社宅物語(プロローグ) |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/25(金) 20:01
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主人が本社への栄転となり、私たち夫婦は新しい社宅へ入りました。
そこは、マンション形式の社宅で今までとは違う高級なところでした。
入社10年前後の人たちが多く、奥さんたちの年齢も20代から30代が
ほとんどでした。
同年代の人も多く、すぐに友達になり新しい生活も楽しくなるはずでした。
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当初から少し気になっていた事がありました。それは20代の奥さんの
ほとんどが0歳児や1歳児ぐらいの赤ちゃんを抱いていました。
また妊婦の人も数人いました。偶然にしては、少しできすぎかな‥
出張の多い会社なので、主人を含めここに住んでいる旦那さんたちは
ほとんど留守にしています。そのためマンションの管理組合の役員は
奥さん連中が担当して運営をしていました。
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引越し当初から色々とお世話になっている、お隣の智子さんは30歳で
管理組合の世話役をやっていました。そして組合長の由美さんは35歳で
旦那さんは会社の係長でした。事実上のこのマンションを仕切っている
人なので、最初に智子さんに紹介をしてもらって近所の挨拶に回りました。
そして「後ね‥ここのマンションには人事部長の
<省略されました> [全文を見る]
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