夏の夜の儀式 |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2020/10/18(日) 21:43
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今は昔、俺、タカシの少年時代の筆下ろしの体験談について語らせていただきます。
俺は幼稚園の頃の担任だったK子先生と卒園後も親しく、先生の妹のヒロミちゃんとも仲良しだった。
そのヒロミちゃんとの話だ。
スポーツ万能の彼女は俺より十五歳年上で水泳のインストラクターをしており、中学、高校、短大と競泳選手で、インターハイでは平泳ぎで優勝した実績を持ち、当時はほとんど知られていなかった水球も得意だった。
キリリとした百七三cmの高身長にやや面長で低めの鼻に二重まぶたのパッチリとした瞳の顔立ちで、髪型は前髪と下の先端がソバージュがかったロングヘアーのスタイルの世話好きで人情味のあるアクティブな体育会系風のお姉さんだった。
似ている芸能人は特にピンとは来ないが、顔は強いて言うなら何となく筒井真理子みたいな感じだ。
K子先生同様に子供好きな彼女には小学生の頃、ラジコンカーや黎明期のガンダム・プラモなどをプレゼントしてもらった事もある。
そんな彼女に少年であったわたくしはほのかな憧れを抱いていた。
あれは俺が十四歳で中学二年生の夏のこと…。
<省略されました> [全文を見る]
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