ドラム缶
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23 ) 白楽天
[2013/09/23(月) 00:34]
  
  
 小さい子供がアニメ番組に夢中になっているかのように、目を輝かせている拓哉。
 最初こそ私も見慣れない光景に心が躍ったが、それも飽きてきてしまった。
 それどころか、轟音に恐怖さえ感じる。

「ねえ、もう帰らない?」

「もうちょっといようぜ。次はいつ見られるか分かったもんじゃないからな」

 いつだってそうだ。私の願いは全部切り裂かれてきた。
 自由人な彼に、枠
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22 ) 白楽天
[2013/09/21(土) 13:36]
 
 
 雷が鳴っている。
 夜空の逆鱗は、周囲を昼間のように明るくさせる。
 拓哉の後を追ってたどり着いた場所。
 雷がよく見える丘だった。

 “普通”の恋人たちが行くような場所ではない。
 甘い余韻に浸れる場所でもない。
 とてもじゃないが、デートスポットとはいえないこの場所に私と拓哉はいる。

「おお! すげーな。こんなにも雷が鳴るもんなんだな」

 まるで小さい
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21 ) 白楽天
[2013/09/20(金) 18:55]
   
   
 しかし、今夜の私は違う。
 なぜか彼の先を無性に歩きたかった。
 私の先をスタスタと歩く拓哉を追い抜かす。
 歩幅の違い。私はもはや小走りになっている。
 
「おい。お前行き先知らないだろ」

 拓哉は追い抜かす。
 彼が大股で歩けば、それは造作もないこと。
 私はそれが悔しくて、更に速度を速める。
 それはもはや小走りではなく、走っていた。

「競
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20 ) 白楽天
[2013/09/19(木) 19:37]
虎舞竜さん

それは虎舞竜さん次第ですよ

19 ) 白楽天
[2013/09/19(木) 19:36]
  
  
 拓哉から夜空を見に行かないかと誘われたのは、二十二時を過ぎた頃だった。
 入浴を済ませたばかりの体。
 ドライヤーで髪を乾かしている時のことであった。

 一方的な電話。こちらか何かを言おうとしても遮られた。
 待ち合わせ場所を言うと、その電話は切れた。
 私は行こうか行かまいか悩んだ。
 だが、拓哉に文句を言ってやろうと決めたので、行くことに決めた。文句を言ってや
<省略> [全文]

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