蒼すぎる海に
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08 ) Sky
[2013/09/26(木) 19:56]

 土曜日の朝、壮太は水色のポロシャツにチノパンと言ういでたちで校門前に姿をみせた。麻友はピンクのTシャツにジーンズ、黒いキャップと言う身なりだった。野球の応援においてひときわ気合入れているようだ。

「遅い! もう9時じゃない!」

「ごめん……」

控えめな声が返ってきたので、麻友はすぐに吊り上げていた眉を下ろした。

「いいよ。まだ間に合うから。ここからは石川君のおじさんが車
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07 ) 虎舞竜
[2013/09/26(木) 17:50]
俺を称えろ

06 ) Sky
[2013/09/25(水) 19:47]

 翌日の高校の校舎、二人並んで下校していく生徒、部活動を開始する生徒で活気づくグラウンドを2階から眺めていた。文芸部の麻友は今日、部活はない。そして、壮太のほうは部活動はしていない。お互いにフリーだった。壮太のほうは今日も元気に学校に来ていたところを見ると、本当に大丈夫なようだ。麻友は麻友でいつもの少し長い髪をポニーテールにしていた。

「暑いのにがんばるよね、テニス部とか野球部とか。来年
<省略> [全文]

05 ) Sky
[2013/09/25(水) 18:18]

 学校を出てから、高校に通う際いつも通る、おもろまちの大通りを二人並んで歩いている。車が通りを行きかい、照り付ける沖縄の太陽じとりと睨み付けたら、あまりにまぶしくて、目を細めたら、少しよろけてしまった。途端、壮太の笑い声が聞こえた。

「何?」

「ごめん。やっぱりいつみても面白い人だね、麻友って」

昔からよく言われるのだが、何がどう面白いのか、麻友にはてんでわからなかった。軽く
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04 ) Sky
[2013/09/24(火) 16:47]
 放課後、授業を終えた達成感からにわかに活気付く教室で、麻友はかばんを手にした。今日も絶好調な那覇の太陽に小さくため息をつく。

「麻友」

机の右手に立っていたのは例の嶺井壮太だった。高校で初めて同じクラスになった3年生、同じ教室に入ってからも、それなりに自然に打ち解けていて、互いに呼び捨てで呼び合う昔ながらの仲は10年間変わらず健在だった。ちょっといじらしくて、かわいいところもあるのに、
<省略> [全文]

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