小嶋四兄妹
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159 ) 麹◆lo3JtXO6
[2015/06/11(木) 02:40]

「じゃ…じゃあ!」

駅の改札で幸輝が言う。
そのまま菜月に背を向けて
改札へと入ろうとした。

「あ…ユキテル君!…」

菜月はその背中に声を掛けて幸輝の足を止めさせた。

幸輝はビックリしたように振り向くと菜月を見た。

「今日は…見苦しいとこ見せちゃってごめんね…
でも…一緒にいてくれたのがユキテル君で本当よかったって思ってるから…!
ユキテル君みたいに誠実な
<省略> [全文]

158 ) 麹◆lo3JtXO6
[2015/06/07(日) 02:03]

ガチャッ…

扉を開けると灰色の壁と灰色の床が目の前に広がった
自動販売機がボーッと音を立てる以外に、物音は特にしなかった。

お互い喋ることもなくなり、
エレベーターの到着を待つ。

ここは3階だから、エレベーターが一階から数秒経って二階、
3階につくまでは約30秒ほどを要した。

菜月がボタンを押し、幸輝は後ろで菜月の姿を見るカタチになった。

3階に来たことを知らせ
<省略> [全文]

157 ) 麹◆lo3JtXO6
[2015/05/31(日) 04:00]

結局、始発がくるまでホテルの中では何も動きはなかった。
別々の場所で睡眠を取り、そして菜月のアラームで目を覚ました。

身体を起こし、身体を伸ばすと、菜月はベッドを降りた。
そして壁際で身体を丸めて眠っている幸輝の方へと身体を向かせた。

おそらくその態勢から一度も変わっていない幸輝は
体育座りで顔を埋めていた最初の態勢のままだった。

菜月は立ち上がると幸輝のそばで座り <省略> [全文]

156 ) 麹◆lo3JtXO6
[2015/05/30(土) 13:43]

すぅすぅと寝息を立てる幸輝。
本当にこの態勢で首を痛めないのだろうか
菜月は体育座りで顔を埋める幸輝が心配になった。

そしてそれと同時に家の事も心配になった。
姉の陽菜と妹の真子には伝えていたが
太一には何も伝えていなかった。
アプリには案の定太一からの通知が送られていた。

『いねぇなら教えろよ』

菜月はそれに既読をつけると心でうるさいと悪態をついた。

シャワ
<省略> [全文]

155 ) 麹◆lo3JtXO6
[2015/05/29(金) 18:07]

「大丈夫かい?」

驚いたように菜月を見る幸輝。

「ほら…お水のんだほうがいいよ」

幸輝は手をつけられていない冷やを菜月の前に置く。

「ありがとう……」

菜月は素直に受け取り、体内へと水を流し込む。
半分ほど飲むと、それを自分の前においた。

「落ち着いたかい??」

菜月は体育座りをしながらコクッと頷いた。

菜月は強烈な睡魔に襲われた。
身体がだ
<省略> [全文]

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