかなか素直になれないベリサ回です。

登場するメンバーは、
菅井、平手、土生、上村、守屋、今泉、小林、小池、志田、梨加、理佐です。

ではまた次回以降に載せていきます。
ここまで見てくださった方、ありがとうございます。リクエストや感想もいただけて嬉しいです。
出来る限り、お応えしていきたいと思いますので、しばしお待ちを!

39: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 19:08
写真付だとありがたいです

40: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 20:52
37の者です。リクエスト

鈴本犯しまくってそこを今泉か、小林が見てて今泉、小林の3P見たいです。

ゆいちゃんずを押し過ぎてごめんなさいm(__)m

41: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 21:30
素直になれなくて

「あんっ、あっ、ああーっ!お兄様ぁっ!ダメですうぅっ!」
「ほら、見てみな。自分の姿を」
全裸の友香を後ろから突きながら、顔を上げさせて、鏡に映る自分の姿を見せようとする。
「ああっ、嫌ぁっ、恥ずかしいですぅっ!そんなぁ!」
「ダメダメ。ちゃんと見るんだ」
お上品なお嬢様は、今やセックスに夢中になる雌と化していた。そんな自分の姿を、友香は認めたくないのかもしれない。
「ほら、言ってごらん。友香ははしたない女ですって」
「ううう…」
「言わないならもうやめるよ」
「そんな!嫌です!!」
友香は素早く顔をこちらに向け、涙目で懇願した。ほぼ全ての女の子に効く必殺ゼリフである。
「じゃあ、言いなさい」
「…私は…菅井友香は…エッチな…はしたない子ですぅ…っ」
「よく言えました」
腰のスピードを上げる。湿った肉の叩きつけ合う音が大浴場に大きく響いた。友香の嬌声が高くなった。
「あんっ!あんっ!お兄様ぁ!もうイキそうですぅ!イかせてくださいいっ!!」
クライマックスに向けて、友香のくびれた腰を掴み、中を深く抉るように突いた。揺れる乳房を後ろから鷲掴みにし、硬く勃起する乳首を摘みながら腰を振る。同時に複数の刺激を与えられると、もう友香はダメだった。
「あああっ!イっちゃうううぅっ!イクううううっ!!」
友香の絶叫が、大浴場に響き渡った。朝早くだから、二人以外には誰もいない。だから友香も、普段と違って大胆になれたのだ。絶頂に達した友香は、ぐったりと脱力した。鏡についていた手がずり下がり、擦れて変な音が鳴った。優しく抱きとめてやり、射精の脈動が収まったペニスを抜いた。昨夜、三回に渡って行った友梨奈とのセックスを物ともしない射精であった。友梨奈に起こされる前に、こっそりベッドを抜け出した俺は、大浴場を独り占めしようと、朝日が昇る時間に風呂に浸かっていた。窓から射し込む日光を浴びながら湯に浸かる。最高の目覚めであった。そこに友香が入ってきて、のんびりとするはずの朝風呂が一変したのである。
「あっ、お兄様。奇遇ですね」
「友香も朝風呂か?」
「はい。あの…ご一緒してもいいですか?」
「もちろんですとも、お嬢様」
「もうっ、やめてください」
友香は笑いながら、俺の隣に並ぶ。
「綺麗…」
「これを一人で見て、今日も一日頑張るぞって気持ちを高めるんだ」
「そうなんですね」
「結構スッキリするぞ、これ。友香、朝風呂して正解だったかもよ」
「そうですね。目も覚めるし、お兄様も独り占め出来るし…」
俺の肩に頭を預け、体に腕を回してきた。友香の目は、完全に獲物を狙う目だった。
「ねえ、お兄様…私と…しませんか?」

そして今に至る。友香の股間を洗い流し、後始末をすると、のぼせないように早めに上げる。脱衣所で、友香の体を拭いてやる。意識が朦朧としていると思い込んでいたが、友香は俺の手をそっと握って言った。
「お兄様。大丈夫ですよ。一人で着れますから」
「そうか。俺はもう少しいるからな」
「はい。また後で…」
友香は恥ずかしそうに微笑むと、服を着て、大浴場を後にした。俺はもう一度中に戻り、朝日を浴びながら深呼吸をした。心が洗われる時だった。その後は誰も来る気配はなく、俺はザバリ、と湯から上がり、冷水を体にぶっかけてキリリと体を引き締める。頭から被ると、シャキッと頭が冴える。ため息を一つ吐き、大浴場を出る。

42: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 22:31
>>37さん、>>40の件、了解しました。現在執筆中の欅ちゃんのエピソードで取り入れてみたいと思います。

部屋に戻ると、まだ友梨奈は目を覚ましていなかった。友梨奈のことだから、起きたらすぐに気付くと思っていたのだが、セックスの回数をいつもより増やしたが為に、疲れが溜まって眠りが深くなったのだろう。友香との情事の痕跡も綺麗さっぱり洗い流してある。友梨奈の横に戻ろうかと思ったが、それでは朝風呂の意味がなくなってしまうので、思い留まる。テレビを点け、友梨奈を起こさぬよう、音を消して見る。朝だからニュースしか放送していないが、俺はニュースを見るのが好きなので、退屈はしなかった。税金の問題だの、オリンピックの開催地の状況だの、事故や事件だのと報道されるのをボーッと眺めていると、向こうで友梨奈が寝返りを打った。もうすぐ起きるはずだ。俺はテレビを消し、ソファーの後ろに隠れる。寝室のドアを少しだけ開き、ベッドの様子をこっそり窺うと、しばらくして、友梨奈が目を開けた。すぐに異変に気付き、ハッと真顔になる。
「お兄ちゃん?」
ベッドから上体を起こし、寝ぼけ眼のまま呼びかける。裸のままだから、膨らみかけの乳房が丸見えだ。目を擦って、辺りを見回す。
「お兄ちゃん?」
友梨奈は不安げに俺を呼び、それでも返事がないと知ると、全裸のままベッドから降り、俺を探し始めた。クローゼットの中や、ユニットバスなどは探すくせに、なかなかリビングに来ない。
「お兄ちゃん!?どこ!?」
友梨奈の声は、叫び声になりつつあった。パニックに陥りそうになっている。
「お兄ちゃん!!ねえ、お兄ちゃんってば!!」
10分くらい経って、ようやくリビングにやってくると、もはや友梨奈は発狂寸前であった。ソファーの近くまで来た時に飛び出す。
「おはよう」
友梨奈は悲鳴を上げながら飛び退くが、すぐに俺だと気付く。じわりと目に涙を溜め、頬を膨らませる。俺の腕をパシンと叩く。
「バカぁ!」
「悪い悪い。ちょっと驚かせたかっただけさ」
「どこ行ってたの!?私を置いてけぼりにして!」
「置いてけぼりって、友梨奈、お前ぐっすり寝てたろう」
「だって…昨日いっぱいして疲れちゃったんだもん」
「やっぱり無理させちゃったみたいだな。すまん」
「いいの。嬉しかったし」
友梨奈は笑顔になった。その笑顔でだいぶ救われる。
「コーヒー飲もう」
俺はコーヒーメーカーに向かう。朝は必ず、淹れたてのコーヒーを一杯飲むと決めていた。だから食堂ではなく、俺の部屋に置いてあるのだ。
「お前もちょっと飲んでみるか」
「うん」
友梨奈は何でも俺と同じことをしたがる。まだ中学生の女の子が、ブラックコーヒーを飲めるはずがないと思った。
「本当に飲めるか?苦いぞ」
「飲みたい」
友梨奈は期待と不安の入り混じったような声で言った。そういえば今まで、友梨奈がコーヒーを口にしているところを見たことがない。試しに俺のカップのものを少し飲ませてみる。友梨奈は顔をしかめた。
「ウエーッ、苦い!」
「ほら見ろ、言わんこっちゃない」
「あっ、でも間接キスだね。ウフフ」
もう今さら間接キスどころか、直接、いや、それ以上の関係にまでなっているのに、そんな些細なことで喜べるのだから、まだまだ若い。

43: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 22:52
センスの塊ですね。

44: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 22:52
センスの塊ですね

45: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 23:19
>>1-42

46: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/07(月) 23:49
>>43>>44さん、ありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです

「お兄ちゃん、裸じゃん」
「風呂入ってたからな」
「寒くないの?」
「平気だよ」
友梨奈が腰に手を回してくる。背中に顔を埋めてくる。
「あっ、でもあったかい」
「そうだろ?朝風呂は気分がスッキリするし、目覚めにもいいんだ」
「今度、私も一緒にお風呂入っていい?」
「もちろん。友梨奈がいいなら」
「やった!じゃあ、朝はずーっとお兄ちゃんを独り占めできるね。エッチだっていっぱい出来るし…」
「友梨奈はエッチのことしか考えてないのか?」
「うっさい!」
俺が茶化すと、友梨奈は顔を赤らめながらバシバシと背中をはたいた。
「それより友梨奈、服着て。変な気分になるから」
「変な気分になっちゃダメなの?」
友梨奈は笑顔で挑発してくる。ここで負けたらダメだ。
「ダメ。襲っちゃいそうだからね」
「襲っていいよ。お兄ちゃんになら、何でもされたい」
「そういうこと言わない」
「チェッ、ケチぃ」
友梨奈は唇を尖らせて、寝室に戻っていった。友梨奈の悩殺ゼリフにやられかけたが、さっき大浴場で友香とセックスをしたおかげで、性的興奮はそれほどしなかった。ソファーにドッカと座った。今日もまた欅坂と同行か。また友梨奈たちに翻弄されるのかもしれない…と考えていると、昨日のパジャマを着た友梨奈が隣に座ってきた。かと思うと、俺の膝に頭を乗せてきた。
「あ、そうだ。お兄ちゃん。おはようのチューしてなかった」
「やり直しだな。おはよう」
「おはよう、お兄ちゃん」
友梨奈は目を閉じて、唇を重ねてきた。一回で終わりかと思いきや、軽いキスを何度も続けてくる。またスイッチが入ってしまう。
「お兄ちゃん、大好き」
「俺もだ」
「今日もずっと一緒だよ?」
「それは無理かな」
「ダメ!一緒にいるの!」
友梨奈はギューッと俺の体を強く抱き締めてきた。始まった。友梨奈の甘えん坊モード発動である。
「そう言わずにさ。良い子なんだから」
「友梨奈、悪い子だもん!」
「小学生かよ。あまり俺を困らせないでほしいな」
「だって大好きなんだもん」
結局はここに帰ってくるのだ。俺はため息をつく。
「そうか、じゃあ悪い子とはエッチ出来ないなぁ」
「えっ…」
友梨奈にはこのセリフが一番効き目がある。友梨奈の気持ちはわかるが、こうでも言わないと言うことを聞いてくれない。
「ごめんなさい!お兄ちゃんの言うこと聞くから、それだけはやめて。お願い」
「ごめんごめん。嘘だよ。友梨奈の気持ちはわかってるから」
友梨奈の髪を撫でてやる。
「私のこと、嫌いにならない…?」
「なるわけないだろ」
「よかったぁ…」
友梨奈は安堵の表情になった。その時、ドアがノックされた。
「はい」
と返事をすると、恐る恐るといった感じでドアが開いた。入ってきたのは、友香だった。
「ああ、よかった。ずっと起きてらしたのですね」
友梨奈は頭の上に?マークを浮かべていた。友香が続きを言う前に、俺は口を開いた。
「もうみんな起きてる?」
「ええ。食堂に集まってきていますよ。お兄様をお呼びしようと思いまして…」
「ありがとう。すぐ行くよ」
「あっ!待って!」
友梨奈も慌ててソファーから起き上がる。その僅かな隙に、俺は友香に耳打ちした。
「今朝のことは友梨奈には内緒にしておいてくれ」
それを聞いた友香は、悪戯っぽい微笑を浮かべた。

47: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 00:27
天才。これからも更新お願いします。応援してます。

48: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 01:26
>>47さん、ありがとうございます!

