ゆうこと言う女・その2、悪魔の使者 |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/23(水) 21:19
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社内に設置されたある壁掛け時計の針がもう午後5時を回ろうとしていた。
(・・・後1時間か。)
今日、ゆうこは大好きな彼とのデートが控えていた。
後1時間、それさえ我慢したら、その後は・・・もうゆうこの頭の中には彼との
セックスの事しか思い浮かばなかったのだ。
(今日は何をしようかな・・・?)
ところが世の中そうは甘くは無かった。
彼女に取って、悪魔の使者とも言える上司が近づきつつあった。
間もなくして、その上司が彼女の傍らに立つ。
(えっ!?何?)
ゆうこは今日の自分の社内での行動を必死で思い出していた。
何か、ミスでもしてしまったか?等々。彼女は軽く胸騒ぎを覚えた。
そして、その上司は彼女を運命を変える事になってしまう一言を言い放った。
「○○君、申し訳ないが今日、残業をしてもらえないだろうか?君しか頼める人が
いないんだよ。」
「私、今日これから予定があるんですぅ。」
ゆうこの必死の嘆願も空しく、上司の「今日中に書類をまとめないといけないから、
何とか・・・。」の一言で彼女は残業をするハメになってしまった。
やむなく彼への断りのメールを打
<省略されました> [全文を見る]
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