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  夢への道

01: 名前:ゴースト投稿日:2013/07/25(木) 04:42
復活おめでとうございます!

データは消えてしまっているということなので、したらばに書いていたのをここで書きたいと思います。

よろしくお願いします。

24: 名前:かりんとう投稿日:2013/07/31(水) 17:56
面白いです
頑張ってください

25: 名前:でライト投稿日:2013/07/31(水) 18:39
イイですほんとに
更新待ってます

26: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/01(木) 00:56

―――遊びやったん?

自分で吐いた言葉が自分に刺さる。それでも、傷付きたくなくても止まらなかった。

「浮気……してたん?なぁ、そうなんやろ?朱里は遊びやったんやろ!」

「んな訳ないやろ!」

駿介も必死だ。だが朱里の耳には全てが偽りにしか聞こえなかった。

「じゃあこれ何なんさ!朱里じゃない子とエッチな事してたんやろ!」

「してへんわ!」

「じゃあ……じゃあ!今ここで朱里としてよ」

「はあ?何言ってんねん、落ち着けって」

「ほら出来ひんねや。他の子おるもんな。朱里なんて所詮は遊びやもんな。もういい。駿介のアホ!最低!最低やん……」
朱里は全てを吐き出し部屋から去ろうとした。

「待てって!なあ!朱里!」

そんな朱里を駿介は抱きしめ、押さえ込んだ。朱里は逃れようと必死に抵抗するが駿介の力に勝てるはずもなかった。

「嫌!嫌!離して!!」

「離さん」

「何なんよ……離してよ!」

「絶対離さん!」

駿介は朱里を無理やり自分の方へ向けるともう一度抱きしめた。

「何なんよ……何なんよ……」
<省略されました> [全文を見る]

27: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/01(木) 01:10
朱里が少し落ち着きを見せると駿介は朱里をベットへと押し倒した。

「きゃっ」

小さな悲鳴が響く。


「俺は……その……まだ童貞や」

朱里の上にのしかかりながら、恥ずかしそうに口にする。

「じゃあなんであんなんあんのさ……」

「それは、いつかする時の為や。お前と」

「えっ?」

朱里は何も考えず今の言葉を発した。

「俺だってな、そういう事に興味あるわ。男やからしゃーない。でもその対象は朱里しか考えられへん。他の女とかありえへん」

「……」

「あれは、いつかの為に用意しといただけや」

「…………変態」

「はあ?なんでそうな……」

「ありがと。信じる」

駿介の言葉を遮り朱里は抱き付いた。ギュッと強く。

28: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/01(木) 01:11
かりんとうさん
ありがとうございます!

でライトさん
頑張ります!

29: 名前:HO投稿日:2013/08/01(木) 21:18
おっ、これからやるのか〜!?

30: 名前:Roalbolddogma投稿日:2013/08/02(金) 01:32
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<省略されました> [全文を見る]

31: 名前:スタジアム投稿日:2013/08/02(金) 19:04
楽しみにしてます

32: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/04(日) 01:28
朱里が駿介に抱き付いた状態のまま無言の時間が流れる。

耐えきれなくなった駿介は恥ずかしそうに頬をかきながら朱里から離れようとした。

しかし朱里がもう一度ギュッと抱き付く。

「ちょっ、うわ!?」

バランスを崩した駿介。朱里と顔の距離が近付く。

「なあ」

「ん?」






「今しても……いいねんで?」

33: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/04(日) 01:44
「朱里……」

朱里の言葉を聞き、駿介は起き上がる。

起き上がる時に見た朱里の姿は何だかいつもより色っぽく見えた。

そしてもう一つ見えた物がある。それはベットのシーツをギュッと握りしめる朱里の手だった。

駿介は朱里のおでこを優しく叩く。ペチっと可愛らしい音が響く。

「あほ。無理すんな」

「してへんもん!」

「嘘つくな」

駿介は言葉を発しながら朱里を抱き起こす。

「無理すんな」

駿介は小刻みに震える朱里の身体を優しく抱きしめた。

「……はい」

朱里もそれを受け入れる。

「駿介」

「ん?」

「朱里の初めての相手だって、駿介以外考えられへんねんからな」

「おう」

駿介の返事で朱里の震えが止まる。

「駿介」

「なんや」

「好き」

「おう」

「駿介」

「ん?」

「大好き!」

今までで一番の力で、そして一番の笑顔で朱里は抱き付いた。

34: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/04(日) 01:50
HOさん
そのうち…笑

スタジアムさん
ありがとうございます!

