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  田村ゆかりのエロ小説

01: 名前:少しずつ書いて行きます投稿日:2014/05/17(土) 19:49
(げ!?もうとっくに日付跨いでるじゃんか…)
トイレの洗面台の前で見た腕時計の時刻は0時をすでに超えていた。
この居酒屋は駅からは遠いしここから一番近い駅までは走っても10分から15分はかかる。
そもそもこの会は主催者のゆかりさんが帰ると言うまで帰れないわけで、今すぐ帰れる保証は無い。
いや、今のゆかりさんの様子を見ると…

02: 名前:少しずつ書いて行きます投稿日:2014/05/17(土) 19:57
 …時刻は1時30分。結果的に、俺は終電を逃す結果になった。
「今日はタクシー帰りか…」
新人スタッフの安月給にとっては数千円のタクシー代はかなりの痛手だ。
ゆかりさんに「◯◯君もおいで!」って言われたもんだから喜んでついてきたけど…
この距離はちょっと誤算だったな…。
さて通りに出てタクシー拾うか…と思った時、先輩スタッフの××さんに呼び止められた。

03: 名前:少しずつ書いて行きます投稿日:2014/05/17(土) 20:22
××「◯◯君って確か家結構遠かったよね?」

◯◯「そうですけど…」

××「じゃあさ、悪いけどゆかりさんの事送ってくれない?」

◯◯「え!?」

××「いやだってさ、ゆかりさん…ほら」

◯◯「確かに結構飲んでますね…」

店先の前ではしゃいでいるゆかりさんを見ると××さんの言う事も納得できた

04: 名前:少しずつ書いて行きます投稿日:2014/05/17(土) 20:43
◯◯「でも俺で大丈夫なんですか?もっと仲良い人の方が良い気が…」

××「あー…◯◯君まだ入って1年目でしょ?今のうちに親睦深めときなよ」

××「しかも◯◯君…実は結構ファンなんでしょ?ゆかりさんの」

◯◯「まー…そうですけど…」

元々俺が今の会社に入ったのもゆかりさんのファンだというのも理由の一つだった
もっともその事はゆかりさん本人には内緒だが…
とにかくゆかりさんと二人きりになれるのはかなり嬉しい展開だし、これならタクシー代も惜しくない。

05: 名前:少しずつ書いて行きます投稿日:2014/05/17(土) 20:50
××「とりあえず一緒にタクシー乗って行ってあげてよ、ゆかりさんも住所くらいは言えると思うから」

◯◯「分かりました」

××「じゃ私も帰るから、また明日ね〜」

そう言うと××さんは大通りに消えていった、気づくと他の人達もすでにいなくなっていた
いつの間に…今この場にいるのは俺とふらふらしたゆかりさんだけだ。

06: 名前:少しずつ書いて行きます投稿日:2014/05/17(土) 21:13
◯◯「えーと…ゆかりさん?」

ゆかり「んー?」

ゆかりさんは不思議そうな目で俺を見る、そんな目で見られても…

◯◯「えーとゆかりさん、とりあえずタクシー乗りましょうか」

ゆかり「なになに、◯◯君送ってくれるの?」

◯◯「まぁそんな所です…大丈夫ですか?」

新人の俺がゆかりさんに家まで付いて行っていいものか…拒否されたらそれはそれでショックだけど

07: 名前:少しずつ書いて行きます投稿日:2014/05/17(土) 21:29
ゆかり「ううん!◯◯君ありがと〜」

…思ったより良い反応をしてくれて良かった、お酒の力で上機嫌な事もあるんだろうけど

◯◯「なら良かったです、じゃあタクシー捕まえてきますんでちょっと待っててください」

ゆかり「別にあたしも行くよ」

そう言うとゆかりさんは俺の隣に寄ってきた、その時ゆかりさんの香水の香りがして少しドキッとしてしまった…

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