食堂では、友香の言う通り、全員が集まっていた。
「あっ、お兄ちゃん…」
梨加に声を掛けられた。眼鏡を掛けていて、一瞬誰かわからなかった。
「おはよう。梨加」
「あの…ごめんなさい。昨日、平手ちゃんに…」
「気にするな。梨加は悪くない」
笑いかけてやると、梨加も安心したようにニッコリと微笑んだ。
「やっ。お兄ちゃん」
「おはよう、瑞穂」
土生瑞穂は、欅坂46で最も身長が高く(171cm)、スレンダーな、いわゆるモデル体型だった。
「ねえ、隣座っていい?昨日、お兄ちゃんと全然喋れなかったから…」
「もちろん」
「ありがとう」
友梨奈を目線で探すと、美諭と梨加の三人で仲よさげに話し込んでいて、その流れで一緒の食卓についていた。ここからは距離があった。友梨奈と梨加は本当は仲良しであった。だからこそ、隠し事は出来なかったのだろう。瑞穂が話しかけてくる。
「今日の服、お兄ちゃんに見てもらいたくって、もう着替えちゃった」
「瑞穂は黒が似合うな」
「そう?ピンクとかも好きなんだけどな」
「黒を着てると大人っぽいというか、エロいというか…いや、それ以前にお洒落に見える」
「うーん、やっぱりそうかぁ。大人っぽく見えちゃうかぁ…ぶりっ子のつもりなんだけどなぁ…」
瑞穂はブツブツと呟く。トントンと後ろから肩を叩かれた。
「お兄様。お向かいの席、座ってもいいですか?」
友香が声を掛けてきた。今朝セックスしたから、やけに意識してしまう。隣には仲良しの守屋茜がいた。
「どうぞ」
「よかったね。お兄様の近くに座れて」
「うん」
不意に隣に座った瑞穂が、机の下で俺の手を握った。横目で瑞穂を見るが、瑞穂の表情は全く変わらない。
「二度寝していたらどうしようかと思ってしまいました」
友香が声のトーンを落として言った。
「俺はいつも二度寝はしないようにしているんだ」
「朝からお元気でしたものねぇ。あんなに激しくされたら私…」
頬を染める友香の口元に、微笑が浮かんだ。友香は時折、サディスティックな一面を覗かせる。オブラートに包んではいるが、何のことを言っているかは、茜と瑞穂は察しがついている様子だった。握られていた瑞穂の手に力が込められる。
「友香、あまりそのことは…」
「あら、言ってはいけませんでしたか?平手ちゃんにだけは、と仰っていたので」
隣に座っている茜が、友香の肩をガシッと掴んだ。
「友香、後で詳しく聞かせて!」
「えーっ、どうしようかな」
「いや、何となくわかるけどさ、一応、ね?」
「わかるならいいじゃん!」
二人は笑いながら言い合う。
「お兄ちゃん…?後でちょっといいかな?」
瑞穂はその二人に聞こえないほどの声で囁いた。顔は笑っていたが、目は笑っていなかった。

49: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 01:50

今、土生名人が着ている服はこれです。それをイメージしながら読んでください。

「で、友香ちゃんとエッチしたの?」
「ああ、したよ。まあ、その、あれだ、流れで、ってやつだ」
瑞穂の抉るような目つきに、歯切れの悪い答えになってしまう。別に悪いことをしたつもりはないのだが、目を大きく見開いた時の瑞穂の顔が、とてつもなく怖いのだ。
「友梨奈ちゃんとは?」
「昨日の夜に散々相手をしたよ」
「昨日の夜ね、私、一人エッチしたんだ」
「そうか」
瑞穂の突然の告白に、俺は少し戸惑った。構わずに瑞穂は続ける。
「私だけじゃないよ。愛佳ちゃんや、理佐ちゃんも…」
「何だって!?」
志田愛佳と理佐が自慰をしていたと聞いて、大層驚いた。愛佳と理佐は、感情を表に出さないキャラで、二人でザ・クールと呼ばれているほどだ。しかし、それは仮の姿で、本当は皆と仲睦まじく楽しそうにしている。昨日の理佐を見る限り、まだ俺にはクールな一面を見せてはいるものの、少しずつ化けの皮が剥がれてきている、と思った。
一方の愛佳は、日常的に「お兄ちゃん」と何の躊躇いもなく呼んでくれている。日頃から優しく接してきたのと、セックスによる調教の成果である。性欲に溺れさせて躾けるのは、あまり宜しくないとは思うが、自分にはこれしかない。
愛佳はもろに影響を受けて、性にオープンになりつつあったが、理佐は自分からはあまり持ちかけては来ない。だから、昨日のフェラチオは、極めて珍しい事例であった。そんな二人(特に理佐)が一晩中自慰行為に耽っていたなんて、想像がつかなかった。
「みんなお兄ちゃんとエッチしたがってたよ。私もそう。だから昨日出来なかった分、今日してほしいの」
瑞穂は吐息がかかるほど、グイッと顔を近づけ、あと数センチで唇が重なるか否かというところで、俺を見つめた。瑞穂の円らな瞳に、自分の姿が映り込んでいた。そのままお互いに顔を近づけ合い、キスを交わした。少し薄いが、柔らかい唇だった。
「寂しかった…お兄ちゃんと…少しでもいいから…一緒にいたかった…」
瑞穂の愛おしげな囁きが、キスに合間に聞こえた。キスをしながら下腹を擦り付けてくる。
「ねえ…お兄ちゃんの部屋に連れてって…?」
「時間があまりないぞ」
「それでもいい…お兄ちゃんが欲しい…」
瑞穂の懇願に、俺は部屋のドアを開けた。誰もいないとはいえ、いつまでも俺の部屋の前で話していたくはなかった。
「ベッドじゃないけど我慢してくれ」
俺はソファーに座り、膝の上に乗るように促した。瑞穂は意図を理解したのか、スカートの中からパンティーとストッキングを下ろした。そして、俺の膝の間に跪く。
ズボンを下ろし、ボクサーショーツの合わせ目からペニスを引っ張りだした。男根を目にした瑞穂の目が、女の興奮で潤む。端正な手で撫でると、口に咥え込んだ。今朝、酷使したばかりのペニスは、束の間の休息から覚め、たちまち硬直した。

50: 名前:雀の声投稿日:2016/11/08(火) 06:46
47の者です。

やっぱ面白かったです!後、こっちの名前にしました。もっともっと♪(笑)

51: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 09:54
>>50
ありがとうございます。私も作者とわかるように名前付けた方がいいんですかね?考えてみます。

「ダメだ、瑞穂、このままだと口の中でイっちゃいそうだ」
俺は半分瑞穂を急かすようなニュアンスを込めて言った。瑞穂は少しだけ残念そうな顔をした。だが、それは次のステップへ進むことへの期待に変わった。膝の上に乗り、鋼鉄の如く硬くなったペニスを性器の中に呑み込んだ。着衣のままなので、挿入の様子はよく見えない。
「あああっ…」
瑞穂は目を閉じ、顔を天井の方に反らした。俺の首に腕を巻きつけ、上下に揺れ始めた。本当は瑞穂の全裸が見たいところだが、瑞穂の服が、一旦脱がしたら再び着るのが面倒くさそうなものだったので、仕方なく服の上から瑞穂の胸に触れてみる。ブラジャーの上にインナーと、さらにレースのような薄い生地の服とワンピースのようなものを着ているので、当然乳房への刺激は極めて微弱なものになってしまった。
「あんっ…あんっ…お兄ちゃんっ…脱がしていいよ…もっと触って…」
「いいのか?せっかく着たのに…」
「早く…お願い…!」
「じゃあ一回立ってくれ」
俺は瑞穂と結合を解き、ワンピースの肩のスリップを落とした。それはスカートと一体型なので、裸になった下半身が露出した。俺的にはそれだけで良かったのだが、瑞穂はレースの服とインナーも脱いでしまった。
「やっぱりお兄ちゃんには全部見て欲しい…」
最後に残ったブラジャーも外し、結局、瑞穂は全裸になった。スレンダーな瑞穂の裸体は、とても美しかった。語彙力に欠けるが、それ以外の言葉が見つからない。
「綺麗だ」
全裸になった瑞穂は俺の元に戻り、セックスを再開した。目の前で小振りな乳房が揺れ、肌から芳しい香りが漂った。先ほどよりも興奮が煽られる。形の良い乳房を掴み、ブルーベリー大のベージュ色の乳首を指で摘んだ。
「あっ、あーっ!乳首ギュッてしないでっ」
瑞穂の性器の中で、さらに愛液が分泌されたらしく、淫らな水音が増した。乳首が敏感な体質らしい。口で吸うと、瑞穂の喘ぎ声が大きくなった。
「ああっ!あっ!いいっ!ダメぇっ!気持ちよすぎるぅっ!!」
瑞穂の上下運動が激しくなる。もはや瑞穂はあられもなく声を上げていた。欲望のままによがり狂っていた。くびれた腰を掴み、俺の方も突き上げてみる。それが決定打だった。瑞穂の子宮をノックした瞬間、
「ああああっ!もうダメ!イク!イクううううっ!!」
瑞穂は絶叫しながら、全身を痙攣させた。膣壁が、万力のようにきつくペニスを締め付けた。射精は瑞穂の中で行う。力が抜けた瑞穂は、ぐったりとこちらに倒れかかり、俺の耳元に熱い吐息が吹きかけられた。
「お兄ちゃんって本当に素敵…大好き…」
瑞穂はぼんやりと呟いた。その時、ドアの外でドン、という音がした。何かがドアにぶつかったらしい。俺はそちらを見やるが、奇妙な音は一度きりで終わった。結合を解き、瑞穂の愛液で濡れたペニスを拭いた。
「ありがとう、お兄ちゃん…」
ソファーの上で横座りする瑞穂は、まるで、ヌードデッサンのモデルのようだった。

52: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 10:48
セックスが終わり、元通りの私服姿に戻った瑞穂は、さっきよりも明るい笑顔になっていた。
「さっきのは何だったんだろう」
部屋の外に出た俺が呟くと、瑞穂は犬のように鼻をクンクンと鳴らした。
「ん?なんか嗅いだことのある匂い…何だろう…」
瑞穂は首を傾げるばかりだった。確かに香水かボディーソープのような、良い香りが微かに残っていた。しかし、解決には結びつくはずもなく、部屋に戻る。
「お兄ちゃん、本当にありがとうね。もうみんな準備終わったのかな?」
「まだ20分しか経ってないよ。着替えてるか、化粧してるんじゃないか?」
「え?それだけしか経ってないの?なーんだ、だったらもっとゆっくりすればよかった」
瑞穂は残念そうにため息をついた。
「まあまあ。お前も早く戻って準備してきな」
「私はもうここに来る前に準備してきたもん」
「でも、戻らないと怪しまれるだろ?」
「お兄ちゃんは、私が一緒にいたら迷惑なの?」
「そんなことは言ってないよ」
「じゃあ、いいじゃん。私は少しでもいいからお兄ちゃんと一緒にいたいの」
瑞穂の言葉は本心からのものだった。それは理解しているつもりだ。だが、俺が懸念しているのは、もっと別の問題だった。
「俺が気にしてるのは、他の子とのトラブルなんだ。昨日もその…トラブルが原因で朝まで『つき合わされた』しね」
俺が言っているのは、無論、友梨奈とのセックスのことだった。改めて説明するのも気恥ずかしいが、付き合わされたと、突き合わされたのダブルミーニングである。
「トラブルなんか起きないよ。大丈夫。お兄ちゃんは心配しすぎだよ」
瑞穂は微笑みながら言った。だが、トラブルというものは、予期せぬ時に起こるものである。だからいつでも気が抜けない。安易に彼女達の欲求に応えるのも考えものだ。