35: 名前:スーパーパパ投稿日:2013/08/04(日) 22:04
おもしろい

36: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/06(火) 00:10
駿介の浮気騒動から2ヶ月程たち、6月に突入。梅雨真っ盛りのこの季節は湿度が高くジメジメとした嫌な暑さが身を包む。

あの日以降、いつものように会う事はあったが、お互いがお互いの“身体”を意識してか、ベタベタとくっ付いたりする事はほとんどなかった。性に対して敏感になってくる年頃の2人にとってどこかスッキリしないものがあった。

そして今日はそんな2人の久々のデートの日。朱里は久々のデートでかなりテンションが上がっていた。

「ママー。どう?」

選びに選んだ服を纏った朱里が母親の前に現れる。そしてモデルのようなターンを披露。

母親は上から下までしっかりチェックすると拳を突き出し親指を立てた。

「よし!んじゃ行ってきまーす!」

「気をつけやー」

朱里を送り出した母親の後ろで流れている天気予報には、雨マークが記されていた。

37: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/06(火) 00:11
スーパーパパさん
ありがとうございます!

38: 名前:わるきー投稿日:2013/08/06(火) 02:54
おもろいです!

39: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/06(火) 05:50
2人の待ち合わせ場所は駅前。行き先は京都だ。
特に目的を決めている訳ではなく、京都の街をのんびりと歩き回る、そんなデート。

朱里は5分前に駅前へと到着。駿介もすでに到着して待っていた。

「駿介ー!」

「おう」

今までを振り返ってみても駿介が待ち合わせに遅れた事は無かったように思える。むしろ朱里よりも先に来ているくらいだ。

「駿介っていつも早いよな」

「待たすよりええやろ?」

この心がけも朱里を思うが故のものだろうか。
駿介は当たり前のようにそう言うと朱里の手を取り、歩き出した。

「……彼氏を待つのもデートの醍醐味やんかぁ」

と言ってみるが、やはり先に着いて待っていてくれるのが嬉しい朱里。
しっかり手を握り返し、横に並んで歩いていく。

「ほんなら次はめっちゃ待たしたろ」

「えーー」

朱里の反応にクスクスと笑う駿介。繋いだ手を離し朱里の頭に手を乗せる。

「冗談やって」

ポンポンと頭を叩きもう一度手を繋ぐ。

「よっしゃ行こか!いざ京都へ!」

「おー!」

繋いだ手を上に上げ、意気揚々と京
<省略されました> [全文を見る]

40: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/06(火) 05:50
わるきーさん
ありがとうございます!

41: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/09(金) 16:38
「ほんまに最悪っ!」

2人は京都の街並みを全力で駆け抜ける。大雨を降らす空に悪態をつきながら。

雨宿りの為に近くの家の軒下に入る。

「びっしょびしょ」

髪の毛をかきあげ、全身を見渡し文句を吐く駿介。服から滴り落ちる程濡れていた。シャツの端を絞れば大量の水が落ちる。

駿介がイライラしていると、朱里が静かに寄り添った。

「……寒い」

駿介の右腕にキュッと捕まり駿介の体温を感じている。

「行こっ」

駿介は周りを見渡すと、とある建物まで朱里の手を引き走り出した。

雨は尚もそんな2人に激しく降りかかるのだった。

42: 名前:jc投稿日:2013/08/09(金) 16:49
   / ̄ ̄\ ムシャムシャ
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  /   ト、  \゜
 彳   。∴\  |∴
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    |  ヽ|/U
     

43: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/09(金) 16:50
「な、なぁ……ここって、その……」

「そう。でもそんなん言うてる場合ちゃうやん、行くで」

朱里の手を引き入ったのは、近くにあったラブホテル。朱里に風邪をひかすよりもマシと考えた駿介はここを選んだのだ。

「うぅぅ……」

駿介が受付をしている間、朱里は恥ずかしさでモジモジしていた。

目的は違うとはいえ、やはりこの場所に来れば想像してしまう。

そうこうしているうちに受付を終えた駿介が朱里の元へ。

「行くで」

スタスタと朱里の横を過ぎ、目的の部屋まで向う。

「あ、ちょっと待ってよ!」

小走りでその後を追いかける朱里。

朱里は自分の横を通り過ぎた駿介に疑問を持っていた。

何で手引いてくれへんかったんやろ……

いつもなら間違いなく手を取ってくれる駿介。しかし今それが行われなかった。駿介も朱里同様、その事を意識しているのだろうか?

そんな疑問を抱えつつも、目的の部屋の前へと来てしまった。

44: 名前:デンジャー投稿日:2013/08/09(金) 19:28
おっさては

45: 名前:Can投稿日:2013/08/09(金) 20:25
お久しぶりですっ笑

そして頑張ってください!

