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  君がくれた愛

01: 名前:アベル投稿日:2013/07/25(木) 21:29

僕はいつしか心から君を好きになりました。


この物語はフィクションです。
実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。

※更新は不定期になります。

02: 名前:アベル投稿日:2013/07/25(木) 22:12
登場人物

木村太陽 十六歳
高校二年生
地方から上京。現在一人暮らし。

木本花音 十六歳
高校二年生
学校のマドンナ的存在。太陽に想いを寄せる。

松井玲奈 十八歳
太陽が住んでいるアパートの管理人の一人娘。
カフェ「マキアート」の経営を任されている。
太陽にとってお姉さん的存在。

高柳明音 十八歳
大学一年生
玲奈の親友。
「マキアート」にはちょくちょく顔を出している。

山本彩 十七歳
高校三年生
生徒会長。
地方から上京してきてるので、太陽と同じアパートに住んでいる。

横山由依 十七歳
高校三年生
生徒会副会長。
地方から上京してきてるので、太陽と同じアパートに住んでいる。

藪下柊 十五歳
高校一年生

03: 名前:アベル投稿日:2013/07/25(木) 22:21
人生いつ何が起こるかなんて誰にもわからない。
でも、そこがまた面白い。だから毎日が楽しみだ。


「好きです!付き合ってくださ――」

「無理」

「……」

「……?」

どうしたのかなこの子?急に黙り込んじゃったよ。
具合でも悪いのかな?

「……何で?何で無理なの?」

「何でって…………好きじゃないから」

「そんなぁ……」

バッサリ切り捨てると女の子はヘナヘナと地べたに座り込んでしまった。
さて、どうしたものか?

ほっとく?

それとも慰めとく?

でも、ここで変に慰めたりすると、向こうが勝手に期待するかもしれないからなー。

仕方ない。この女の子には悪いが放っておくことにしよう。

「待って……行かないでよ」

俺が歩みを進めると、女の子はそれを阻止するかのように制服の袖を掴んできた。

「離せ」

「やだ」

「いいから離せ」

「やだ!」

何だこいつ?駄々こねてる子どもみたいだな。高校生にもなって情けないとは思わないのか?

「いい加減にしろよ。お前ウザい」

鬱陶しく
<省略されました> [全文を見る]

04: 名前:アベル投稿日:2013/07/25(木) 22:22

「あの、ごめんね。さすがに言い過ぎた…」

「うぅ……うっ……じゃあ、ギュってしてよ……」

「!?」

虚を突かれた。

ギュってする=抱きしめるってことだよな…
たった今振った女にそんなことできるか!

「いや、無理でしょ」

ごく普通に拒否した。
すると、女の子はすぐさま反撃に出る。

「女の子泣かせたくせに」

目を涙に滲ませながら上目遣いで呟いてきた。

くそっ、そうくるか……
不覚にもドキッとしてしまった。

「卑怯だぞ……」

「涙は女の武器です。言うこと聞いてくれないならあなたに泣かされたこと学校中に言いふらしますよ?」

「はぁ!?ふざけんなこの腹黒女!」

「ヒドい……言いふらしてきます」

やばっ、つい本音が出ちまった。
こうなってしまったら仕方ない。要求を呑むしかないな。じゃないと俺が助かる道は消え去る。

「悪かった。要求は呑むから言いふらすのは勘弁してくれ」

「本当ですか! じゃあ、早速お願いします!」

途端に元気になりやがった。
こいつのことださっきまでの行動を分析すると、泣
<省略されました> [全文を見る]

05: 名前:アベル投稿日:2013/07/25(木) 22:22

「とっとと済ませるからこっち来い」

「わーい!」

女の子は喜悦の表情を浮かべながらこちらに寄ってきた。
腹を括ったのだが、いざ女の子を抱きしめるとなると滅茶苦茶緊張する。
落ち着け、落ち着け俺。少しばかり抱きしめてやればそれで終わるんだ。
俺は女の子をゆっくり引き寄せ、そのまま抱きしめた。
女の子の体は俺が思っていた感じよりも柔らかく、良い匂いがした。

「はうぅ、ついでにナデナデもしてください!」

随分、要求の多い女だな。
と心の中で文句を言いつつも女の子の頭を撫でてみた。

「こんな感じ?」

「良い感じですぅ、はわゎ……」

女の子は頭を撫でられるのが好きだと何かでの本で読んで気がする。
それはどうやら本当みたいだ。俺が頭を撫でてると、女の子はとても気持ち良さそうにしている。まるで猫みたいに愛くるしい。