53: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 12:49
「そうだ。お兄ちゃんにいいもの見せてあげる」
「何だい?」
瑞穂は徐にスマホを取り出し、データフォルダーから動画を再生した。
『あっ…んっ…あっ…』
スピーカーから、誰かの喘ぎ声が流れてきた。思わず緊張して肩が強張る。瑞穂はニヤニヤ笑いながら言った。
「これ、誰だと思う?」
薄暗くてよく見えないが、一人の少女がベッドの上で自慰行為に耽っている様子だった。その少女は髪が短く、声が低めだった。性器に指を入れ、クチュクチュと水音を立てて動かしていた。
『んんっ…んっ…はぁ…はぁ…』
「…暗くてよくわからないな」
「これはね、理佐ちゃんだよ」
「本当か!?」
「うん。可愛かったから、こっそり撮ったの」
あの理佐がオナニーしているという事実だけでも驚きなのに、映像があるとは。スマホの画面を食い入るように見つめる。部屋が真っ暗でなかったことが救いだった。だんだんカメラが暗さに慣れてくる。理佐の体が徐々にはっきりと見えてくる。
『はぁ…はぁ…お兄ちゃん…』
画面の中の理佐は、全裸で俺のことを呼んでいた。そして、側に置いていた、ペニスにリアルに似せたディルドーを右手に握った。もしかして昨日のフェラチオは、これを使って練習していたのではないだろうか。ディルドーを性器に挿入し、空いている左手で、乳首を弄っていた。
『あっ、あっ、お兄ちゃんっ、いいっ』
理佐は昨日のセックスを思い出していたのかもしれない。ねるに途中で中断させられてしまったので、余計に理佐の脳裏に昨日の行為が焼き付いているのだ。
「理佐はいつもこうなの?」
「うーん…言われてみれば、朝起きたら服がグチャグチャになってることが多かったかも…」
いつもは素っ気ないくせに、実はセックスには興味深々なのである。みんな寝ていると思い込んでいるらしく、ディルドーを動かすスピードを大胆に上げていった。水音が大きくなる。体が一瞬弓なりに反り、理佐の口がO型に開いた。大きな声を出しそうになって、慌てて口を手で覆った。
「可愛い。もうイキそうになってるよ」
瑞穂の声は本当に楽しげだった。画面の中の理佐は、声を抑えきれなくなったのか、顔を枕に埋めた。くぐもった声が漏れる。
『んーっ、んんーっ…!!』
ビクン、と一回大きく体が震えた。絶頂に達した理佐は、しばらく体を小刻みに震わせながら肩で息をしていた。理佐の荒い呼吸の音だけが聞こえる。落ち着いてから、ディルドーを花弁から抜くと、ズプッと濡れた音がした。そして、愛液にまみれたディルドーを、ため息をつきながらウェットティッシュで拭いた。オナニーの後の空虚感は、男女共通であった。またいつもの理佐に戻った瞬間である。アダルトグッズを布団の中に隠し、裸のまま寝てしまった。隠し撮りされていることに、理佐は最後まで気付くことはなかった。そこで動画が終わる。

54: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 13:25
空白がない
典型的なクソ作者にありがちなことだな

55: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 13:52
>>54
ご指摘ありがとうございます。
自分がよく読む小説では、空白や改行を多用していないので、これもそういうスタイルでいいのかな、と個人的に思って載せています。
自分の作品をこういった場に掲載するのは初めてなものでして、まだまだ不慣れな部分が多いかと思います。
どうかご容赦ください。


「どう?すごくない?」
「いや、すごいけど…よく撮ったな」
「へへへ。私もいつバレるかドキドキしながら撮ってた」
「でも、待って。理佐はどうしてアダルトグッズを持ってるんだ?」
「ああ、なんか、佐藤詩織ちゃんに借りたみたいだよ」
なるほど、それで納得できた。詩織はセックスに割とオープンなので、バイブやディルドーやローションなどを色々持っていると聞いていた。アダルトショップに理佐が一人で買いに行くなど、ハードルの高すぎる話だった。まず、あり得ない。
「そうだよな、まだ買いになんて行けないよな…」
「詩織から聞いたけど、三日に一回くらいは借りに行ってるみたいだよ」
「割と頻度が高いんだな」
ふと、瑞穂は俺の目を覗き込んだ。
「ねえ、昨日は誰とエッチしたの?」
「そんなの聞いてどうするんだ」
「知りたいだけ」
「美波、美諭、理佐、ねる、梨加、友梨奈…友梨奈は三回連続…」
「そんなにしたの!?」
「ああ。だが、理佐とは途中でねるにやめさせられたよ」
「そうだったの…でも大変だったね」
「みんな相当溜まってるみたいだったよ」
「みんなお兄ちゃんのこと、大好きだからね。友梨奈ちゃんは、いつもお兄ちゃんのこと言ってるよ」
「好かれ過ぎるのもアレだけどね」
俺は苦笑する。
「さて、と。そろそろ行くね。今日もよろしくね、お兄ちゃん」
「こちらこそ」
瑞穂は小さく手を振って、部屋を出て行った。俺は鏡の前に立ち、着衣の乱れが無いか最終確認をした。

56: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 14:33
今日は、昨日とは別のテレビ局での収録があった。昨日と同じミニバスを使う。表に車を回すと、話し声が近付いてきた。しかし、すぐには乗って来ず、何やらじゃんけんの掛け声が聞こえた。耳を澄ますと、
「お兄ちゃんの隣は私だよ!」
「違う!私が座るの!」
などと、言い争っていた。どうやら俺の隣の席争奪戦が繰り広げられているようだった。最後の「やったー!」は、友梨奈の声ではなかった。
「お兄ちゃん!」
優勝したのは、上村莉菜だった。幼く見えるが、実は19歳なのである。まだ中学生の友梨奈と変わらぬほどテンションが高い。
「今日の服も可愛いな」
「え?本当!?」
「うん。良く似合ってる」
「嬉しい!!」
昨日は服を褒めたっきり、全然会話が出来なかったので、莉菜は本当に嬉しそうだった。皆が続々と乗り込んでくるなか、俺の手をギュッと握る。次々に刺さる視線が気になる。友梨奈は悔しそうに俺らを見ていた。理佐はチラッと見たっきり、すぐに座ってしまった。
「私ね…お兄ちゃんにずっと会いたかったの」
急に莉菜の声のトーンが落ちる。楽しい話ではこうはならないのだが、真剣な話の時は、モードが切り替わったようになる。
「私と一緒にいてほしくて…私の体に触ってほしくて…昨日一日中ずっとお兄ちゃんのこと考えてたの」
「寂しい思いをさせちゃってごめん」
「お兄ちゃん、キスして」
莉菜の唇はプルプルで、とても柔らかそうだった。またしてもキスでは終わらない予感を感じながら、俺は莉菜にキスをした。
すると、莉菜は俺の首に腕を巻きつけ、吸い付くように唇を重ねてきた。ストレートに下ろした髪を撫でてやりながら、キスをしていると、唾液にまみれた莉菜のピンクの舌が、歯の間を割って入ろうとしてきた。それに舌で応える。
どんどん深くなっていくキスに、莉菜は酔いしれていた。

57: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 15:41
最高です。これからもよろしくお願いします。

58: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 17:41
>>57
ありがとうございます!これからもよろしくどうぞ。

「ん…ちゅっ…ちゅるっ…んむぅ…」
口の間から莉菜のくぐもった声が漏れる。唾液の交換を行いながら、体を抱き寄せる。膝の上に座らせると、グリグリと股間を擦り付けてくる。ペニスがスラックスの中で勃起し始める。くるりと体を回転させて背中を向けさせると、服の襟から胸を揉もうと手を入れた。ブラジャーの中に手を滑り込ませる。
「ひゃっ!?」
突然の侵入に、莉菜は驚いて変な声を上げた。しかし、それもすぐに女の声になる。
「あぁ…あっ…」
もっちりとした柔らかい肌。手に吸い付くようだ。梨加の乳房を揉んだ時も、同じ感覚だった。莉菜の乳房を揉みながら、顔をこちらに向けさせてキスをした。
「ダメ…服が伸びちゃう…」
と言いながらも、莉菜はキスに夢中になっていた。乳首を摘むと、体が震えた。心臓が高鳴っているのがわかる。モゾモゾと体が動き、スカートの中に手を入れ、自分からショーツを脱いだ。薄いピンクの、小さいリボンのついたものだ。
「はぁ…はぁ…お兄ちゃんの…硬くて大っきいおちんちん…莉菜のおまんこにちょうだい…」
莉菜のため息混じりの声が、俺の耳をくすぐった。スラックスのジッパーを下ろす。莉菜の強い愛欲に負けた。莉菜とセックスしたくなっている自分の欲に負けた。

59: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 17:42
クソ作者というのは往々にして人のアドバイスを聞かない

60: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 19:30
クソ読者というのは往々にして自分の事しか考えてない

61: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 19:32
「お兄ちゃん…!」
その音を聞いて、莉菜は腰を浮かせて向かい合い、ペニスを中から引っ張り出した。
その隆起する男根を、泉の中に招き入れた。生え揃った陰毛がチラリと見えた。
黒のパンプスが音を立てて床に落ちた。
「あああ…お兄ちゃん…これが好き…自分の指よりもすごく気持ちいい…!」
バスの車内であることを忘れ、憚りもなく恥ずかしい台詞を言う莉菜。
もっとも、運転席と俺たちの座る客席の間には、透明な厚いアクリルの扉状の仕切りがあって、防音の役割を果たしてはいるものの、他のメンバーには丸聞こえであった。
いつの間にか、話し声がピタリと止んでいた。
全て埋まると、莉菜は上下運動を始めた。
濡れてよく滑る花弁が、出し入れに合わせて姿を見せたり隠れたりした。
移動中の揺れの助けもありながら、莉菜の中でペニスが暴れる。
「あんっ!あんっ!いいっ!いいよぉっ!」
莉菜の声が悲鳴に変わる。
それほどくびれていない腰を掴み、莉菜を突き上げると、絞り出すような異様な声を上げながら、莉菜の体が弓なりに反った。
射精はしなかった。その代わり、濁流のように流れてきた愛液で、ペニスがずぶ濡れになった。
口で荒い息をつきながら、体を倒してくる。
莉菜の体温は、先ほどよりも遥かに上昇していた。

62: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 19:39

>>61
写真載せ忘れてました。うえむーの着ている服はこれです。

63: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 19:49

もう一回

64: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 19:58
写真、ちゃんと反映されていますか?

