プライドの高い妻だったけど(4) |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/10/23(木) 20:34
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私は泣きながら身体中にお湯を掛け、肌が擦り切れるくらい
ゴシゴシ洗った。
どんな高級な石鹸を使っても、どんなに力強く洗ったところで
汚された身体は元には戻らない。
そんなことは分かっていた。
それでも私は夢中になって、ただひたすらに洗った。
バスルームから出ると部屋に薄明かりが点いていた。
ちょうど村松が背中を向けていたので、
素早く部屋から出ていこうと思った。
こんなところには一分と居たくはなかった。
何より痴態を演じた後だ、村松と顔を合わせるのが辛かった。
素早く鞄と封筒を持って、出口へ急いだ。
ドアノブを捻って、さあ出ようと、力を込めた、その時
「ああっあああん、気持ちいい〜、気持ちいいよ〜」
背後から大音量で女の喘ぎ声が聞こえてきた。
思わず、振りかえった、その瞬間
あまりの衝撃に、思考が停止した。
比較的大きめの液晶テレビには、村松に跨って腰を振る私の姿が鮮明に映っていた。
「最近の映像技術には、本当に驚かされるよw まあ、このために結構出費したんだけどね」
思考が停止したまま、口をパクパクさせる私に向かって<
<省略されました> [全文を見る]
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