- 01: 名前:名無し投稿日:2015/02/15(日) 02:38
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書いてください
- 02: 名前:名無しさん投稿日:2015/02/15(日) 15:33
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書くつもりないなら、スレを乱立させるの辞めてもらえますか?
うざいんで
- 03: 名前:名無しさん投稿日:2015/02/15(日) 17:48
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ブヒー
- 04: 名前:名無しさん投稿日:2015/02/15(日) 18:27
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でもちょっと興味ある
- 05: 名前:名無しさん投稿日:2015/02/15(日) 21:36
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打ち放しのコンクリートの室内は肌寒い。無機質なグレーの壁をずっと見続けているせいか、一見すると何の変哲もない壁にも模様があることを知った。
室内には窓もなければ時計もなかった。だから今が朝なのか昼なのか、夜なのかまるでわからなかった。
まるで犬小屋に入れられた飼い犬のようだ。大家志津志は自分の首に繋がれた首輪を掴み、憐れんだ。つい先日まで秋葉原にある劇場にいたはずだ。テレビ局にも頻繁とまではいかないが、週に何度か通っていた。
それが今ではどうだろうか。裸のまま首輪を装着され、太い鎖に繋がれている。
鎖の先は鉄格子に繋がれている。どんなに引っ張ってもまるで動かせなかった。
大家は空腹を覚えた。食事は二回ないし、三回もらっているような気がする。
先ほど食べたのは何時間前だったか。
当てのない旅のような記憶を思い出そうとしていると、ふいに扉が開く音が聞こえた。
食事か。
はたまた犯されるのだろうか。
男の行動は決まってその二つである。
大家に緊張が走った。尿意を感じていなかったはずの膀胱が疼くように蠢き始めたのを感じる。
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<省略されました> [全文を見る]
- 06: 名前:名無しさん投稿日:2015/02/15(日) 21:38
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>>5の訂正
打ち放しのコンクリートの室内は肌寒い。無機質なグレーの壁をずっと見続けているせいか、一見すると何の変哲もない壁にも模様があることを知った。
室内には窓もなければ時計もなかった。だから今が朝なのか昼なのか、夜なのかまるでわからなかった。
まるで犬小屋に入れられた飼い犬のようだ。大家志津香は自分の首に繋がれた首輪を掴み、憐れんだ。つい先日まで秋葉原にある劇場にいたはずだ。テレビ局にも頻繁とまではいかないが、週に何度か通っていた。
それが今ではどうだろうか。裸のまま首輪を装着され、太い鎖に繋がれている。
鎖の先は鉄格子に繋がれている。どんなに引っ張ってもまるで動かせなかった。
大家は空腹を覚えた。食事は二回ないし、三回もらっているような気がする。
先ほど食べたのは何時間前だったか。
当てのない旅のような記憶を思い出そうとしていると、ふいに扉が開く音が聞こえた。
食事か。
はたまた犯されるのだろうか。
男の行動は決まってその二つである。
大家に緊張が走った。尿意を感じていなかったはずの膀胱が疼くように
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- 07: 名前:名無しさん投稿日:2015/02/27(金) 13:59
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あぁ、よかった。
こんな台本小説だらけで擬音語もそのまま用いる作者しかいない落ちぶれた掲示板にもまだまともに見えるのがいるじゃないの。
- 08: 名前:名無しさん投稿日:2015/02/27(金) 20:34
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あぁ、よかった。
こんな台本小説だらけで擬音語もそのまま用いる作者しかいない落ちぶれた掲示板にもまだまともに見えるのがいるじゃないの。
- 09: 名前:名無しさん投稿日:2015/03/07(土) 13:52
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鞭の掌で弄ぶようにして男は大家に近づく。
大家は恐怖で身を震わせた。赤くミミズ腫れを起こした背中の傷が疼くようにして痛みをぶり返させる。
「あっ、ああっ……」
吃音をしながら大家は反射的に頭を手で覆い、土下座をするように身体を畳んだ。背中のミミズ腫れが痛々しく見える。
「そんなに僕が来て嬉しいのかい。しょうがない子だなあ」
そんな大家を見ながら男は満更でもなさそうな笑みを浮かべた。男の目尻に深い皺が刻まれる。男は丸顔だったが、それでも目元や口元からは小皺が目立ち始めていた。
「さあ、志津香も待ちわびているようだし。始めようか」
鞭が風を切る音がする。ヒュンヒュンと空気が切り裂かれる音を聞いた大家は、ハッと顔を上げた。
「止めてください! それだけは……止めてください! 何でもしますから」
すでに大家の目からは大粒の涙が零れ落ちていた。
「往生際が悪いよ、志津香。もう諦めなさいと何度も言ったはずだよ」
だが、男はそんな大家の哀願に呆れた様子だ。
男はもう何度もその台詞を聞いていた。馬鹿の一つ覚えのように何度も言うもの
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- 10: 名前:名無しさん投稿日:2015/03/08(日) 04:02
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流れゆく車窓を見ながら、男は軽く窓を開け、煙草に火を点けた。
男が吸っているのは赤いラベルの有名な煙草だった。
彼はメンソールを好まなかった。無駄にスース―とするだけで、さっぱり美味くもない。
「仕事は順調のようだな」
運転席に座っていた男も彼を倣うようにして煙草に火を点けた。
「まあまあですよ。そう上手く事は運びませんって」
男は苦笑しながら、灰を窓の外へ落とした。
「でも売り上げは右肩上がりなんだろ? だったらいいじゃねえかよ」
「すべては近藤さんのおかげです。僕は出来上がったものに胡坐をかいてるだけですよ。いうなれば徳川家康のようなものです」
近藤と呼ばれた男は、ヤニで汚れた歯を覗かせた。
「一度豚箱に入ってだいぶ更生したようだな。前のお前は謙虚なんて言葉を知らなかったはずなのによ」
「人は変わるものです」
男はあの日々を思い出そうとしたが、さっぱりと思い出せなくなっていた。どうやら完全にその部分が消失しているようだ。
「けど、お前もよく這い上がって来たな。他人に口座を勝手に取られて一文無しになって、挙
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