65: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 20:38
写真なんてどうでもいいんだよ
書き方を勉強しろ

66: 名前:雀の声投稿日:2016/11/08(火) 20:51
いや、写真見れない…

67: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 21:52
写真見えないです。 
ゆっかー、土生ちゃん、あかねんの4pみたいです

68: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 21:56

作者です。もう一度だけ。これでもダメなら諦めます。

69: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 22:00
見れました

70: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 22:05
見えました。有難う御座います。

71: 名前:雀の声投稿日:2016/11/08(火) 22:06
70です。

見えました。有難う御座います。

72: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 22:36

作者です。おっ、良かったです!やっぱりWi-Fi環境がないとダメみたいですね…

どうやら今日は私服で収録を行うらしい。一番セクシーだと思う服、一番ぶりっ子だと思う服を着てくるように指示されたそうだ。
ぶりっ子担当の子は、大体白を着てきた。一方のセクシー担当は、黒が多かった。
一際セクシーだったのは、茜だった。腕や脚をほぼ全て露出し、流し目や仕草で官能を掻き立てる。茜はちゃんと考えているのだ、と感心した。番組でも絶賛されていた。その茜が俺のもとにやってきた。
「お兄ちゃん、私セクシー?」
「すごくね。セクシーだしエロい」
茜が顔を近づけてくる。今まで見たことがないほど色っぽい表情だった。
「今朝のこと、友香から聞いたの。そのことをずっと頭の中で考えてたら、ここが疼いてたまらないの。触って…」
ため息混じりの声で茜は言うと、俺の手を掴み、股間に誘った。茜の性器が服の上からでも熱くなっているのがわかった。若干の湿り気も感じる。
「ねえ、今ここでしよ…?帰るまで我慢出来ない…」
茜は俺の胸板を撫でながら、猫なで声で言った。

73: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 22:50
ここを立ち上げた者です。

こんなに素晴らしい作品をありがとうございます。

これからも応援しております。

74: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/08(火) 23:16
こんなもんで満足なのか

75: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/09(水) 00:04

>>73
作者です。こちらこそ、掲載できる場を作ってくださり、ありがとうございます。
こんな未熟な小説でも読んでいただけて嬉しいです!


「誰かに見られても知らんぞ」
「それでもいい…早くキスして…」
茜の唇は柔らかく、グロスによって、弾力の強いプルプルの唇になっていた。強く吸い付くようなキスだった。それは愛情だけでなく、嫉妬の感情がはっきりと感じ取れるキスだった。
「動かないでね…」
茜は言うと、俺の耳に鼻を押し付け、深く息を吸った。かと思うと、耳たぶを口に咥えて舐め回したのだ。ゾクリと震えが走る。
茜が耳たぶフェチであることは知っていた。俺が足を好むように、茜も耳を愛でた。再びキスをしながら服の上から胸を揉んでいると、茜は震え声を漏らした。
「体が熱いよぉ…」
媚薬など一切使っていないのに、茜の言う通り、体温が上昇していた。顔も火照って赤い。乳首のある辺りを指でグリグリと押してやると、茜は足をガクッと折って、崩れ落ちる前に俺の体にしがみついてきた。
「お兄ちゃん、私…なんか変だよ…こんなこと…今までなかったのに…」
茜の目が涙でいっぱいになっていた。官能の炎を鎮めるべく、ショーツの中に手を差し込んだ。柔らかな陰毛の感触の後、熱い泉に指を侵入させた。

76: 名前:雀の声投稿日:2016/11/09(水) 11:43
やっぱり流石です。茜がSっ気無しの堕ちていっちゃう感じがgood♪

77: 名前:雀の声投稿日:2016/11/09(水) 11:45
流石です。茜がSっ気無しの堕ちていっちゃう感じがgood♪

78: 名前:雀の声投稿日:2016/11/09(水) 11:47
流石です♪茜がSっ気無しの堕ちていっちゃう感じがgood♪

79: 名前:雀の声投稿日:2016/11/09(水) 11:49
ごめんなさいm(__)m間違えて送りすぎました(笑)なんか分からないけど送りすぎてた。

80: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/09(水) 17:19
雀の声さん
作者です。いつもコメントありがとうございます。あかねんとの絡みは、もう少し続きます。

「あはぁっ…!」
茜は声を抑えることができなかった。
ショーツを足首まで落とすと、クロッチから愛液の糸が引かれた。
指を動かすと、性器から淫らな水音が発せられた。
「あっ!あんっ!あんっ!お兄ちゃんっ、指ぃっ、激しいっ!」
茜は憚りなく嬌声を上げた。テレビ局の廊下なのに、だ。
無人の廊下だから、茜の声は隅々まで響き渡った。
例の部屋に行ってもよかったのだが、そこまで茜が持たなさそうだったので、ハイリスクな賭けに出たのである。
「お兄ちゃんっ!ダメっ!もうイキそうっ!!」
茜は涙をこぼしながら叫んだ。
今や完全に俺の体に寄りかかり、快楽に身を委ねていた。
指を動かす度に愛液が飛沫する。
腰がガクガクと震え出し、ついに茜は終末の悲鳴を上げた。
「ダメぇっ!もうイクぅっ!イっちゃううう!!」
ビクン、と体が大きく震えた。
その後小さい震えが何度も訪れ、茜はしばしの間、天国を浮遊しているようだった。
しかし、すぐに元の世界に引き戻されることになる。
ガタン、と物が倒れる大きな音がした。俺と茜は凍りついてそちらを見た。
廊下の隅で、理佐がしまった、とバツの悪そうな顔で倒れた消火器を見ていた。
俺たちの方に向くと、いつもの表情に戻った。いや、正確には戻りかけていた。
ほんの少しだけ、頬が赤くなっていた。
「な、何も見てないから!」
理佐はそれだけ言うと、猛ダッシュで走り去っていった。
「り、理佐!?ちょっと待っ…」
茜は驚いて呼び掛けるも、俺は肩に手を掛けて止めた。
「待てよ。まだ続きが残ってる」
「ええっ?でも…」
「お前が欲しがっているものくらいわかってるさ。でも、それは別の場所でやろう」
「…うん」
茜は理佐のことが気掛かりなようだが、それでも自らの欲求には勝てなかった。

81: 名前:雀の声投稿日:2016/11/09(水) 17:48
作者さんへ

名前を変えて見てはいかがですか?
普通に「作者」とかでも。

分かりやすくて見やすくなるかと。

82: 名前:雀の声投稿日:2016/11/09(水) 21:50
あっ、作品はいつもたのしみに

83: 名前:雀の声投稿日:2016/11/09(水) 21:51
しています。

84: 名前:投稿日:2016/11/09(水) 22:27
更新お待ちしてますこ

85: 名前:作者投稿日:2016/11/09(水) 23:22

とりあえず名前はこうしておきます。

例の『部屋』に茜を入れ、誰も立ち入って来ないように鍵を閉めた。あれからこの部屋には誰も立ち入っていないらしく、昨日と何ら変わっているところがない。
「…本当に誰も来ないんだよね?」
「大丈夫だ。安心しろ」
茜の体を抱き締め、キスをしてやる。服の前を開き、薄いピンクのブラジャーのフロントホックを外した。
慎ましく膨らんだ乳房と、先端でほんのりと桜色に色づく乳首が露わになった。触れるともう硬く立ち上がっていた。
「お兄ちゃん…吸って…」
茜に言われて、乳首を咥えて舌で転がした。
茜は小さく切れぎれに声を漏らしていたが、甘噛みした時にそれが小さな悲鳴に変わった。
音を立てて吸うと、胸の先から走る快感に茜は震えた。
パンティーの上から濡れたままの性器を摩り、熱いままだとわかるとそれを脱がしてやる。
花弁が男を求めてひくついていた。茜の背中を壁につけ、脚を抱えて挿入する。中は熱く、よく滑った。抽送も滑らかに行われた。
「あっ!あっ!いいっ…お兄ちゃんが入ってるぅ!」
茜は背中を掴みながら喘いだ。脚を腰にきつく巻きつけてくる。
18歳とは思えぬほどの名器だった。心身共に虜にする、まさに釣り師の威名を名乗るに相応しい。
「茜っ、これが欲しかったんだろ」
「あぁっ、そうっ…これが…お兄ちゃんのおちんちんが…欲しかったのぉっ…あああ、気持ちいいっ!!」
茜の喘ぎ声が、脳内に響く。結合部から発せられる水音が大きくなる。徐々に締まりが強くなっていく。
律動を始めてから恐らく3分近く経ったろうか。茜に限界が訪れた。
「あんっ、あんっ、お兄ちゃんっ!またっ…またイクぅぅっ!!」
絶叫と共に腰とペニスを同時に締め付けられ、その瞬間、俺は茜の中で射精した。
イった直後の茜は、先ほどとは違い、痙攣するだけでなく、恍惚とした表情を浮かべていた。
「お兄ちゃんの熱いの…いっぱい来てる…」
ペニスを抜き、精液が花弁から逆流してくる様を見る。結合を解いた後も、茜は熱いキスをしてきた。最後に一言呟いた。
「これで友香ちゃんに…追いつけたかな…」

86: 名前:作者投稿日:2016/11/10(木) 13:28
理佐に茜との情事を見られてしまった。
場所も場所だったのだが、それ故にもっと警戒しておくべきだった。
普段の理佐では想像できないが、活発に他の子と話すらしいから、誰かに言いふらすかもしれなかった。
楽屋に頻繁に出入りするわけではないのでよくわからないが、もしそうなったとしたら、それは当然の報いであるから、腹を括らねばなるまい。
帰りのバスに乗るまで理佐に会うことはなかったし、他の子に何か言われるわけではなかったのだが、逆に言われないことによる緊張感があった。
大げさかもしれないが、生きた心地がしなかった。
帰りのバスでは佑唯が隣に座るや否や腕を組んできた。
「隣に座れて嬉しいな」
俺の腕に頬ずりしながら、うっとりとした顔で言った。が、しばらくするとその体勢のまま眠ってしまった。
寝顔が可愛らしくて、その頬を指で撫でてやった。すると、佑唯はゆっくりと目を開けて、俺の指に軽く口づけた。
太ももを剥き出しにして、弱い力でさらさらと撫でると、眉間にシワが寄った。
寝ている(寝ていた)子に悪戯するのは、実にスリリングな遊びだった。それも程々に、俺は座り直した。

87: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/10(木) 15:31
>>1-100

88: 名前:雀の声投稿日:2016/11/10(木) 17:09
やっぱり面白いです。これからも楽しみにしてます。

89: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/10(木) 21:01
いや俺はそうは思わない

90: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/10(木) 22:26
楽しみにしてます。これからもよろしくお願いします。応援してます。

