私が歩行者をはねた結果、嫁が身体で償うことになりました |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2018/06/05(火) 23:48
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今思えば当たり屋だったのかもしれないが、車で駐車場から出るときに歩行者を引っかけてしまった。なにを言っても言い訳みたいになってしまうが、しっかりと徐行していたし、左右もちゃんと確認していた。それなのに、気がついたら男性が倒れていた。
初めての事故に動揺した私は、その時の会話をほとんど覚えていない。でも、たいしたことないので警察は呼ばなくていいと言う話になり、連絡先の交換をした事は覚えている。それが間違いの元だった。警察を呼ぶという基本的な対処さえしておけば、こんな事にはならなかったはずだ。
事故の翌日、はねてしまった相手から電話があった。一晩経ったら痛くて動けなくなったので、病院まで連れて行って欲しいという連絡だった。この時も、救急車を呼んでくださいと言えばよかったのかもしれないが、私は慌てて彼を迎えに行ってしまった。
2階建の古いアパートは、貧乏をテーマにしたバラエティ番組に出てきそうな感じで、いつ崩れてもおかしくないんじゃないかと思うほどだった。階段を上がって2階に行き、ドアをノックすると、
「開いてるよ〜。上がってくれるか〜」
と、中から大きな声がした。私は、
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