46: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/10(土) 01:06
駿介は躊躇なく扉を開け中へ。朱里もその後へ続く。

「なんか……すごい」

入ってすぐ朱里の目に飛び込んできた世界。それは城のような雰囲気を醸し出していた。

駿介が選んだ部屋はどうやら城をモチーフにしているものらしい。

「想像と全然違う」

「やろ?」

「え?」

何故か誇らしげにそう言う駿介。あたかも想像と違う事を知っているような口ぶりだ。

「もしかして、こういうとこ来た事あんの?」

それは禁断の質問だった。返事によっては大問題である。前回のあの騒動が再び繰り返される可能性は十分ある。いや、それよりもひどい事になるのは間違いなかった。

「え?うん」

「……最低!」

「えっ、ちゃうちゃう、圭吾やって!」

圭吾とは駿介が今通っている高校での友達。親友とも呼べる仲だ。もちろん朱里とも面識がある。

と、そんな呑気に紹介している場合ではない。

これが一番問題発言だろう。

大体分かるとは思うが圭吾はもちろん男だ。

「……そんな趣味やったん」

「ちゃうわ!夜遅なって電車なくなって帰られへんかったから
<省略されました> [全文を見る]

47: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/10(土) 01:07
デンジャーさん
おおっ!?笑

Canさん
お久しぶりです!
ありがとうございます!

48: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/10(土) 02:05
駿介は躊躇なく扉を開け中へ。朱里もその後へ続く。

「なんか……すごい」

入ってすぐ朱里の目に飛び込んできた世界。それは城のような雰囲気を醸し出していた。

駿介が選んだ部屋はどうやら城をモチーフにしているものらしい。

「想像と全然違う」

「やろ?」

「え?」

何故か誇らしげにそう言う駿介。あたかも想像と違う事を知っているような口ぶりだ。

「もしかして、こういうとこ来た事あんの?」

それは禁断の質問だった。返事によっては大問題である。前回のあの騒動が再び繰り返される可能性は十分ある。いや、それよりもひどい事になるのは間違いなかった。

「え?うん」

「……最低!」

「えっ、ちゃうちゃう、圭吾やって!」

圭吾とは駿介が今通っている高校での友達。親友とも呼べる仲だ。もちろん朱里とも面識がある。

と、そんな呑気に紹介している場合ではない。

これが一番問題発言だろう。

大体分かるとは思うが圭吾はもちろん男だ。

「……そんな趣味やったん」

「ちゃうわ!夜遅なって電車なくなって帰られへんかったから
<省略されました> [全文を見る]

49: 名前:ゴースト投稿日:2013/08/10(土) 02:05
上のは訂正です。

50: 名前:ゴースト◆kRT1fHLE投稿日:2013/08/12(月) 00:25
2人の唇が重なる。

「んっ……」

まだ唇と唇が触れ合うだけのキス。お互いの愛を確かめ合うように優しいキスだった。

「……電気消して」

朱里の要求に応え、部屋の明かりを全て落とす。カーテンも全て締め切ったこの部屋は、目が慣れるまでしばし暗黒の世界へと変わる。

「朱里、舌出して」

今度は朱里が駿介の要求に応える。

真っ暗闇の中、何も見えない場所に舌を出す。

「いくで……」

駿介の声を聞いた数秒後、朱里の舌に駿介の舌が絡む。

「んんっ」

初めての感覚に何も出来ない朱里。ただ駿介にされるがまま。

駿介はしっかりと朱里の口内を責める。

朱里の舌に絡ませたり、歯をなぞってみたり。

あの手この手で朱里の反応を楽しんだ。

「はっ……んんっ……」

徐々に慣れ始めたのか、朱里の方からも舌を動かし始めた。

お互いの意思で舌と舌を絡めあう。

「んっ……はっ……んんんっ」

部屋には、時折挟む2人の呼吸といやらしい水音だけが響いていた。

51: 名前:jc投稿日:2013/08/12(月) 00:44
   / ̄ ̄\ ムシャムシャ
  / (●)/ ̄\
  /   ト、 \
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`/   /⌒ヽヽ |
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    /  ヽ|/∴
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オエーー!!!! ___
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   ゴクンッ


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  /  ◯/ ̄ ̄\ヾ
  /   ト、  \゜
 彳   。∴\  |∴
`/  ゜/⌒ヽヽ |。o
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    |  ヽ|/U

52: 名前:名無しさん投稿日:2013/08/29(木) 05:25
まだ?

53: 名前:名無しさん投稿日:2014/03/22(土) 03:27
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