91: 名前:&◆qMSpcr5k投稿日:2016/11/11(金) 06:16
更新お待ちしてます

92: 名前:作者投稿日:2016/11/11(金) 09:32
「やめないで…」
目を覚ました佑唯が囁いた。右腕に感じる心臓の鼓動は速い。すかさずキスをされる。そこで俺は茜のグロスが拭いきれていないことに気付いた。
「お兄ちゃん、唇プルプルだね」
「そうかな?」
「もっとしたくなっちゃう」
佑唯の濃いキスが続き、俺はその小さな体を抱いていた。
スカートの中に手を差し込み、再び太ももに触れる。
佑唯の体がビクンと跳ねた。
すべすべの肌に、柔らかな肉の感触が、俺の手を喜ばせた。
ショーツの中に手を入れて、尻を触る。
割れ目のラインを手の平に感じながら、ふくよかな尻肉を揉みしだいた。
「あ…あっ…」
ギュッと腕にしがみついてくる。
胸も小柄ながら大きめだ。その谷間に腕を挟まれている。
過去に佑唯は別のアイドルグループに所属していて、その時にイメージビデオを発表していた。
その映像は見たことがないのだが、写真で見る限りでは、当時14歳としては年齢不相応な体つきをしていた。18歳となった今でも、それは健在だ。
佑唯の顔が少し赤くなっていた。
「おにい…ちゃん…もっと触ってぇ…」
佑唯の乳房を服の上から揉む。
むにゅっと柔らかく形を変える。
自ら服を捲り上げて、ブラジャーまをずらした。
揺れながら露わになる佑唯の乳房。
あのイメージビデオでも、水着の下はこうだったのだろうか。いや、その時よりも少しは成熟しているのかもしれない。
まるで水風船のような乳房は、独特の柔らかさだった。
ピンクの乳首は、横楕円の乳輪の真ん中で立っていた。
指で挟むと、小石のように硬くなった。
佑唯の下半身を弄る右手は性器に到達し、花弁から溢れ出る愛液で濡れていた。
指を入れて、熱い佑唯の中を探検する。
「ああーっ!あっ!あっ!」
佑唯は目を閉じて喘いだ。
感じる時の顔が可愛くて、もっと速く指を動かした。
さらに、乳首を口に咥えて、舌で転がした。
二つの異なる刺激に、佑唯の口がさらに大きく開き、声も大きくなって、やがて叫びになった。
「あっ!あっ!そんなに速くしたらダメえぇっ!イっちゃううっ、イクうううう!!」
佑唯の悲鳴と共に、愛液が噴き出した。
スタミナのない佑唯はどんな簡単な行為でも、すぐに達してしまう。長期戦には向いていない。
しばらく痙攣した後、佑唯は言った。
「お兄ちゃん…ごめんなさい…私一人でイっちゃった…ぐすっ…」
加えて、佑唯は泣き虫である。セックスが終わると、必ず佑唯は泣く。
「いいんだよ。気持ちよかった?」
「…うん」
「ならいいんだ」
「よくないよ!お兄ちゃんだって、こんなに大きくしてるのに!」
佑唯は俺の股間を指差した。スラックスの前でテントが張られていた。俺の膝下に跪き、スラックスのジッパーを下ろした。いきり立つペニスが飛び出し、外気に晒された。
「私を気持ちよくしてくれたんだから、今度は私がお兄ちゃんを気持ちよくしてあげる」
躊躇うことなくペニスを咥え、頭を振り出した。口の中の滑りだけではなく、厚い唇が当たるおかげで快感が増した。口をすぼめたり、舌を使ったり、色々と工夫を凝らしていた。
「佑唯、気持ちいいよ。すごく上手だね」
「んふふ」
ペニスを咥えたまま、佑唯は微笑んだ。亀頭やカリ首を舐められ、背骨を鋭い快感が走り抜けた。スピードも上がり、一気に高みへと導かれた。
「ああっ、佑唯っ」
俺は佑唯の頭を抑え、口の中で射精した。佑唯はじっと受け止め、吐き出すことなく全て飲み下した。
「いっぱい出たね、お兄ちゃん」
口の端に残滓を溢したまま、佑唯は笑った。可愛らしい笑顔が、いつになくいやらしく見えた。

93: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/11(金) 23:15
いい加減にしろ!

94: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/11(金) 23:24
超抜ける

95: 名前:作者投稿日:2016/11/12(土) 00:15
>>94
そう言っていただけると、嬉しいです。自信が湧いてきます。これからもよろしくどうぞ。

夕食を済ませて少しすると、入浴時間になった。
「お兄ちゃんも一緒に入ろうよ」
そう言って俺を誘ったのは、小林由依だった。垂れ目のせいか、妙に色気を感じる。
「いいの?」
「もちろん」
「わかったよ。用意するからちょっと待っててくれ」
自室に戻り、着替えやタオルなどを持ってくる。
由依に連れられて、大浴場に行くと、リバーブの掛かった楽しげな会話が聞こえてきた。
「早く入ろ?」
見ると、もう由依は全裸になっていた。
少し大きく膨らんだ乳房と、先端にある茶色の乳首に真っ先に目が行った。
股間のほうは手で覆っていてよく見えないが、陰毛の茂みが、隙間から少しだけ覗いていた。
全身から漂うフェロモンが、肌が晒されたことでさらに強くなった。
髪をアップにして、少し恥ずかしそうに唇を噛んでいた。
俺は頷いて、急いで服を取り去った。
由依の手を取り、中に入る。蒸気がしっとりと身を包んでいく。
サッと掛け湯で体を熱さに慣らす。真っ直ぐシャワーまで行く。
「背中流してあげるね」
「ありがとう」
俺は椅子に座り、由依が石鹸を泡立てる様子を鏡を通して見ていた。
スポンジを使って、ゴシゴシと力を入れて背中を洗ってくれている。
「お兄ちゃんの背中、大きい」
由依は呟いた。細長い指が、背骨の辺りをそっと撫でてきた。
かと思うと、後ろからギュッと抱き締められた。
背中で乳房が押し潰される。前に回された手がゆっくりと動き出す。
「お兄ちゃん、好き…」
耳元で由依が囁いた。艶のある声が耳をくすぐり、ペニスが反応した。
「うふふ、お兄ちゃん可愛い」
由依の手がペニスを握った。上下にゆっくりとしごき始める。
半立ち状態だったペニスは、たちまち力を漲らせた。
昼間に茜にされたのと同じように、由依は俺の耳を責め始めた。
息を弱く吹き掛けたり、キスをしたり、どうすれば気持ちよく感じるか心得ている様子だった。
乳房の押し付けも忘れない。背中に二つの乳首の突起している感触が常にしていた。
動けない状態であり、俺は由依にされるがままだった。
この不利な状況をどうにか打開しなければならない。
由依の右手首を掴んだ。驚いて一瞬、由依の手の力が緩んだ。
その隙に俺は体を回転し、由依の方に向いた。
油断している由依の唇にキスをする。
我ながら唐突すぎた、と思った。
由依は、俺の一連の動作に反応できぬまま、後ろに倒れてしまい、その上に俺が覆い被さるという、何ともおかしな体勢になった。

96: 名前:作者投稿日:2016/11/12(土) 00:22
「すまん」
俺は短く謝り、由依を起こそうとした。しかし、由依は首を振った。
「いいの。このままで…」
漫画やドラマなどでよくある、男が女を押し倒すポーズ。
この体勢が、最近のティーンエイジャーにはウケているらしい。
俺にはよく分からない。
「もっとキスして。お願い…」
「その前に流さないとな」
俺が苦笑していると、いきなり後ろから大量の湯をぶっかけられた。由依は悲鳴を上げた。
「これで泡、落ちたで?」
振り向くと、美波が桶を持ってニコニコしながら立っていた。
「こいつめ」
俺は笑いながら美波の髪をくしゃくしゃにした。「ひゃっ」と小さく悲鳴を上げる。
「ずっと見とったで…おちんちんシコシコされとるとこ…うち、なんか変な気分や…」
美波は顔を赤らめて、上目遣いをした。
昨日も相手をしたのだが、挿入までは至らなかった。
涙で少し潤んだ美波の目は、明らかにペニスを求めていた。
「ねえ、私のことは?」
由依の声に振り向くと、床に倒れたまま、いや、さっきとは違って、脚をM字に開いている。
すべすべの太ももに、少し燻んだ花弁が丸見えだ。
流し目で俺を誘惑していた。しかし、美波も負けじと腕をぐいぐい引っ張ってくる。
「嫌や。うちも構って」
こうなるとすごく面倒くさい。
同時に複数人を相手にするのは、未だに不慣れであった。
「二人とも並んで」
由依と美波が同じポーズで横並びになる。
二つの花が並んで咲いている。
蜜を垂らしながら、男を待っている。
まず由依の上に被さる。ペニスの先端が由依の花弁の中に埋まる。
ペニスが全て埋まった時、口をO字に開けながら、由依の体が仰け反った。
16歳の彼女には、男を受け止める感覚が、まだ身に染みていないのだ。
それに比べて場数を踏んでいる友梨奈は、由依より1歳若いにも関わらず、セックスに慣れてしまっている。
というより、セックス漬けになってしまっている気がする。
アダルトグッズに手を出していないだけまだマシだが。
圧倒的に交わった回数の多い友梨奈に対し、由依とは今回でまだ2回目である。
久々のペニスの感触に、由依は早くも涙ぐんでいた。
腰を動かすと、由依の嬌声と肉と肉がぶつかり合う音が大浴場の喧騒に加わった。

97: 名前:&投稿日:2016/11/12(土) 01:18
美波との3p良いですね! 続き気になります

98: 名前:雀の声投稿日:2016/11/12(土) 14:36
流石です。これからも頑張って下さい。

99: 名前:&投稿日:2016/11/12(土) 21:16

100: 名前:作者投稿日:2016/11/13(日) 02:31
「あんっ、あっ、あっ、ああっ」
小刻みに揺れる乳房を掴み、指の間に乳首を挟んだ。
由依の乳首は芯のある硬さになっていた。
「はぁ…はぁ…あっ、んっ、ダメっ」
「たまにはこういうセッションもいいだろう?」
「バカぁっ」
音楽にちなんだ冗談を言うと、由依はこんな時でもちゃんと笑ってくれた。
脚を腰に巻き付けられた。涙で潤んだ目が俺を見つめる。
ドキッとしてしまうほど、その円らな瞳が可愛らしくて、俺は律動を速めた。
由依の喘ぎ声がさらに高く、大きくなった。
由依とのセックスに、皆の視線が集中しているのがわかった。
目の端に、美波がオナニーしているのが確認できた。
目の前のセックスに、我慢出来ずに性器を自らの指で慰めていたのだ。
頬をピンクに染め、拳を口に押し当てて声を我慢してはいるものの、性器に入った指は止まらない。
淫らな水音が聞こえた。
「あんっ、あんっ、お兄ちゃんっ、もうイキそうっ…イってもいい?」
由依は涙を流しながら俺に問うた。返答の代わりに、腰の速度を速めた。
「あっ!あっ!ダメっ!ダメぇっ!イっちゃうぅっ!イクううぅ!!」
由依は悲鳴と共に、性器を収縮させてきた。
精液の放出を促すように膣壁の襞が絡み付いてくる。
由依の中に射精しそうになって、抜こうとするも、由依の脚が絡み付いていて抜け出せない。それに気付いた由依が鋭く叫んだ。
「お兄ちゃん、ダメぇ!抜いちゃダメえぇっ!」
結局、射精は由依の中で行った。ドクドクと放出される精液が、由依の中に流れ込んでいく。結合を解くと、ズプッと濡れた音がした。

101: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/13(日) 16:50
最高
更新お願いします

102: 名前:作者投稿日:2016/11/14(月) 01:41
「中に…出したん?」
美波は震える声で言った。ペニスの先端から滲み出る精液とカウパー液の混じったものを見て察したようだ。
俺を押し倒し、上に乗っかってきた。ピクピクと脈打つペニスを性器に挿入し、上下に動き出した。
「あんっ、あんっ、すごいっ、熱いぃっ」
イったばかりなので、美波がそれほど締め付けなくても快感は十分だった。
美波の可愛い喘ぎ声を聞いているだけでも気持ちよかった。
真っ白な美波の裸の体を、上体を起こして抱き寄せる。対面座位の体位で腰を打ち付けてくる美波の、さらに奥を目指して突く。
同時にビンビンに硬く勃起したピンクの乳首を愛撫する。
「あひゃうっ!お兄ちゃん、好きいいっ!おかしくなっちゃううっ!」
「あっ、ダメだ、美波、出したばっかりだから…」
「嫌やっ。うちにも中出ししてくれるまで、絶対にやめへん」
昨日の出来事もあって、ずっと欲しがっていたものを手に入れた美波は、少しでも長く交わっていたいらしく、腰の動きが遅かった。
しかしそのぶん、美波の膣壁の構造がありありとわかるほど、深みのあるセックスになった。余計に射精感が高まる。
要求通り、由依の時より量は少ないものの、美波の膣内で射精した。
同時に美波も絶頂に達し、体を弓なりに反らしながら歓びの叫びを上げた。
「あっ…はぁ…ありがとう、お兄ちゃん…好きやで…大好きや…」
涙目の美波は、愛の言葉を囁いた。
こんなにも広い空間が、一瞬でたった3人だけの世界になっていた。

103: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/14(月) 02:22
更新アザマス!

