坊主峯岸の物語
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113 ) 名無しさん
[2013/08/17(土) 04:31]
市川は廊下を歩いていると、見知った顔を発見した。

「おーい。みなるんさん。まりやさん」

「レモンじゃん。おは」

「おはよー」

大場美奈と永尾まりやだった。

二人は眠そうな顔で市川にあいさつをする。特に永尾は朝に弱いのか、トロンとした目で間延びした声だ。

「そうだ。二人に聞きたいんだけど、優子さん見かけませんでした?」

「見てないわ。今来たばかりだから」 <省略> [全文]

112 ) 名無しさん
[2013/08/16(金) 13:20]
わけがわからなかった。

自分に痛みが襲ってくるのかと思えば、山内が呻き声を上げただけ。

市川は困惑しながらも目を開けた。

「す、鈴蘭さん!」

まず目に入ったのは白熱色の蛍光灯。視線を下に傾ければ、白目を向き、鼻血を流しながら倒れる山内の姿があった。

山内が殴りにかかった瞬間、市川はそれを逃れようと無意識のうちに頭突きをしたのだ。

石頭の市川に痛みはなかったが、山
<省略> [全文]

111 ) 名無しさん
[2013/08/16(金) 02:53]
蛇に睨まれた蛙。市川の額には汗が滲み始めた。

「いや、それは……その……」

「だからなんで謝っているの」

「いや、だから……」

「なんで」

しどろもどろになってしまった市川。足が小刻みに震えだした。

対して山内は目を逸らすことなく、真っ直ぐ市川と対峙している。

「答えなさいよ!」

「ひい! ご、ごめんなさい!」

答えろと言われているのだが、市川
<省略> [全文]

110 ) 名無しさん
[2013/08/15(木) 22:59]
>>108
ヤバいね

109 ) 名無しさん
[2013/08/15(木) 22:58]
険悪な雰囲気。

まるで爆弾が爆発する直前のような危険さを孕んでいる。

その出所となっている山内は首を回していた。コキコキと鳴る音が無言となった二人の間に流れる。

「……で、どういう落とし前をつけてくれる気?」

「えっと……あはは」

落とし前――まるでヤクザのような台詞に、市川は乾いた笑いを見せるだけ。無理やり作った笑顔は引きつってしまっていた。

「なに笑ってんの
<省略> [全文]

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