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- 37 ) Ht-x-
- [2018/07/19(木) 21:56]
マンガみたいな話だ。
名井さんはお見合いを断るために、彼氏がいると嘘をついた。御両親は彼氏がいるならぜひ会いたいと、わざわざ関西から東京にまでやってくることになった。
名井さんなら彼氏を一瞬で作れるだろうが、ある理由で僕が1日限定の彼氏役に選ばれた。
彼女は僕が引き受けることにとにかく喜んでくれた。あの笑顔が見れただけで僕は満足だったし、好きな女の子の彼氏役は嬉しい指名だった。
<省略> [全文]
- 36 ) Ht-x-
- [2018/07/19(木) 19:51]
アイスコーヒーはいつ飲んでも苦くてよけい喉が渇く。格好つけてブラックのまま飲むのも、全て彼女のためだった。
頼み事は何かわからぬままここまで来たが、何をお願いされても僕は受け入れるつもりだ。まだ二回しか会ったことのない僕を選んでくれた。それだけで今日までの日々が報われる気がする。
「瀬川くんはいまお付き合いしている人はいないの?」
「い、いないです!募集中です!」
なんで僕
<省略> [全文]
- 35 ) Ht-x-
- [2018/07/16(月) 12:51]
彼女とはそれから連絡のやり取りが続いたが、連絡よりも僕はとにかく会いたかった。あの美しい輪郭に心を踊らされたいと、良からぬ欲求が芽生えている。
念には念を入れてサナがついて来ないことも確認し、彼女が指定したお互いの最寄り駅のカフェへ集合予定より20分早く到着した。
店の中に入り店員に誘導され席に座る。彼女に先に到着して中で待っていることを連絡し、彼女が来るであろう道の方向を窓越しから
<省略> [全文]
- 34 ) Ht-x-
- [2018/07/16(月) 00:00]
通学時間、大学の講義、アルバイト。僕の限られていた世界に名井ミナという存在がいる。それだけで日常の些細な輝きを見つけることが出来るようになった。
何より彼女の連絡先を手に入れたことが、僕の瞳の感度をあげた。
連絡はとってるのか?
連絡先を知ってから4日経つけど、きっかけも内容も考えられずにいる。滞ったこの状態を次に進めたい。
そんなことを考えながらつまらない講義を聞いている
<省略> [全文]
- 33 ) Ht-x-
- [2018/07/11(水) 17:56]
- なにか話さないと。逆にこれはチャンスで、彼女と二人っきりは今日この瞬間しかないかもしれない。
彼女も表情に気まずいと書いてある。とにかく話さないと。言葉を振り絞って出そうなんて考える余裕はなかった。
「サナがいないと静かだね、、、」
声が少しうわずる。今日1番の緊張だ。
「そうですね。私は話すの苦手だから」
まずい。間違えたぞ。彼女に暗いって言ったのと同じじゃないか。や
<省略> [全文]
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