3年A組の男子達の災難A |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/14(月) 22:16
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授業の合間の休み時間、稔の机の上に剛司が
どっかと乗っかって何やら話している。
「しっかし、こないだは参ったよ。プールの授業終わった後
更衣室で着替えようと思ったら、服がないんだよ。
それであちこち探してるうちに次の授業の時間になっちゃって、
海パンのまま教室戻ったんだよ。女子も見ている中、仕方なく
ジャージに着替えたんだけど、さすがにあれはハズかった......」
「で、結局服は見つかったの」
「教室のオレのロッカーの中に入っていたよ」
「へぇ、こないだ覗き見した仕返しされたんじゃないの」
「だとしか考えられない。現にあの連帯責任取らされた日から、
あいつら調子乗ってるからな」
「ホームルームでチクれば?」
「ああ、オレもそのつもりなんだけどな」3年A組の教室では、いつものように授業の後、
ホームールームが行われていた。「......明日の予定は以上です。では、ホームルームをこれで」
「ちょっと、待ったぁ」教壇でホームルームを務める三橋を遮るように口を開いたのは、
剛司だった。
「剛司くん?何です
<省略されました> [全文を見る]
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