(無題ー2) |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/27(日) 06:27
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加藤は携帯をとり、片桐に発信した。
呼び出し音を二度鳴らし、携帯をポケットに戻した。
これから、どんな地獄があやかを待っているのだろう?
あの笑顔が、絶望の涙に変わってしまう。
・・・・
あやかはエレベーターを降り、廊下を歩いていた。
大分涼しくなってきた。スカートに吹き込む風がやや冷たい。
我が家に到着だ。
あやかはキーを開け、扉を開けた。
白いパンプスを脱ぎ、スリッパに履き替える。
「あっ!やだあ!伝線してる! 今日初めて履いたのに・・」
ストッキングの足の甲の部分を見ながら、あやかは呟いた。
あやかは歩を進め、室内へ進んだ。
カーテンを閉め、電気を付けた。
ベットにゆっくりと腰を下ろし、カバンを置いた。
おや?あやかは不思議だった。
バスルームの扉が、少し開いている。閉めたはずだが・・
すると突然、覆面をした二人組の男が中から飛び出してきた。
「きゃああーーーーーーー!」
一人の手には、ロープが握られている。
あまりに急な出来事に、あやかは後ずさりするのみだった。
二人は無言のまま、あやかを立たせると、ロングスカー
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