あこがれの人 |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/16(水) 15:46
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去年のクリスマス、俺は友達の男女5人と近くの居酒屋で飲み会をしていた。その中の有希という子に俺は惚れていた。有希は少し顔が幼いけど、すごく真面目で優しくて、頭も良い子で、でも何故か彼氏はいなかった。だから、俺はずっと有希に想いを寄せていた。多分、自分では手が届かないと思いながらも。
その日も特に何もなく飲み会は終わってしまって、俺と有希はみんなの介抱をしていた。俺と有希はみんなより酒が強く、この介抱もまたいつもと同じで、俺は水をもらってきてやったり、背中をさすったりしていた。
それが一段落すると、集めておいた会費を払っておく。そこまでがいつもの仕事。その後、みんなの目が覚めたり、快復するまでそばにいるのも仕事なのだが、俺は会計を済ませた後店の外に出て有希の携帯にメールをしてみた。
「この後、二人で飲み直さない?」
送ってしばらくすると
「いいね」
と返事が来た。そして、俺は有希と飲み直す事にした。
飲み直すと言っても貧乏な学生の身分だから、コンビニで缶チューハイと缶ビールを何本か買って、俺のアパートでという到底オシャレとは言えない「飲み直し」だ。
部屋で有希が2
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