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  「単棹独穴@‥申込TU」

01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/16(水) 08:03
【まえがき】
これは昭和の中頃の‥ 初心で耳年増な二十代後半の男女が触れ合い、結婚して初めて‥ 童貞の一本のマラを処女のオメコに嵌め込み、お互いに‥長じてからは 親にも見せ無かった処を見せ合い擦り合って、タドタドしく 性生活を始めるまでの話です。

今の‥会って半日もすれば 嵌めて腰を遣っている若い世代には、ここに書くような 結婚でやっとオメコをヤレル時代なんて、考えられ無いでしょうが、敗戦後の昭和の中頃には、これが世間で一番ありふれた 気の弱い男女の結び付き方だったのです。

そう‥日本が戦争に負けた頃には 30歳前後の童貞や処女はザラにいました。お金と度胸のある男は 割りに早く赤線・青線でオメコを経験しましたが、それもやがて 廃止されます。そんな環境では 密かに浮世絵・ワイ本やワイ写真を見るのが精々でした。

当事者は二人とも 大年増ですから、結構ムラムラしていましたが でも何せ‥お互いに初めての性交‥媾合です。初めてペニスをヴァギナに‥ ワイ本の言葉通りに云えば、マラをオメコに挿れ嵌め込んだら、これも初めて腰を遣うのだから 大変です。

腰を遣うって云っても 今のように映画や動画で見ることもありません。またオメコをヤッタことが無いのですから、嵌めた状態でキスが出来るかも判りません。大体‥キスそのものが 申し込みの時に初めて体験したのですから、まだ舌の絡め方も 稚拙でした。

さぁ‥これから プロポーズから新婚旅行までを、六回に分けてレポートします。本人達は結構 マラもオメコも濡れていたのですが、始めの一〜二回はヤル場面は出て来ません。その辺は 当時の私達のモドカシサをご一緒に感じていただければ幸いです。◇

『同穴 : 申込T』
 これは 女房にプロポーズするまでの経緯です。
 女房の兄とは 大学で同じクラスです。席順がアルファベット順だったことで 席が近くになり、私は「彼の 水際立ったハンサム振り」に 初対面のときから胸が疼きます。私がまだ視覚的バイセクシャルの頃で 恐る々々話し掛け、彼も好意を感じてか すぐ仲良くなれました。それでも 彼が他の友人と談笑していると、いつも理由の無い嫉妬心がこみ上げて 我慢が出来ず、席を外すことも 度々です。そんなある日 まだ世間にモノが無い昭和24年(1949年)頃のことで、闇ルートで手に入ったタバコを 私は吸わないので彼に遣ろうと彼の家を訪れます。そのとき彼は不在で 挨拶に出てきたのが娘時代の女房で、これが 運命の初対面です。そのときの姿は その場ではそう意識しなかったのですが、前髪を眉の上まで垂らし 他の髪を後ろに束ねた可愛い娘でした。

 その引き締まった 和服姿で細い指を衝いて挨拶した姿は、その後一生 私の脳裏に刻み込まれ、私の女房への 性衝動のベースになります。これはズット後に 婚約し結婚してからのことですが、女房を抱けば 「アァ あのときの女の子が…、今 オレの胸に…」と思うし、私のペニスを握らせれば 「あの何にも知らない娘に こんなモノを握らせて…」と思い、身体で繋がりペニスをヴァギナに挿入して 「ピクンピクン… キュッキュッ」と無言で反応し合っていると、あの無垢な娘を 「オレが こんなことを出来るようにしちゃったんだ!」と、そのつど腰の奥がズキンズキンし ペニスの付け根がキュンキュンして、簡単に昇り詰め 一気にイキそうになるのです。‥それは後の話。

