鼻毛が気付かせてくれた恋 |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2016/09/02(金) 00:27
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あの人との出会いは鼻毛でした
- 02: 名前:名無しさん投稿日:2016/09/02(金) 00:44
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↑
面白くも何ともないのに勘違いしたキチガイ
- 03: 名前:名無しさん投稿日:2016/09/02(金) 17:36
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あれは私が十五歳の頃のことだ。
朝から降り続いた雨で春先にしてはとても気温の低い日だった。
日直を終えた私は帰り支度を始めていた。
来週がテストということもあり、部活動は禁止だった。
そのためいつもは威勢のいい運動部の掛け声もなくどこか寂しげな放課後だった。
誰もいなくなった教室内で一人帰り支度をしていると、ふいに扉がガラッと開いた。
私はその音にひどく驚いた。まさか誰か入ってくるなんて思わなかったからだ。
「あれ? まだいたんだ」
扉の先には髪をハーフツインにした小柄な女子生徒がいた。
向井地美音だった。
活発な彼女は暮らすの中心的存在で、いつも彼女の周囲には男女関係なく誰かしらいた。
「ああ。日直だったから」
私はドギマギとしながら答えた。
突然の来訪者に驚いたというのもあるが、私は彼女に好意を抱いていたのだ。
それは私だけではなかった。
活発で小柄ながら豊満な胸を持つ彼女に、男子生徒たちは私と同じように、いやそれ以上に好意を持つ者も少なかった。
思春期真っ只中の男子生徒の中にあって、向井地美音は自慰のターゲットにされ
<省略されました> [全文を見る]
- 04: 名前:名無しさん投稿日:2016/09/02(金) 17:36
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「ふうん」と言いながら向井地美音が教室内に入ってくる。
まるでそれは自室に入られるかのようで、恥部を見られているような恥ずかしさがあった。
「む、向井地さんはどうしたの?」
当然ながら彼女とは同い年である。
しかし私は何歳も年上と接するような錯覚を覚えた。
「忘れ物。あったあった」
彼女が自分のロッカーから引っ張り出してきたのはキャラクターが描かれたバッグだった。
私はそういった類に疎かった。
何のキャラクターなのかさっぱりわからなかった。
「ねえ、私の体操着でシコってないよね?」
その問いかけのあと、間が空いた。
私は一瞬彼女が何を言っているのか理解できなかったのだ。
「シコってないよね?」
彼女がもう一度問うた。
ようやく意味を理解したが、まさか彼女の口からいつぞやの男子生徒たちと同じ言葉が出てくるとは思ってもいなかった。
「あ、ああ、うん……」
そう返事をするだけで精一杯だった。
無論私は彼女の体操着を使って自慰などしていない。
むしろ体操着の存在を今知ったのだ。
「本当にぃ?」
向井地美音が
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- 05: 名前:名無しさん投稿日:2016/09/19(月) 22:59
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更新お待ちしております
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