「もっとギュってしたい」

女の子は耳元でそう囁くと俺が返答するよりも早く、自らの腕を俺の腰に回してきた。
今の状況を分かりやすく説明すると、俺と女の子が抱きしめ合っている状態だ。
傍から見れば、俺らは愛し合っている
<省略されました> [全文を見る]

06: 名前:和那投稿日:2013/07/26(金) 08:32
がんばれのん♪

07: 名前:アベル投稿日:2013/07/26(金) 21:32
和那さん
コメントどうもです。
不定期更新ですが頑張りますね。

08: 名前:アベル投稿日:2013/07/26(金) 21:33
「既成事実ですよね?」

「違う!」

くそっ、俺としたことがまんまと罠にハマっちまった…
今までの人生最大の汚点。

「私のこと抱きしめて頭までナデナデしたくせに、よくそんなにキッパリと否定できますよね」

「俺はお前の要求を呑んだだけだ!変な言いがかりはやめてくれ」

この女一体何なんだよ……
俺、こんな女と付き合うのは絶対嫌だよ?
何されるかわからない……

「そうですか……なら仕方ないですね。木村太陽君は女の子の心を弄ぶような外道な人間だということを今から言いふらしてきます」

「はい、ストップ。何でそうなる? 俺はお前の要求は呑んだはずだぞ?」

「私が太陽君とお付き合いしたいからです」

「……」

理不尽でなおかつ計算高い腹黒女。
いくら顔が可愛くても、性格がここまで捻じ曲がっている女とは出来れば関わりたくないなー。
付き合う為なら手段を選ばないお前の方が充分外道だぞ。

「付き合う気になってくれました?」

「ちょっと考えさせて」

「今ここで返事をしてください。じゃないと、太陽君逃げるでしょ?」

図星
<省略されました> [全文を見る]

09: 名前:アベル投稿日:2013/07/26(金) 21:47
帰り道。

「家はどこにあるの?」

「お前には教えない」

「むぅー」

女の子はリスみたいに頬を膨らませて唸っている。
こういうときは可愛いのに……何だかもったいない。

そういえば。

「お前名前何て言うの?」

「……お前って呼ぶのやめてくれるなら教える」

ほう、そうくるか。
でも、あいにく俺はお前の名前なんて興味ない。

「じゃあ、いいや」

「何でよー! むぅー……」

やっぱりこういうときは可愛い。でも、決して恋愛感情を抱いているわけではない。
分かりやすく言えば、リスのような小動物を見ているときと同じ感情だ。

「ねぇ、ちょっと」

「……」

俺が問いかけると、女の子はそっぽを向いてしまった。
どうやら少し拗ねっちゃったみたいだな。
でも、このままだと気まずいし一応謝っておこう。

10: 名前:アベル投稿日:2013/07/26(金) 21:47
「ごめん、ごめん。俺が悪かったよ。お前って呼ばないから名前教えてよ」

「ホント?」

不安そうに聞いてくる女の子。

「嘘をつく理由が無い。それに、お前って呼ぶの何か嫌だ」

「じゃあ、今度からは花音って呼んでよ」

「何で花音?」

「――っ! ……いきなり呼ぶなんてズルいよー。あんた中々のプレイボーイだね」

何か急に生意気になりやがった。
ここで調子に乗らせると後々、面倒になりそうだ……
これからずっとお前って呼んでやろうか?
でも、まぁここは一つ大人な対応をしておくのがベストっぽいな。

「それは褒め言葉として受け取っておくよ」

「むっ、何か大人な対応……」

おっ、何か思ったよりも上手くいった。
どれ?少しばかりからかってみますかね。

「それに比べて花音はまだまだ子どもだなー」

「にゃにをー! あっ……!」

あっ、噛んだ。ドジだな。
顔もどんどん赤くなってるし、よっぽど恥ずかしかったのか?
まぁ、何はともあれこれはチャンスだ。

11: 名前:アベル投稿日:2013/07/26(金) 21:47
「あれー? どうしてそんなに顔赤くしちゃってんのー?ねぇ、どうしてー?」

悪魔の笑みを浮かべながらからかいの言葉を放つ。
すると花音はたまらず言い返してくる。

「もうっ! 激おこプンプン丸だからね!」

「ぶふぅっ!」

予想外の一言に俺は吹き出してしまった。
激おこプンプン丸って何だよ!? 大魔神激おこプンプン丸を呼び出すための呪文かなんか?
久々に腹から笑ったわ!


