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48女子プロ物語 |
- 23: 名前：名無しさん投稿日：2013/09/29(日) 20:07
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仲川と多田の華麗な連携に翻弄される出口。
AKBプロレスイチの連携と呼ばれるだけあり
息もつかせぬ間に出口を痛めつける。
中西はそろそろ出口が危ないのを察知するが、
仲川のカットにより場外へ飛ばされる。
仲川はレフェリーに注意される前に
ちゃんとエプロンに戻るが、
中西がカットに入るとすぐに場外へと放り投げる。
そしてフラフラの出口に牙を向く。
対角線に振り追撃を開始する。
しかし！
出口は脚を高々と上げると
突っ込んで来た仲川の耳を削ぐように蹴りを放つ。
それを合図に中西がリングに入り多田に向け
フライングニールキックを放つ！
「陽！！陽ッ！！」
中西が手招きをして出口を呼び、
二人で多田をロープに振る！
返って来た所にダブルのスピンキックを決めると、
多田の身体がグニャリと曲がる。
するとリング下の同期達がここ一番の声援を送り、
出口と中西に力を与える。
多田の前と後ろに立ち、掛け声と共に川田式ジャンピングハイキックを放つ！
サンドイッチで来る衝撃にくずれ落ちる多田！
散々やられた出口がエプロンに戻った中西に交代を要請し、
正式にタッチを交わす！
そして出口は場外に転がりながら体力の回復を待つ。
思いきり飛び出した中西がフライングニールキックでフラフラの多田を捉える！
ヘビー級のキックが顔面を正確に捉え、全身に痺れが走る。
中西はすぐに起こすと、クラッチを固めて垂直落下式ブレーンバスターを決める！
そして直様フォールに入る！
「ワン！…ツー！…ツー！！」
カウント2で肩を上げる多田の上半身を立たせ
胸板に鋭いキックを放つ！
すかさずカバーするも
「ワン！ツー！……ツーカウント！」
再びカウント2で肩をあげる！
タッグ覇者から3カウントを取る事がいかに難しいかを
中西は身をもって体感する。
スリーカウントが取れないとみた中西は、
チョークスリーパーで多田を絞めあげる！
「ぐッ！…うッ！」
と呻き声を漏らしながら苦しむ多田だが、
指を振りギブアップしないことを意思表示する。
中西は仕上げとばかりに後ろに倒れ込むとスリーパーホールドでギブアップを狙う！
しかし多田がうつ伏せになるのを見て、死角から仲川がギロチンドロップを落としてきた。
衝撃でロックが外れ、中西が頭を押さえて仰向けになる。
仲川は多田の肩を揺すりエールを送る。
しかしある程度回復した出口がリングインし仲川を駆逐すると、
多田を標的とし、先ほど自分が受けた猛攻の仕返しに入る！
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