ダレも知らないオレの顔
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- 09 ) ジョックロック
- [2013/08/02(金) 01:28]
「はい….……」
「私…今日は大丈夫?」
「大丈夫です…この前抉られた傷もヨシさんのとこで完治させました」
「……そう?ならいいわ……じゃあ夜の11時…いつもの場所で」
「分かりました……彩佳さん」
電話を切る……通話していた女の名前は梅田彩佳
匠の才能を見出し、スカウトをした腕利きの女性だ。
そして、匠がこれから向かう場所……
そこでもう一つの「
<省略> [全文]
- 08 ) ジョックロック
- [2013/08/02(金) 01:01]
キーンコーンカーンコーン……。
放課を告げるチャイムが鳴ると、匠は鞄を手にすぐに教室をでる。
「今日も散々舐めてくれたな…あいつら…」
そう言葉を発した匠の目はまるで鷹のように鋭く変貌した。
家に帰り、丸まった背中をボキボキ音を立てながら伸ばす。
そう…あくまで陰キャラを演じているからだ。
プルルルッ…プルルル…
ふいに携帯が鳴る…
ピッ……
<省略> [全文]
- 07 ) ジョックロック
- [2013/08/02(金) 00:52]
女子の妹尾への賞賛が始まる。
妹尾は爽やかで俗に言う雰囲気イケメンというヤツだ。
それでもクラスの女子は妹尾へ熱い視線を向けるヤツが多い。
チャイムが鳴り、授業が始まる…
それと同時に匠は睡眠態勢を作る……。
「え〜これはこうであるから〜」
授業を聞く気などさらさらない
高校一年の授業など、匠には興味がないのである。
「またアイツ寝てんじゃん…クスクス」
<省略> [全文]
- 06 ) ジョックロック
- [2013/08/02(金) 00:41]
決して優等生ではない匠はタバコも内ポケットへ忍ばせている。
初めての彼女は中学の頃、歳上のヤンキーだった。
彼氏…というよりは、女の暇つぶしの道具にすぎなかったのだが…
学校に着くと、匠は丸まった背中で教室へと向かう。
「来たよ叶…クスクス…」
そう笑われるのも、もう慣れていた。
そんな中、決まって話掛けてくるヤツもいる。
妹尾 誠勝 (せのお まさかつ)だ
<省略> [全文]
- 05 ) ジョックロック
- [2013/08/02(金) 00:30]
ピピピピッ…ピピピピッ…ピピピピッ…
朝の目覚まし音がけたたましく響く
匠の朝はそこから始まる。
匠には親がいない…物心ついた時には既に母親は病に侵され、
父親はそんな母親を見殺しにするように蒸発した。
そんな話も親戚のおじさんから聞いたことだった。
だから匠は両親との思い出をあまり覚えていない
(インを演じるのも…もう慣れた)
匠は鏡に映る自分ではない自分
<省略> [全文]
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