それは遠く儚いんだ |
- 01: 名前:復活くーみん。投稿日:2013/11/24(日) 03:21
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それは遠く儚いんだ
だから今ここに見えている「それ」は幻想なんだよ
誰も本当のことなんか知らずに今日も、
そこにあるはずもない愛を探している
でも…
幻の苦しみも錯覚した愛も
若すぎる僕たちには必要なことだったのかもしれないね
- 02: 名前:復活くーみん。投稿日:2013/11/24(日) 03:48
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人が多く、すぐ隣では車道を遮る車の音で耳が痛い。
そんな都会の風景は相変わらず苦手だ。
はぁ…
何でこんなとこに居るんだろ
目の前にそびえ立っているビルの名前を見て思い出した。
【○○音楽プロダクション】
あ、そうだった。
レコーディングだっけ。
天然 なんて言われたことないけど
マイペースすぎるってとこがあるみたいで、
とっくにここに来る時間は過ぎてるけど
いまいち気が乗らない。
そもそも俺が何で音楽のプロダクションなんかに
関係してるかっていうと
それは三ヶ月前、
「藤村 涼介君。君は何故このオーディションを受けようと思ったのかな?」
「えっと、歌をうたうことが好きだからです。」
親が二人とも歌手を目指してたらしく
無理やり受けさせられたオーディションがきっかけで
奇跡的に才能があったのかは知らないけど
「文句ひとつ言えない!君は合格だ」
歌い終えたあとのプロデューサーのその一言だけは頭にスッと入ってきた。<
<省略されました> [全文を見る]
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