『裕美子シリーズ』強姦された女医 |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/03/07(金) 23:47
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十一時半で患者の受付けは終わる。食事をとって一息つくと、もう午後一時
すぎになっていた。
火曜と金曜の校医としての勤めは午後二時から午後五時までだ。裕美子は学
校の雰囲気が好きなので、校医の仕事はいっこうに苦にならない。放課後の
生徒たちが、広々とした校庭でクラプ活動をしている姿を見るのは楽しい。
解放感にひたるひとときである。
それは男子生徒に限ったことではない。女生徒のなかにも、セックスに関す
る生々しい問題を相談しに来る者もいた。オナニーのやりすぎで陰唇が肥大
化していないかとか、性器が異臭を放つという者とか、妊娠の不安を打ち明
ける者など、セックスがらみのことがあまりに多いのでうんざりする。
今日は変なことがなかった……。
保健室のカーテンを閉めた。壁掛時計は、ちょうど五時をさしていた。
今日、保健室にやってきたのは、クラプ活動中にネンザした男子生徒が一人
と、偏頭痛に悩まされているという女生徒だけだった。
閉めたカーテンで外光が遮断されると、今まで明るかった保健室が急に薄暗
くなった。
戸閉まりを確認してドアノブに手をかけたちょうどそのとき外か
<省略されました> [全文を見る]
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