純とAKB学園 |
- 01: 名前:ゆず投稿日:2013/10/07(月) 02:38
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川崎 純
高校二年生。美形な顔を
持っているが、何故か変態と勘違い
されることが多い。
山本 彩
純と同じ栄芸美高校に
転校してくる高校二年生。
活発で気の強い性格。
- 02: 名前:ゆず投稿日:2013/10/07(月) 03:02
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「待たんかあほーーー!」
「俺は痴漢なんかしてない!だから追いかけてくんなって!」
「嘘は通じへんで!!完璧あたしのお尻触ったやんか!」
「それは俺じゃないの!何で信じないんだよ!」
俺の人生は何かとこういう勘違いという名の悲劇が多い。
それがまさに今この状況。
何故かというと、
いつものように電車に乗り、降りようとした俺の目の前で
急に悲鳴を上げた女子高校生が俺から痴漢されたと勘違いしたからである。
両サイドに隠れる場所もなければ
裏路地などの細い道も見当たらない。
速くどっかに隠れねぇと、あの女とてつもなく
足が速いから捕まっちまう…
汗が吹き出す真夏の炎天下の中、
俺は朝っぱらからただひたすらに逃げ続けた。
- 03: 名前:jk投稿日:2013/10/07(月) 06:28
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捕まって死刑
end
- 04: 名前:ゆず投稿日:2013/10/07(月) 19:15
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純「はぁ…はぁ…さすがにここまで来れば…」
俺は今校門の手前で荒くなった息を整えている。
確か制服を着ていた彼女の姿は
数分前から見えなくなっていた。
なんとか逃げ切ったという安心感からか、
教室に行くことなど忘れて空を見上げる。
純「曇りかよぉ…」
こんな時、快晴の空が俺を待っていてくれたら
物語の主人公みたいでかっこいいのに。
幼稚で切実な思いは生ぬるい風に連れ去られていく。
完全に気を抜いていた俺はゆっくりと立ち上がる。
その時だった。
突如の悲劇は驚愕に変わり、ただよらぬ恐怖が俺を襲った。
純「き、君さっきの…」
何度も伝う汗を片手に持ったタオルで拭いながら
まるで鬼のような形相で俺を見つめる彼女は
言葉を発さずに段々と近寄って来ている。
全身から漂う殺気を感じた俺は
逃げようとするが何故か足が動かない。
(ここで捕まったら、してもない罪きせられて学校からは処分受けちまう…どうしよ、まじやべぇよ俺…)
冷や汗が夏服をビショビショに濡ら
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- 05: 名前:名無しさん投稿日:2013/10/07(月) 19:38
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初めから、なかなかハラハラしますね。
続き楽しみです。
- 06: 名前:ゆず投稿日:2013/10/07(月) 19:49
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名無しさん
ありがとうございます♪
- 07: 名前:jk投稿日:2013/10/07(月) 19:55
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内容ぺらぺらやな!
どうせすぐにやるキモい作品いや駄作だろ?
- 08: 名前:あやみん投稿日:2013/10/07(月) 22:30
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ゆずさん初めまして。あやみんです。
どんな作品なのか楽しみに待ってます
- 09: 名前:ゆず投稿日:2013/10/07(月) 23:40
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あやみんさん
ありがとうございます♪
あやみんさんの作品見てます!
これからも頑張ってください^_^
- 10: 名前:jk投稿日:2013/10/08(火) 01:25
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しね
- 11: 名前:ゆず投稿日:2013/10/08(火) 16:24
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「あんた、ここの生徒?」
突然、言葉を発した彼女。
よく見れば完璧なほどに整った顔立ち、
そして短く綺麗な黒髪は涼しげになびいている。
純「え、えっ?あ、うん…そうですけど」
もう彼女は怒っていない、などと勝手に決めつけ、
さっきまでの恐怖など消え去った心の中で、俺は彼女のことが気に
なり始めていた。
「実はあたし、今日からここの学校に転校してきた生徒なんや」
純「て、転校生!?」
二メートルほど手前で止まった彼女が放った言葉は意外で、
嬉しいような、不安のような感情が交互に思考を駆け巡る。
太陽は、そんな驚きを隠せない俺に対していじわるをする。
ポタポタと流れ落ちる汗を拭う暇もなく、容赦などせずに照りつけてくるからだ。
黙り込んでしまった彼女が何を考えているのか全く分からず、
とりあえず一緒に黙る俺。
そして今気づいたことがある。
それは、色んな焦りや恐怖が重なったのが理由で今まで気づかなかったのだろう。
よく見ると、彼女は確かにこの学校の制服を
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- 12: 名前:ゆず投稿日:2013/10/09(水) 20:57
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「あの…今から言うこと聞いても怒らへん?」
純「今から言うことって?」
「あたし、さっきあんたのこと痴漢の犯人や言うて追いかけてたやんか…」
純「あ、はい…」
やっぱり俺がしたって思ってるのか?