 二度目に女房に会ったのは その兄…同級の彼に呼ばれて遊びに行ったときです。話している内に 彼女が紅茶を持って来て呉れます。彼が先に紅茶を一口飲んで 「オイ これ黴クサイぞ!」と云い 彼女は慌てて紅茶を淹れ換えて来ます。後で聞いてみたら 当時私が突っ張って赤い靴下を履いていたので、「このヤロウ 生意気だから湿気った紅茶飲ましてヤルゥ!」と 思ったのだそうです。良く考えれば それは彼女が「そのとき 充分に 私を意識した!」と 云うことだったのでしょう。その後私は 彼へのアポ無しで彼の家を訪ねるようになります。彼が居ないとホッとし 誘われるままに上がり込んで、駄弁って 帰るだけです。

 手一つ 握る訳でありませんでしたが、そんなときの話で 父親が亡くなった後 母親が働きに出て、家事は一切 彼女が遣っていることも知りました。これは後で聞いた話でしすが 父親の収集した春画などを盗み見ていた彼女は、「この人(私)にも アンナ画の様なモノ(ペニス)が着いているのかなぁ…」なんて思って居たそうです。「お互いに オクレていたなぁ…」と 思います。それともあるいは耳年増ですから もう彼女も自分一人で楽しむ位のことはヤッテいたかも知れません。そうであれば そのときに私を思い浮かべてシタかどうか、結婚してから夜のアノの最中に 痴話がてらに聞き出そうとしましたが、とうとう「イヤーン…」の一点張りで 遂に告白しませんでした。

 大学を卒業するとお互いに就職して 彼とも会うことが少なくなります。他に兄弟も居て その面倒を見ていて彼女はソロソロ婚期には遅くなり掛けてきています。私はもうその頃には「結婚するなら 彼女と…」と思い始めていましたが 不思議なことにソコには「あの女(ひと)と ヤリタイ!」と云う肉欲的なものはありません。「居るンなら あの女と一緒に居たい!」‥ と云う思いだけです。ただ云い出して断られたらと考えると 親友との仲も気不味くなるし…、なかなか云い出せずに イッソ彼に中に這入って貰い、意向を聞いて貰おうかと思っていた頃 彼の家の夕食に招かれました。夕食は確かスキ焼きで 他の兄弟も一緒です。一人っ子の私には 珍しくもあり楽しいひと時でした。

 食事が終わり みんなで雑談をしていたとき、ふと彼女が軽く 「昨日の晩 アナタ(私)が遊びに来た夢を見たワ…」と洩らしました。それを聞いて私は「それはまぁ… 夜分に突然お伺いしまして…」と冗談を云いながら 嬉しくなりました。「ヨシこれなら大丈夫だ… 改めて彼女一人のときに、直接にプロポーズしよう!」と 思いを決めました。「夢に出てくるほど 潜在意識に這入っているなら、多分私のプロポーズを 受けて呉れるだろう」と 思ったのです。帰りに当時の都電の駅まで 友達の兄貴と一緒に彼女も送ってきて呉れます。「これならもう 十中八九間違い無い!」と自信を深めました。婚約後にソノコトを 女房に話したら、女房は「損しちゃった!」と云います。(ナニが損なの…? どう云うワケで…?)女房はキット 自分から本音を洩らしのがクヤシイ…、とでも 云うようなことだったのでしょう。(Uへ 続く)『同穴 : 申込U』
 (Tより 承前)本人へのプロポーズは 誰も居ないことを確かめて、彼女に 「今日行っても 良いぃ?」と電話で聞きます。当然に 「どうぞ お待ちしています」と云う返事です。約束の時間にケーキを持って尋ね 先日の夕食のお礼を云い、あまり雑談にならない内に 少し改まって切り出します。(続く)

 *以下の記事へは 間違って訪問した未成年者はもちろん、Sex描写に嫌悪を感じる方は お這入りにならないで下さい。

 (承前)「今日は用があって来たんだけど…」「なぁに?…」‥。思い切って‥ 「あの…良かったらボクと… 結婚してくれない?」‥「‥‥‥」。「アナタと ずっと一緒に居たいんだ…」と云うと 小さい声で「ハイ…」(バンザイ… OKだ!)。「有難う!」‥ 今ならここで 押し倒して‥と云う処ですが、そうなら無いのが この初心(うぶ)で耳年増の二人です。両手を出すと彼女も両手を出し 固い々々握手です。(キス一つしないで バカみたい…!)

