ヒメユリ
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57 ) 仙人掌
[2019/12/24(火) 01:11]
「いぇ〜い!!!!」

「い…いぇ〜い…」

「あれれ〜声が出てないぞ〜いぇ〜い!!」

「いぇーい!!!!」

歌っているのはねる。
そして付き合わされてるのはさっきの三人だ。

「いやおかしいだろ!そもそもなんでカラオケなんだよ!」

「知らねーよ!うちら負けたんだからなんも言えねーだろ!」

イッピツとマツリは小言を言っている。

「シャン…シャン…シャン…
<省略> [全文]

56 ) 仙人掌
[2019/12/24(火) 00:41]

その日のチーム・サンレツは
どんよりとした空気に包まれていた。

朝から冷めた目で自分たちを見るヤンキー達が、ボソボソと自分たちの敗北の事を言っていることはわかっていた。

「なぁマツリ、ウチらこのままハチの巣から敵意を向けられたままなのかな」

「さぁな…まぁ敗者のあたしらに抵抗する手段はないからな」

「………お荷物…」

マツリ・イッピツ・ナーコは
これからのこと
<省略> [全文]

55 ) 仙人掌
[2019/12/24(火) 00:11]

場所は変わり
ここはハチの巣の中でも異質の空間。
図書室のように誰も寄り付かない閉塞感のある場所だが、ここを好んでたむろしている女達がいた。

「なんや朝からうるさいハエが多すぎやなぁ」

「そやなぁ…チームハチミツだかなんだか知らんけど、昨日誰かに果たし状送ってたやんか」

「あーそれか…まぁウチは興味ないけどなぁ」

「なんやあんたは気にしてるもんやおもたけども…」 <省略> [全文]

54 ) 仙人掌
[2019/12/23(月) 23:40]

「おい、聞いたか?チーム・サンレツのこと」

「聞いたもなにも、朝からずっとその話題じゃねぇか」

「結局、勝ったみたいだしな…ミユさんの言う通り、うちらじゃ敵わなさそうだぜ」

「特に…あいつ…見た目はチャラけた喧嘩のケの字も知らなさそうなヤツなのにな…」

「ナガハマか…あのタヌキヅラ…確かにあいつはヤベェ…急にバケモンが二体も来ちまうとはな…」

ダンス部には朝から重
<省略> [全文]

53 ) 仙人掌
[2019/12/23(月) 09:44]

「フゥ…フゥ…」

三年、テニス部の部室では
茜が今日も自分をいじめ抜いていた。

ストップウォッチの音と共にダンベルをガランと落とすと、スポーツドリンクを口に含む。

「しっ…失礼します!!」

そこに茜の後輩部員が姿を現わす。

「2年のチーム・サンレツが、やられました」

茜はその知らせを聞いてもなんのリアクションもしなかった。

「あっそう…元々期待なんて
<省略> [全文]

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