年下の僕と年上の彼女 |
- 54: 名前:MIX◆1k5LUBpM投稿日:2015/03/12(木) 23:52
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「おかしい」
雪が玲奈と別れて自分のクラスに入った時に言われた。
雪「何がおかしいんだよ遥斗?」
この遥斗と呼ばれた男は、
雪とは小学校からの付き合いである言わば幼馴染みである。
チャラそうに見える外見だが、
優しくて友達思いのいい奴ではある。
遥斗「何がおかしいって?お前が俺より先に彼女、しかも年上の彼女が出来るはずがないってこと」
雪「俺だって出来るなんて思ってなかったよ」
遥斗「まず俺にも彼女がいないのに、なんでお前なの?
神様は残酷だなぁ・・・」
雪「嘘つけ、お前昔からたくさんいるじゃねぇか」
遥斗「高校入る前に全員と別れたわ」
遥斗は昔から本当にモテていた。
だが、高校に入る前に全員と別れてからモテ期とやらは終わったようだ。
遥斗「でも、お前の彼女ってどんな人なんだよ?」
雪「ど、どんな人って・・・
まぁ、ウサギみたいで可愛いし守りたくなるかなぁ」
遥斗「へぇー(ウサギ→万年発情期)」
遥斗は少し考えた後に、
雪の肩に手を乗せて、
遥斗「お前の息子も大変だなぁ」
雪「大体考えてる事分かるけど、それは絶対に違うからな?」
そんな風に言い合ってるクラスの外で、
玲奈(雪くん雪くん///怒ってる顔も可愛いよぉ///)
玲奈が窓からジッと雪を見つめていた。
愛李「・・・こんな所にいたよ。ほら、玲奈さん早く教室帰りますよー」
玲奈「やだぁー・・・雪くん見てるのぉぉぉ・・・」
そう言いながら、
愛李に襟を持たれて引きずられて教室に戻っていった。
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