104: 名前:作者投稿日:2016/11/14(月) 03:41
作者です。>>21さん、お待たせしました。ここからモナとの絡みが始まります。

自室に戻って、休息を取る。もちろん、例のドリンクも飲んだ。これがないと、長い夜は乗り越えられない。何人もの少女の相手が出来るのは、この精力剤のおかげであった。
部屋で待っているが、一向に誰も来る気配が無い。それも良かろう。一人の時間もたまには必要だ。ソファーに深々と座り、テレビをボーッと眺めていると、携帯が鳴った。
電話でもメールでもない、LINEの着信音だった。見てみると、理佐からのメッセージだった。
『大部屋召集。拒否権なし』
何とも理佐らしい、短く的確で、かつ無感情なメッセージである。
「大部屋か。最近使っていなかったな」
と、独り言ちた。
この部屋は1階にあるのだが、大部屋はこの建物の最上階にあった。欅坂の部屋も同じ最上階である。
最近設置したエレベーターが大活躍していた。寮長室を出ると、廊下のほとんどの照明が落とされて薄暗くなっていた。
この階には俺以外誰も住んでいないので、シーンと静まり返っている。
部屋の鍵を閉め、すぐ近くにあるエレベーターに乗った。一番上の6のボタンを押す。
降りると、1階とは違って、寝静まっている部屋もあれば、話し声や音楽が漏れ聞こえている部屋もあった。
それらの両脇のドア達を無視し、この先にある大部屋の大きなドアの前に立つ。耳をすましても何も聞こえない。
ドアを開けると、ダブルサイズのベッドが部屋のど真ん中に置かれていた。側に置いてあるランプの電球の明かりだけが部屋を明るく照らしていた。
誰かがベッドに座っていた。こちらからでは、後ろ姿しか確認できない。ドアが閉まると、その人物はこちらを振り返った。
「来たね。お兄ちゃん。待ってたよ」
待っていたのは、呼び出した張本人の理佐ではなく、愛佳であった。二人きりで話すのは、一週間ぶりかもしれない。
あんなにクールで素っ気ない感じだったのに、今では友梨奈やねるに引けを取らないほど積極的に関係を取るようになった。無論、二人でいる時の話だが。
理佐のことを尋ねる前に、愛佳は俺の方に歩み寄って抱きついてきた。
「今日さ、お風呂でセックスしてたじゃん。お兄ちゃんと最近してなかったから、もう我慢できなくてさ…」
愛佳の上目遣いも、実はとても女の子らしくて可愛いことを今、確信した。可愛くなりたくない愛佳に、女としての歓びを感じさせるべく奮闘した結果だ。
「愛佳は本当に可愛くなったな」
「やめてよ…」
「キスしよう」
「うん」
以前ならば、「嫌だ」とか「しなくていいから」とかあしらわれてきたが、こんなにも素直にキスを受け入れるようになったのだ。愛佳の唇は程よい厚みと弾力があって、キスがとても心地よい。初めてキスした時は、もっと早く仲良くなればよかったと後悔したものだ。
愛佳の手が、俺の背中をギュッと掴んだ。舌を絡ませると、少しぎこちない感じで応えてきた。梨加よりはまだ少し慣れているようだった。愛佳の唾液が流れ込んでくる。甘い。
唇を重ねたまま、愛佳をベッドに押し倒した。その瞬間、愛佳は恍惚の表情を浮かべた。自分から着ている服を脱ぎ始めた。これも初めての事象である。あっという間に全裸になった愛佳は、
「お兄ちゃんも脱いでよ。私だけじゃ恥ずかしい」
と、促した。

105: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/14(月) 17:21
>>1-104

106: 名前:作者投稿日:2016/11/15(火) 00:11
愛佳の裸を見るのは久しぶりで、改めて興奮を覚えた。
精力剤と愛佳の裸体を見た興奮とで、ペニスが力をつけ始めていた。
愛佳の乳房に触れると、それはまるでゴム毬のような感触で、柔らかに変形した。薄いピンク色に色付く乳首も指で転がす。
愛佳は手で口を覆い、声を我慢していた。
口で引っ張りながら吸うと、愛佳の腰が一瞬跳ね上がった。
「我慢しないで」
「んっ…んむぅ…んあっ…あっ…」
愛撫を続けると、愛佳は次第に声を抑えることを忘れ、甘い快美に身を委ねるようになった。
愛佳の乳首は硬く立ち上がり、それが彼女の興奮状態を表していた。
性器も愛撫しようと、股間に手を伸ばしたその時、ドアが開いた。
反射的にそちらを見ると、髪の長い女の子が立っていた。愛佳はその子に手招きした。
「早くおいでよ」
おずおずと女の子が近付いてくる。ランプの明かりで、それが梨加だとわかった。
「お兄ちゃん…」
梨加は手を組んでもじもじとした。
「ぺーは私が呼んだの。ほら、ちゃんとお願いしないと」
愛佳は言った。梨加は頷いて、俺をじっと見つめた。
「あの…愛佳と…お兄ちゃんと…3人で…セックスしたいです…」
あの内気で奥手な梨加が、こんなことを言ってくるとは思いもしなかった。きっと勇気を振り絞って言っているのだと思った。
そんな思いを踏みにじるわけにはいかなかった。
「いいよ」
俺が言うと、梨加は唇遊びをしながら、目を細めた。笑っている。それから、ゆっくりと服を脱いでいった。
豊かな乳房がゆさりと揺れながら露わになる瞬間、思わずドキリとした。
梨加の乳房のボリュームは、昨日散々確かめた。欅坂の中でも1、2を争う巨乳である。
乳首が見えても、ショーツを脱いで性器を晒しても、もう隠すようなことはしない。
ベッドに乗って愛佳の隣に寝そべる。
愛佳ともそうだが、梨加とベッドでセックスするのも久しぶりだった。
横になっても、梨加の乳房は形を崩すことはなかった。
「ぺーって、やっぱりおっぱい大きいね。羨ましい」
「あんまり見ないで…恥ずかしいから」
梨加は顔を赤らめた。その梨加の胸を揉む。
愛佳の乳房よりも圧倒的に柔らかく、まるでマシュマロのような感触だった。
白い柔肌は手に吸い付くようで、俺の手を喜ばせた。
昨日と同じように、触っただけでビクビクと反応した。
まだ柔らかかった乳首も、クリクリと摘んで遊んでいると、芯を持った硬さになった。
梨加の声が漏れる。
「あっ…んっ…あっ」
口に含み、持ち上げるように吸って離すと、乳房は波打ちながら元に戻った。
桜色の乳首は、二つともピンと立ち上がっていた。
むっちりとした太ももを撫で、股間に手を滑らせた。
陰毛の茂みを掻き分けて、梨加の花弁をそっとなぞる。
「あっ…やっ!…ああっ…」
梨加はきつく目を閉じて喘いだ。
サーモンピンクの花弁の中に指を入れると、そこはもう泉のようだった。
もう片方の手は愛佳の性器を愛撫した。梨加よりも淡い陰毛の生え方だった。
まだ16歳だから、これからどんどん大人の体になっていくに違いなかった。
「やっ…あっ…お兄ちゃ…んっ、ダメっ」
愛佳も可愛らしい喘ぎ声を上げる。嬌声のデュエットが、部屋に響いた。
梨加が手を太ももで挟んできた。柔らかな肉が、逆に手を押さえつける形になった。
「ああん…お兄ちゃん…ダメ…変になるぅ…」
梨加が弱々しく訴えた。その目は涙で潤み、頬も上気して赤くなっていた。
「変になっちゃえよ」
「あっ…あっ、ダメぇっ、そんなにっ…激しくしちゃ…っ!!」
指の動かす速度を上げると、梨加は叫びながら達した。
愛佳の方も、愛液を溢れさせて洪水状態だった。
指を動かすと、淫らな水音が大きく鳴った。
「あっ!あああっ!すごいいっ!お兄ちゃんの指ぃっ、私のより太くて大きくてぇっ、オナニーする時より気持ちいいよぉっ!」
愛佳は叫びながら、隣で喘ぐ梨加の手を握ったのだった。
二人の友情の表れであった。いや、友情以上の何かかもしれない。
「あっ…あぁん…気持ちいいよ、愛佳ぁっ…」
「ああっ…私もだよ…ぺー…一緒にイこ?」
互いの体を抱き寄せ、乳房を揉み合いながらキスをした。
梨加と愛佳の乳首が擦れあってピンピンと弾かれる。
女同士の濃厚な絡み方を目の当たりにして、どこか新鮮な気分になった。
二人を天国へ連れて行くべく、指の動きを早めた。
「あっ!あっ!ダメぇっ!激しいっ!すごいいいいっ!!」
「ああっ!お兄ちゃんごめんなさいぃ!お兄ちゃんのことぉ、放ったらかしにして、二人で勝手に気持ちよくなってぇっ!!」
梨加は俺が怒っていると勘違いしたらしく、泣きながら謝ってきた。
程なくして二人は快楽の高波にさらわれた。

107: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/15(火) 07:38
たまんねえ

108: 名前:&投稿日:2016/11/15(火) 23:03
更新お待ちしてます

109: 名前:作者投稿日:2016/11/16(水) 03:03
作者です。この話も後半に入りつつありますが、まだ欅ちゃんの次の話が完成していません。
個人的な話になってしまいますが、今、精神的に辛い状態なので、少しお時間を戴きたいです。
リクエストにはしっかりとお応えし、必ず新作を完成させたいと思っています。
この話に関しましては、引き続き載せさせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。

「もういいか?俺ももうそろそろ我慢の限界なんだけど…」
「いいよ。でもね、もう一人いるんだ」
愛佳はニヤリと笑って、暗闇の方に顔を向ける。
「隠れてないで出てきなよ、理佐」
え?理佐?ポカンとしていると、物陰から理佐が姿を現した。
着ているパジャマの上ははだけ、下はショーツだけになっていた。内ももが濡れているように見えた。
今の理佐の姿は、いつものクールな姿とは程遠いものだった。
「ずっとそこにいたのか」
俺が尋ねると、理佐は俯いて目を逸らした。頬が赤く染まっている。理佐の代わりに愛佳が答えた。
「私と理佐で相談して、段取りを決めたんだ。理佐の性格、わかってるでしょ?」
なるほど。確かに理佐の性分だと、俺に直接交渉したりすることは難しいかもしれない。
「じゃあ、梨加は?」
「ぺーはただ私が呼んだだけ」
荒く息をつなぐ梨加は、俺を見つめて微笑んだ。愛佳とまだ手を繋いでいる。
「ねえ、愛佳…」
「あ、そうだね。でも、まだダメ。お兄ちゃんとまだ本番してないから」
「えっ、ちょっと、約束と違う…」
理佐は抗議の声を上げるが、愛佳は無視して抱きついてきた。
「お兄ちゃん、いっぱい抱いて。今まで素直になれなかった分の埋め合わせ、まだ出来てないから」
愛佳の性器にペニスを当てがい、ゆっくりと埋めていった。ズブズブと熱い沼の中に入っていく。
「あぁぁっ…」
愛佳はペニスの入ってくる感覚に呻いた。頻繁にしているらしいが、オナニーとは訳が違う。
全てが埋まると、俺の腕を掴んできた。
「動いていいよ…」
愛佳の声は、さっきより弱々しくなっていた。意外と締め付けが強めな愛佳の性器に、ゆっくりと抽送を始めた。
「はぁ…はぁ…っあっ…」
愛佳は目を閉じて女の声を上げた。腰を持って、下半身を少しだけ浮かせる。
幾らか、腰を打ちつけやすくなった。ピストンの速度を上げる。
愛佳の喘ぎ声が、叫びへと変わる。
「あっ!あっ!お兄ちゃん、すごいっ!奥まで当たってるぅっ!」
愛佳の奥まで届くように、深く突き上げる。
数の子天井の構造に、ゴリゴリと引っかかる。強い刺激だ。
「あんっ!あんっ!お兄ちゃんっ、好きっ、大好きぃっ、ずっと一緒にいたいよぉっ」
今日の愛佳は、思いがけないようなことばかり言う。
だからわざと意地悪なことを言い返した。
「でも、愛佳は一人でいるのが好きなんだろう?」
「はぁ…はぁ…一人が好き…でも…お兄ちゃんと一緒にいる時間の方がもっと好き…っ」
愛佳の目が潤み、目尻から涙がこぼれ落ちた。
こんなにも素直で可愛らしい愛佳を、俺は今まで見たことがなかった。
昂まった俺は、もっと強く腰を打ちつけた。肉が大きく鳴る。
「今日の愛佳、可愛い」
「言わないで…あっ!あっ!そんなに速くしたらイクぅ!イっちゃうううっ!!」
愛佳の絶叫が響き渡る。
この日三度目の絶頂に達した愛佳は、まるでライブを終えた後のように、ぐったりと脱力した。俺も同時に果て、愛佳の中で射精した。

