首輪DAYS
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- 16 ) 無名作家
- [2024/12/16(月) 18:27]
夕刻――
ある地方都市の空港の、国際線ロビーに、一人の男が佇んでいた。
平凡な顔立ちの中で、その目だけが、どこか異様な光を湛えている。
平日であるせいか、ロビーにはほとんど人気が無かった。
「巳洞くん」
と、男の背後から、よく通る女の声が響く。
男――巳洞が振り返ると、そこに、艶やかな黒髪が特徴的な、整った顔の女が
<省略> [全文]
- 15 ) 無名作家
- [2024/12/16(月) 18:26]
週末、少女たちは、巳洞の部屋を訪れた。
姫乃も、夏希も、頬を赤く染めており、瞳はキラキラと濡れ光っている。
「入れ」
ドアを開けた巳洞が、当たり前のように、二人を中に入れた。
いつも通り雑然としたリビングで、姫乃と夏希が立ち尽くす。
「だいぶサカってる感じだな」
くひひっ、と耳障りな声で、巳洞が笑う。
「そ
<省略> [全文]
- 14 ) 無名作家
- [2024/12/16(月) 18:25]
姫乃は、夏希の叫びに意識を取り戻した。
その体に、夏希が取りすがる。
「うわああああっ、ひっ、ひあああっ……姫ちゃん……ボクのせいで……ご、ごめんなさい……ごめんなさいっ……!」
夏希は、姫乃の胸に顔を埋めるようにして、そう叫び続けた。
「な、なっちゃん……?」
「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ご
<省略> [全文]
- 13 ) 無名作家
- [2024/12/16(月) 18:25]
――留学?
――ええ……。
――急な、話だな。
――それでね……貴方と会うのは、これでおしまいにしたいの。
――どうしてだ?
――どうしてって……。
――何年だか知らないが、俺が待てないとでも思ってるのか? そもそも、留学だってあのクソ野郎の言い付けなんだろう?
――父を悪く言うのはやめて。貴方のお母
<省略> [全文]
- 12 ) 無名作家
- [2024/12/16(月) 18:24]
「あ、はふ……あんっ……ひいんっ……」
部屋に、幼い喘ぎ声が響いている。
夏希の声だ。
夏希は、椅子に座った巳洞に後ろから抱きすくめられ、その豊かな乳房をやわやわと揉まれていた。
「よ、よせぇ……やめろよぉ……」
夏希が、弱々しく身をよじりながら言う。だが、抵抗はそれまでだ。
銀色の手錠が、夏希の両手首を後手に戒めて
<省略> [全文]
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