 「じゃぁ出来るだけ速く 正式に申し込むから…」「ハイ…」‥「さっきの ケーキ食べない?」「ハイ‥」‥彼女はまめまめしく イソイソとケーキとお茶の仕度です。彼女とケーキを食べ始めたとき 「これからは… この女(ひと)と、二人だけで こうやって堂々と食事も出来るんだ…!」と思ったら 気の緩みか急にペニスが勃ち始めました。突っ張って痛いくらいですが  彼女の前でズボンの中の向きを直すこともできません。それはとうとう帰るまで そのままでした。帰りしなに玄関で 立ったまま彼女が手を伸ばして来たので、初めて胸を合わせて抱き合ったときも ソレは 突っ張り返ったままでした。流石にそれは女房にも判って 後に「ア… この人もコウなるんだ!」と怖いような似合わないような気がしたと云っていました。

 正式な申し込みは 私の母が女房のお母さんの処に伺いました。女房のお母さんは 女房の意向も確かめずに 二つ返事でニコニコと「お受けさせて 頂きます」と答えたそうです。後で女房が「私の一生のことなのに… 何で私に聞いてくれないの…?」と云ったら 「オヤ…! イヤだったのかい?」と逆襲され一言も云え無かったそうです。江戸前な 良い気っ風のお母さんでした。仲人は私の知り合いの 元東大の事務長を遣っていた方にお願いし、「頼まれ仲人」ながら 結納から結婚式当日のすべてをキチンと遣って頂きました。それは行き届いたもので その(特に その奥さんの)水際立った「ものごとの納め方」を見ていた私と女房は、それを見習って その後生涯に3回の仲人を務めさせて貰いました。そしてその仲人のつど 無事に務めた緊張からの開放で、夜は「今 あの二ァ人は…」と 若返って一戦を交えたのを懐かしく思い出します。

 二人の婚約は 兄からも他の兄弟からも祝福されます。しかし女房はそれにも文句があるらしく デートのときに「誰も 反対しないんだもの…」と不満そうです。その後彼女の家で 誰も居無いときに「どうして…?」と聞いたら、「反対されて… アナタと駆け落ち…したかったの…」だって‥。(バカな おロマンチック…!)‥でもそのときは そんな彼女が可愛くて、思わず彼女を抱き締めて 始めての口付けをしてしまいます。彼女の唇は柔らかく 始めはただ唇を触れ合うだけですが、彼女は眼をつむって 私にしがみ付いてきます。ペニスはもうガチガチに勃ち切っていますが どうしようもありません。私はただ彼女を抱き締め 両手で背中を撫でるだけです。今考えると イライラします。それでもそのときの二人はどうしようも無く ただ抱き合う手に力を篭めるばかりでした。

 まだ舌を絡めることも知らず 歯がガチガチ当るようなキスで、抱き合う形も極まらず ただ唇を合わせて吸い合うだけですが、お互いに離れたく無く お母さんの帰宅まで2時間の間、その形で居たので 2日ほど身体の節々が痛くて閉口しました。当然にその晩は 彼女の唇と抱き締めた背中の感触を思い出してマスを掻きます。あの笑顔 あの唇、あの身体… そして必ず付いている筈のあの下の方の女のお道具…、「それがみんな… 私が自由に触われるものに…!」そう思ったら 私はひとりでにパンツの中に手を突っ込みマスを掻いていました。1回済んで 寝ようとしたとき、ふと「あのとき玄関で 背中へ回した両手の一方を少し下げれば、もう オシリヘ触われたんだ!」と猥褻な思いに取り付かれ ドキントします。またペニスが反り返り ペニスは生き物のように脈打ちます。2度目のマスのイメージでは 思い切り彼女の尻をもみしだく浅ましい私でした。(終わり)(ブログ「茫々録・共存録」より」)

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