110: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/16(水) 03:10
更新ありがとうございます。これからも、作者さんのペースで頑張ってください。
応援してます

111: 名前:&投稿日:2016/11/16(水) 05:00
更新ありがとうございます 気長に待っております

112: 名前:作者投稿日:2016/11/16(水) 12:30
作者です。コメント、ありがとうございます。皆さん、優しいですね。

「ほら、次は梨加の番だ」
「ねえ!」
嬉々として腕を広げる梨加に対し、理佐が怒りの声を上げた。ドスの効いた低い声なので、まあまあ怖い。
しかし、このまま焦らし続けてみるのも面白いと思った。目の前で繰り広げられるセックスを、お預けを食らった理佐は、どんな風に見るのか、ちょっと興味があった。
「お兄ちゃんっ」
梨加はギュッと強く抱き締めてきた。成熟して柔らかさに富んだ、大人の女性らしい体だった。
豊かな乳房を揉みしだき、谷間に顔を埋めて肌の匂いを嗅いだ。
汗をしっとりとかいていたが、それでも芳しい香りがした。それは髪からもふわりと漂った。
乳首にキスをすると、梨加は小さく悲鳴を上げた。
「お兄ちゃん…もう入れて…お願い…」
梨加の脚を広げ、泉の中に挿入した。
やはりベッドでするセックスの方が、確実に快適で安定感がある。
腰を動かして、梨加の体を揺さぶった。
「あっ…あっ…んっ…んはぁっ…」
梨加は顔を赤らめながら、やはり控えめに喘いだ。体位を入れ替える。
「あっ」
突然、自分が上にされて、梨加は驚いて目を丸くした。梨加の腰に手を添える。
「どうしたらいいか、わかるよね?」
梨加は唇をグッと真一文字に結び、上下に動いた。
梨加の騎乗位は、まだ少しぎこちなかった。
ユサユサと揺れる乳房が何ともエロい。先端で勃起する乳首から、強烈なエロチシズムを感じた。
尻を撫で回し、梨加の体を探検する。
「いいね、梨加。上手くなってきた。その調子だよ」
梨加の性器が、吸い付くようにペニスにまとわりついた。中の構造は素晴らしいものだった。
そのまま梨加に動いてもらいながら、体を抱き寄せて密着させる。
乳房が潰れる。梨加の熱い吐息が顔に振りかかる。
「はんっ…はぁ…はぁ…お兄ちゃん、好き…あっ、イク…っ!」
梨加は揺れながら叫んだ。
発射された精液が、梨加の中へ流れ込んでいく。梨加の体が震える。
彼女もまた、今日三度目のエクスタシーに達していた。
この場に友梨奈やねるがいなくて本当に良かったと思った。きっと怒り狂って、自分にも中出しをしろと要求されただろう。
ただ、これで終わりではない。これからが本番である。

113: 名前:Kaylee投稿日:2016/11/16(水) 19:30
That's a sensible answer to a chnigeallng question

114: 名前:&投稿日:2016/11/16(水) 19:39
更新ありがとうございます
ますます理佐とのこの後が期待できます!

115: 名前:作者投稿日:2016/11/17(木) 00:00
&さん
ありがとうございます。ここからがメインヒロインである理佐との絡みです。

ベッドの外に目を向けると、理佐が座り込んでいた。肩で息をしている。
「理佐」
声を掛けると、ゆっくりと顔を上げた。目が涙で潤み、少し赤くなっている。
「遅いよ」
涙目の理佐をベッドに引き上げるが、何もしない。
しばしの間、お互いを黙って見つめ合う、不思議な時間が流れた。
「ねえ」
「ん?」
「何もしないの?」
「だって何も言わないから」
理佐の顔が曇る。愛佳が声を掛けた。
「そうだよ、理佐。ちゃんとお願いしないと」
「……」
「そのためにお兄ちゃんや私を呼んだんでしょ。これは理佐が成長するチャンスなんだよ」
愛佳の言葉を聞いたその時、俺は理佐の本当の気持ちがわかった気がした。
ただ単にセックスがしたいのではない。
自らの内気な性格、他人を拒絶したり、殻に閉じこもるような性格を直したい。
もっと正直になりたい、と思っているのだ。きっと。
かつて愛佳がそうであったように。
「…てください」
「ん?」
理佐の声はあまりにも小さく、頑張っても途中しか聞き取れなかった。
聞き直すと、理佐はギュッと拳を握って、ヤケクソになったかのように叫んだ。
「私とセックスしてください!!」
その言葉を聞いた瞬間、俺は理佐の華奢な体を抱き締めた。
性的な欲望からではない。よく頑張った、と力を込めて抱き締める。
理佐の体が一瞬強張ったが、すぐに力が抜けた。そして、何度も震えた。鼻を啜る音が聞こえた。泣いている。
その時、理佐の髪が、ふわりと香った。その匂いが、朝に自室の前で嗅いだあの匂いと同じことに気が付いた。だが、今はそのことを聞くつもりはなかった。
「泣かないで」
俺は理佐の髪を撫でながら言った。
俺を見つめる理佐の目は、真っ赤に腫れていた。
どちらからともなく顔を近づけ、優しく唇を重ねた。昨日とは違う、ゆったりとしたキスだった。
いつしか理佐も目を閉じ、うっとりとキスに浸っていた。そのままゆっくりと理佐をベッドに押し倒した。
「ずっとお兄ちゃんとこうしたかった。だけど素直になれなくて…」
理佐は涙ぐんだまま言った。俺は黙って頷き返し、理佐の服を脱がしていった。

116: 名前:S投稿日:2016/11/17(木) 03:14
てちはもう出てくる予定は無いですか?

117: 名前:S投稿日:2016/11/17(木) 03:14
てちはもう来ませんか?

118: 名前:作者投稿日:2016/11/17(木) 11:30
Sさん
てちはこの話では出てきません。また次回以降に出したいと思います。

理佐の体は、服を着ている時はあまりわからなかったが、痩せ型にして、女性らしい丸みを帯びていた。
乳房も梨加に届くか届かないかというくらいの豊かな膨らみだった。陰毛の茂みは愛佳より濃い。花弁は自慰行為によって既にしとどに濡れていた。
明るいところで、理佐の裸をあまり見たことがないので、改めて興奮を覚えた。
理佐の唇にキスをし、首筋に唇を這わせる。
「んっ…やっ…ダメ、跡ついちゃう」
首筋に深く吸い付き、唇の跡を残す。
「これは理佐の成長の証さ」
そのまま下に下がっていって、胸の膨らみに顔を埋める。
薄ピンクの乳首を口に含む。乳輪を舌でなぞり、乳頭を転がしたり吸ったりした。
「あっ…あんっ…はぁっ…」
理佐の声はいつも低いのだが、今はそれに少し艶が入った感じだ。
オナニーでは味わうことのできない刺激に、理佐は早くも感じ始めていた。
理佐の乳首は俺の口の中で硬く立ち上がった。もう片方の自由な方は、手で揉んでその全体の柔らかさと先端部の硬さによるアンバランスさを楽しんでいた。
理佐の表情は、今まで見たことがないほどで、苦悶の表情にも見えたが、実際は快楽に浸っていた。
隣で休む愛佳や梨加も、興味津々といった様子で、喘ぎ声を上げる理佐を見つめていた。
気持ちいいと伝えたいのか、足をシーツに擦り付けるように前後に動かした。その理佐の裸足に触る。すると、俺の顔辺りまで足を上げて、言った。
「舐めていいよ、お兄ちゃん。好きなんでしょ?」
少しいつものサディスティックな調子を取り戻したような口調だった。
足の甲にキスをして、親指から順番に口に含んだ。
「はぁ…はぁっ…あっ…」
彼女達にとっては、変な感触かもしれない。
男には無い、流線型のようなすらりとした足は実に美しい。俺の性的嗜好の一つである。これのせいで足が敏感になる子が増えていっている。
一通り味わい尽くしたら、もっちりとした太ももに手を這わせ、ゆっくりと脚を開いた。

119: 名前:雀の声投稿日:2016/11/17(木) 16:43
ご久しぶりです。理佐メインだったんですねぇ。

あえて、原田葵の見てみたいです。

ご検討宜しくお願い致します。

120: 名前:雀の声投稿日:2016/11/17(木) 16:44
ご久しぶりです。

あえて、原田葵のが見てみたいです。

ご検討宜しくお願い致しますm(__)m

121: 名前:雀の声投稿日:2016/11/17(木) 16:46
二重で送ってた。(笑)申し訳ないっす。

122: 名前:&投稿日:2016/11/17(木) 22:03
作者さん更新ありがとうございます

123: 名前:作者投稿日:2016/11/17(木) 23:44
雀の声さん
そうなんです。色々出しましたが、実は理佐回なんです笑
葵ちゃんは次の話で出そうと思っていました!