「何、吹き出してんの?殺されたいの?」

えっ……

どうやら俺の笑の感情とは裏腹に、花音の感情は怒に支配されているようだ。
というか、これはどう考えても冷静に分析してる場合じゃないよね?
下手したら本当に殺されかねないよ?だって目がマジなんですもん……
さすがに調子に乗り過ぎたな……謝っておこう。

「ごめんなさい。反省しています。だから殺さないでください」

「じゃあ、殺さないかわりに太陽君の家にお邪魔させてよ。もちろんそのくらいは、ねぇ?」

「……」

しまったぁぁぁぁ!
これは完全にこのクソ女が仕掛けた策略だ。また引っかかっちまった……
正直、
<省略されました> [全文を見る]

12: 名前:アベル投稿日:2013/07/26(金) 21:48
「ここです……」

結局、俺は花音を自分の家まで案内することになった。
さすがにあんな脅迫されたらね……トラウマもんだよまったく。

「へぇ〜、オシャレ。何階に住んでるの?」

「2階」

ちなみに俺の家は3階建てのアパートだ。
1階にカフェがあって、2階、3階がアパートの部屋になっている。

「早速、部屋に突撃と行きたいところだけど、ここのカフェちょっと見ていきたいなぁ〜?」

そう言いながら俺の方を見つめてくる。
まるで、何かをねだるような目で……

「それは俺に奢れってことか?」

「もちろん! さっすが、理解が早い」

現金な女だな。どうせ、飲み物一杯くらいしか頼まないだろ? そのくらいは自分で出せよな……
でも、まぁ、飲み物一杯くらいなら別にいっか。俺はそこまで心の小さい人間ではないんでね。

「わかったよ。ほら行くぞ」

「もぅー待ってよー」

待つかバーカ。

13: 名前:アベル投稿日:2013/07/26(金) 21:48
カフェの扉を開けるといつものようにカウベルがカランカランと店内に鳴り響く。
カウベルの音が前と変わってるような気がするな?

「いらっしゃーい。あら? 今日は彼女連れなのかな?」

相変わらずこの人は……

「そんなんじゃないよ。ただのストーカー」

適当な返事をしておく。

「私ストーカーじゃないんですけど〜」

案の定花音は後ろでぶー垂れていた。

「こら。その子が可哀想でしょ」

「別に……」

「ひどーい!」

まったくうるさい奴だ。
少しは静かにしててくれ。

「もう、今日は何しに来たの?」

「相談しにきた。この女のことで」

この女とはもちろん花音のことだ。

「やっと私に興味持ってくれたの?」

「うるさい」

「もぅー!」

この女早くどこかにポイ出来ないかなー。
うるさくてたまらん。

「まぁまぁ、とりあえず座ってよ」

「ほら早く座れ女」

「花音だってば! もぅ……」

落ち込んじゃった……ちょっと言い過ぎたな。

「太陽、あんまり女の子のこといじめないの。わかった?」
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14: 名前:ドーガ投稿日:2013/07/26(金) 21:50
玲奈さんでお願いします

15: 名前:由宇木投稿日:2013/07/26(金) 22:11
とてもおもしろいです
更新がんばって下さい。

16: 名前:アベル投稿日:2013/07/26(金) 22:54
由宇木さん
高評価いただけてとても嬉しいです。
最新の更新はクオリティが下がったかもしれないですが頑張ります。

17: 名前:名無しさん投稿日:2013/07/26(金) 23:24

18: 名前:LOVE A投稿日:2013/07/29(月) 00:44
いいですねぇ〜

おもしろいです
花音ストーカーww

花音かわいいですよね
ぼくは、ゆりあ推しですね
出せたらでいいんでお願いします

19: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:50
ちんかす

20: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:50
ちんかすちんかす

21: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:50
ちんかすちんかすちんかす

22: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:50
ちんかすちんかすちんかすちんかす

23: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:51
まんこまんこまんこまんこ

24: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:51
まんこまんこまんこまんこまんこまんこ

25: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:51
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ

26: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:51
わからずやまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ

27: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:51
からずやまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ

28: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:51
かずやまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ

29: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:51
かやまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ

30: 名前:jk投稿日:2013/07/29(月) 07:51
かまんこやまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ

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