小学生の悪戯2 |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/26(土) 18:48
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「愛美。ボクの声が聞こえるよね。返事をしてごらん」
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「・・・・・・・ハイ」
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うつろな声が響く。
健太は愛美の体が倒れないように両肩に手を置いて愛美を支えた。」
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「いい子だね。それじゃ、ひとつ質問をするよ」
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「・・・・ハイ」
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「愛美の体は、いったい誰のもの?」
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奇妙な質問だった。
やや間があってから、愛美が答える。
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「・・・・あたしの、ものです」
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「違うね。はずれ」
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当たり前と思われる回答を否定され、愛美は沈黙してしまう。その愛美に対して健太は強い口調で言った。
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「愛美に体は、ボクのものだよ。いいね。・・・・・・・・・返事は?」
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「・・・・・・・・・・ハイ」
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人形のように表情の消え去ったうつろな顔で目を閉じたまま愛美は頷いた。
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「もうひとつ質問だよ。愛美。愛美の心は誰のものなのかな?」
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「・・・・・・・・・・・・・・」
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「誰のもの?」
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「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
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即答せず口をわななかせるばかりだったのは、愛美の最後の抵抗だったのかもしれない。
健太はあどけなさの残る顔に、舌なめずりせ
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