「あっ、いやっ…!」
理佐は性器を直視されている恥辱で、顔を赤らめた。それでも手で覆い隠すようなことはしない。
愛液でキラキラと光る性器に、口をつける。理佐は叫んだ。
「やっ、ダメっ、汚いからっ!」
「汚いもんか。むしろ綺麗だよ」
花弁を啜って、愛液の蜜を吸う。
「あうっ!あっ!ああっ!ダメええっ!」
理佐はもういつもの理佐ではなくなっていた。クールな一面はどこにもなく、ただ快楽によがり狂う淫乱な少女であった。
強い快感に理佐の腰がガクガクと動いた。さらに後から愛液が溢れてくる。
花弁を開き、豆粒大のクリトリスも啜った。舌先で弾き、押し転がす。太ももへのソフトタッチも続ける。
「あんっ!ああああっ!あっ!あうっ!」
理佐は身を捩らせながら、喘ぎ声を高めていった。指と舌を躍らせ続ける。
理佐の首が反った。足の指も反っている。腰を高く突き上げ、その姿勢のまま何度か震えた。
「理佐、イっちゃったの?」
「…うるさい」
愛佳が尋ねると、理佐は小さい声で言い返した。
「まだ終わってないぞ」
俺は理佐の性器にゆっくりと指を入れた。
絶頂に達したばかりの理佐には、たったこれだけでも敏感に感じるようで、カッと目を見開いた。
「あっ!ダメっ!イったばっかりだからっ!!」
理佐の中は熱く、愛液でよく滑った。理佐の一番気持ちいいと感じる部分を探した。そして、見つけた。
指を曲げてそこを刺激すると、理佐の喘ぎ声が一段と大きくなって、体が跳ねた。
「いつもこんなことしてるんだろう?」
理佐の耳元で囁く。弾かれたように俺を見る。
「…知ってたの?」
「あのな。どれだけの間、お前らの面倒を見てると思ってるんだ?それぐらいの情報くらい耳に入るさ」
無論、昼間に瑞穂から聞いた情報だ。動画を撮られていることすら知らない理佐は、大層驚いた様子だった。
だが、そんなことを考える暇を与えさせず、指の速度を上げた。
「あああああ!!ダメええええ!!またイクううううう!!」
理佐の悲鳴が響く。そこで止める。
犬のように呼吸が速くなっていた理佐は、涙目で俺を見つめた。
「止めないで…イかせて…お願い…!」
「理佐が欲しいものは何?言ってごらん」
「お兄ちゃんの…お兄ちゃんのおちんちんが欲しい!」
理佐の上に覆い被さる。俺の腕を掴んでくる。その手を握ってやる。
ペニスを理佐の中に侵入させていく。理佐の口が徐々にO字に開いていく。
全てが埋まると、俺は律動を始めた。
「はぁっ、はぁっ、んっ、いいっ」
俺が腰を動かす間、理佐は憚りもなく声を上げ続けた。
低くドスの効いた、投げやりなものではなく、ちゃんと性的快感を感じ取った、女としての本能からの声だった。

124: 名前:&投稿日:2016/11/18(金) 20:57
更新ありがとうございます 興奮します!

125: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/18(金) 23:08
ビンビン

126: 名前:&投稿日:2016/11/18(金) 23:44
しーちゃんは次の会ででますか?

127: 名前:作者投稿日:2016/11/19(土) 01:16
&さん
いつもありがとうございます。佐藤詩織ちゃんですよね?次の話はまだ完成していませんが・・・ちょっと考えてみます。

「あんっ、あんっ、お兄ちゃんっ、好きぃっ」
理佐の口から、久しぶりに「好き」が出た。
なかなか言葉にして好意を伝えることの少ない理佐が、はっきりと「好き」と言ったのだ。
不意なことに驚いたが、嬉しくなった俺は、腰を深く打ちつけた。
理佐の乳房が合わせて激しく揺れる。
「ああっ!あああっ!いいっ!オナニーなんかより全然気持ちいいっ!奥まで来てるぅっ!!」
詩織から借りたアダルトグッズよりも、本物の方が断然良いのは当然のことである。
それでも理佐は我慢をしていたのだ。
俺ももっと積極的に接するべきだったと思った。
昨日のフェラチオも、ひょっとしたらセックスしたいことのアピールだったのかもしれない。
体位を変えて、理佐を上にする。
何も言わなくても、理佐は上下に動きだした。
ショートの髪がふわりと揺れる。乳房が跳ねる。肉と肉がぶつかり合う。
「あぁっ!あっ!ああっ!」
理佐の声はまるで獣のようだった。
あの理佐が、自らの欲望のままに腰を振っていた。信じられない光景である。
汗が滴り落ち、顎や乳房を伝い、幾つかの粒が俺の胸に落ちてきた。
しかし、疲れが出てきたのか、だんだんとスピードが落ちてくる。
上体を起こし、理佐の体を抱える。
互いに体を密着させ、下からズンズンと理佐を突き上げる。
この頃には、もう理佐の声は咆哮だった。
対面座位の体位で交わった後、再び理佐を下にし、ラストスパートのつもりで激しく腰を打ちつけた。
「ああっ!ああっ!あっ!あっ!お兄ちゃん、ヤバい!イっちゃうよおおっ!!」
理佐は吼えた。強い力で抱きついてくる。
いつも友梨奈にやられているような、いわゆる『だいしゅきホールド』をされて、理佐の中から抜け出せなくなった。意地でも離さないつもりらしい。
「お兄ちゃん大好きぃっ!今まで嫌な風にしてきたけどぉっ、本当はお兄ちゃんのことがずっと大好きなのぉぉっ!!私、お兄ちゃんとずっとこうしたかった!!だからお願い!私の中に出して!お兄ちゃんの濃い精液、いっぱい出してええぇっ!!!」
理佐の愛の叫びは、絶叫へと変わり、今夜最大級の快感の波にさらわれていった。
同時に俺も果てる。ペニスから発射された精液は、理佐の中にドクドクと流れ込んでいった。
何度も理佐の膣壁が収縮し、最後の一滴まで搾り取ろうとしていた。
結合を解くと、熱をはらんだペニスは、愛液と精液の混ざったものでテカテカに光っていた。
理佐は疲労困憊といった様子で、荒々しく息を繋いでいた。
「お疲れ、理佐。すっごいエロかった」
愛佳は茶化した。それに対して理佐は、肩で息をしながら、
「うるさい」
と、小さく漏らした。
俺は理佐と梨加の間に体を差し込むようにして横になった。
背中に梨加が抱きついてくる。梨加の乳房が潰れた。
理佐がこちらに体を向けてきた。口元に微笑を浮かべている。
「好き」
理佐はそれだけ言って、軽いキスをしてきた。愛佳がゆっくりと起き上がった。
「ちょっと、この場所を用意したの私なんだから。感謝してよね」
「うん。ありがとう、愛佳」
理佐は愛佳に向かって微笑みかけた。晴れ晴れとした笑みだった。

128: 名前:雀の声投稿日:2016/11/19(土) 08:31
作者さん流石っす。

これからも宜しくお願いします。

129: 名前:作者投稿日:2016/11/20(日) 02:10
そのまま四人で川の字になって眠り、気がつくと朝日が昇っていた。
目の前にはすやすやと眠る理佐の寝顔。俺の腹には梨加の手が回されたままだ。俺は抱き枕か。
動くに動けない俺は、理佐の頬を指でそっと撫でた。起きない。
梨加の手首をそっと掴み、起こさないように最大限に気を遣いながら、いつも以上にゆっくりと手を動かし、俺の体から外した。
そろりそろりと体を回転させ、今度は梨加に向く。梨加の寝顔もまた可愛らしい。
少し観察した後、ベッドから降りようとした。梨加の脚に触れないように、そろりと跨ぐ。
三人の美少女が同じベッドで裸で寝ているこの画は、犯罪的にエロティックで美しく、壮観であった。
あえて誰も起こさずに降りたのは、ある噂を検証するためであった。
この三人は裏でデキているという噂話を小耳に挟んでいた。この状況で一体どんなことをするのか、興味があったのだ。
脱ぎ捨てた寝巻きのボトムのポケットから小型カメラとスマートフォンを出した。
ベッドが写り、かつ三人の死角になる位置にカメラを仕掛け、スマホで遠隔操作をするという流れだ。盗撮行為は心地の良いものではないが、噂の立証のためならば手段は選ばない。
服を着て、ゆっくりと音を立てずにドアを開け閉めした。
廊下はまだ寝静まっていた。思いっきり伸びをする。エレベーターで一気に1階まで降りて、自室に戻って風呂の用意をする。
大浴場は誰もおらず静まり返っていた。もう新しい湯が流れている。
朝4時になると、自動的に追い焚き用の湯が流れるように設定していた。朝に風呂に入る子は多くないので、7時くらいにはもう切ってしまうが。
今日の風呂もしっかりと熱くて目が覚める。大きくため息をつく。
今日は誰も入ってこなかった。こんな日もよくあることだ。だから落ち込むことはない。
出来る限り湯に長く浸かり、上がってからザバリと冷水をかけてキリリと体を引き締める。
体を拭き、携帯を見ると、動きがあった。
画面の向こうで、理佐と愛佳が抱き合いながらキスをしていた。そこに梨加も混ざっていく。
三人の美少女が、裸で縺れ合っていた。やはり噂は本当だったらしい。
服を着て、大部屋の前まで戻った。
再び画面を見ると、さらにそれはエスカレートしていて、三人は性器を指で刺激し合っていた。大部屋のドアから喘ぎ声が漏れていた。
意を決してドアノブを捻る。真っ先に気がついたのは梨加だった。ハッとしてこちらを振り返った。
「あっ…お兄ちゃん…」
小さく声を漏らす。それを聞いた理佐と愛佳も抱き合ったまま固まる。
「噂には聞いていたが、まさか本当だったとは」
「お兄ちゃん、この事は黙ってて。お願い!」
愛佳は手を合わせて懇願した。俺はこっそり仕掛けておいた小型カメラを外し、録画を止める。
それを見て、皆、顔面蒼白になる。愛佳は叫んだ。
「撮ってたんかい!いつの間に!」
「消して」
理佐の重い一言が投下されるも、俺は動じない。
「ほう。我ながらよく撮れてるな。消すのはもったいない」
理佐の顔が曇る。
「どうするつもり?皆にバラすの?」
「いいや。一人の時に活用させてもらうよ」
「それならウチらとすればいいじゃん」
「それじゃ違うんだ。俺がいないからいいんだよ」
「よくわかんない。それより早く消して」
「そうだな…じゃあ俺との約束を守ってくれるなら、考えてやってもいい」
「約束?」
理佐は怪訝そうに首を傾げた。
「そう。俺と理佐の間だけの約束」
「何?」
「これからは理佐のしてほしいことは、何でも遠慮なく言ってくれ。もっと俺を頼ること。いい?」
愛佳がそうなったように、理佐に素直になってほしいという願いからだった。
「嫌だ」という即答も予想していた。しかし、すぐに答えは返ってこなかった。
しばらく考え込んでいた理佐は、やがて微笑を浮かべて言った。
「わかった」

素直になれなくて 終

130: 名前:&投稿日:2016/11/20(日) 03:07
作者さん更新ありがとうございます ちょっと感動的なおわり方素晴らしいです!

131: 名前:作者投稿日:2016/11/20(日) 18:00
というわけで以上、なかなか素直になれないベリサ回でした。いかがでしたでしょうか?
ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました。コメントも読ませていただいています。併せて感謝申し上げます。
このエピソードまでが、私が書き溜めていた作品になります。
次回以降も執筆予定でいますが、まだ完成には程遠い状態です。
現在、欅ちゃんエピソードを二つ、同時進行で書いております。
@リクエスト短編小説
A『素直になれなくて』の続編
の二つです。
予定としましては、@から載せていこうと思っています。
現時点で確定している@の登場人物は、
鈴本、小林、今泉の三人です。
完成次第、またこちらに載せていきたいと思っていますので、完成までしばしお待ちいただけたら、と思います。

個人的な話になってしまいますが…数年前から読者側として利用してきたこの掲示板で、作者として自分の書いた小説を載せられていること、本当に嬉しく思います。
欅坂46の官能小説が読みたくて、この掲示板を覗いたところ、まだ誰も投稿しておらず、
『他の人がなかなか現れなさそうだから、自分が作ったものを載せてみよう』
と、思ったのがきっかけでした。勇気を出してよかったと、心から思っています。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
作者でした。

sage:   
  名前: メール:
  本文:
FILE:
(tga,png,bmp,ico,pcx,xpm,gif,png,,pgm,
jpg,xpm,eps,ani,jpe,psd,dcm,cgm,tiff,pic,
3gp,asx,flv,mp4,qt,avi,m,rm,mpv2,viv,
wmv,mov,3g2,swfファイル対応)(文字数とあわせて最大100000KBまで)

妄想/願望トップへ ▲カッ飛び先頭   全レスを表示
 レス数30でのページ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 [最新レス]


Copyright (C) カオスストーリー2 All Rights Reserved.