これ以上ごまかすことは無理だし、学校に
チクられたりしたらお終いだ。
俯きながら眉間にシワをよせる俺。
段々と胸の鼓動が速くなるのがわかる。
しかし、彼女の言葉はそれこそ意外なものだった。
「ほんとにごめんなさい!あたし、勘違いしてもうて…よく考えたら触った男の手は
学生服に似てるスーツやったって思い出して…」
純「じ、じゃあもう怒ってないの!?」
予想外の言葉を聞き、本当に怒ってないのか再確認する。
目を見開いた彼女は驚愕した顔で俺を見つめた。
「怒ってないで!元はと言えば勘違いしたあたしが悪い訳やし…」
さっきまでの激怒した表情は一変し、今の彼女は困惑すら思わせる顔だ。
そんな中でもなびく黒髪は涼しさを感じさせている。
純「それならよかったぁ…てっきり君は怒ってると思
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- 13: 名前:jk投稿日:2013/10/10(木) 01:12
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ちね
- 14: 名前:ゆず投稿日:2013/10/13(日) 03:04
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純「そろそろ中に入ろっか?」
初日から遅刻でブルーな気持ちになるのはわからなくもないけど。
なんて思いながら俺は目の前にそびえ立つ校舎を指差した。
「あぁ、うん。」
純「あ、そういえば君名前なんていうの?」
「ごめん、自己紹介がまだやった。山本彩て名前やから彩て呼んで」
純「わかった、彩ね。俺の名前は川崎純だから、純って呼んでいいからね」
山本「ありがとう。今日あったのもなんかの縁かもやし、これからも仲良くしてな」
純「当たり前だよ。それじゃ行こっか」
彩の「うん」という言葉を聞いて再び歩き出すと、
そのあとは一度も立ち止まる事はなく、何度か会話を交わすだけで
職員室へと向かったのだった。
ガラガラ〜
純・彩「失礼しまーす」
外とは違い、まるで天国のように冷たい風が飛び出してくる職員室。
ふと隣を見ると彩も気持ちよさそうな顔をしている。
そんなかなりの優越感に浸っている時だった。
「来たな!遅刻常習犯め!!!」
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- 15: 名前:jk投稿日:2013/10/13(日) 06:42
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改行きも
- 16: 名前:ゆず投稿日:2013/10/13(日) 12:48
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jkさん
荒らしの天才っすねw
- 17: 名前:jk投稿日:2013/10/13(日) 17:27
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え?
- 18: 名前:ぱんだ投稿日:2013/10/13(日) 18:02
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面白いです!
頑張ってください
- 19: 名前:ゆず投稿日:2013/10/14(月) 03:49
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先生「少々、おしゃべりが過ぎたようだ。すまない、ところで君のクラスは...2組って書いてあるね」
山本「あ、はい。2組ですか?」
先生「そうだよ、じゃあこれからこの学校で頑張りたまえ」
山本「はい。ありがとうございました」
結局、自分の思ったことだけを彩に吐き散らすと
俺の存在など忘れたまま職員室の中へ戻っていってしまった。
先生の背中を怪訝な瞳で見つめる彼女は
今の何分間でとても疲れているようだった。
(よく考えれば俺も2組...ってことは同じクラスだ)
一瞬、嬉しさがこみ上げながらも俺はさりげなく口を開く。
純「2組ってことは俺と同じクラスだから教室まで一緒に行こ?」
だが、そんなさりげない俺とは裏腹に、彩は意外な反応を見せた。
山本「ほんまに!?よかったぁ...私、一人やったらどうしようって悩んでるところやった」
喜んでくれていることに気づかずに照れる俺。
そんな俺に彩は気づくこともなく笑顔を見せている。
純「じゃ行こっか」
山本「うん!」
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- 20: 名前:ゆず投稿日:2013/10/14(月) 03:51
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ぱんださん
ありがとうございます!!
- 21: 名前:ゆず投稿日:2013/10/17(木) 01:56
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ガラガラ〜
チャイムが鳴ってから約5分後に教室に着いた俺は
何の躊躇もなくドアを開けた。
「また、遅刻ね川崎君」
純「すんませーん。でも今日は理由があるんですよ、ほら」
「ほら」という言葉と同時に教室へと入ってくる彩。
山本「すいません。あたし、今日この学校に転校してきた山本彩です」
「あら、遅かったわね。川崎君の知り合い?」
山本「知り合いっていうか…朝、偶然トラブルにあってもうて…」
「まぁそれは後で話しましょう。私はこのクラスの担任の大島優子です。よろしく」
山本「あ、はい。よろしくお願いします」
大島「後は、クラスの皆にも自己紹介お願い」
山本「えっと…大阪から越してきました。山本彩ていいます。よろしくお願いします」
やや緊張ぎみに喋る彩の姿を見て、早速
「可愛い」という男女の声が教室に聞こえ出す。
純「あのー、俺の後ろの席空いてるんで彩の席にしてもいいですよね?」
大島「いいわよ」
怒られはしないと安心した俺は席に着き
先
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- 22: 名前:ぱんだ投稿日:2013/10/17(木) 04:13
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更新頑張って下さい!
- 23: 名前:名無しさん投稿日:2013/10/17(木) 06:27
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こういう小説が一番タチが悪い。
キモい。
たいていこういうのって主人公がもてまくりで…
まぁ妄想のスレだから別にいいけどさ…
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