『偽愛/博愛/狂愛――雫の紅、夜に満つ』(2) |
- 01: 名前:無名作家投稿日:2014/04/25(金) 19:59
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画々云々で―――つまり、≪上≫を参照のコト、と。
そう―――俺は、最早、還れぬ扉を開けていたのだ……。
「じゃ―――お兄ちゃん。私の、アイの処女(初めて)もらってくれる……?」
どくん―――心臓が撥ねる。躰中に血液が輸送される……ドクドクと……猛毒の様に。
びくん―――肉棒が撥ねる。躰中に興奮が葬送される……ゾクゾクと……毒蛇の様に。
コトバハ―――モウ―――イラナイ……
ツマリハ。
つまりは。
―――詰まりは、言葉、言語を放棄するという事は、思考する事を放棄する事だ。言葉は思考の為の道具だからだ。
俺は、此の時、倫理とか道徳とか、そういったモノを放棄していた。「廃棄」と言い換えてもいい―――いや、凌辱モノを見ていた時点で、―――だが、確か、まだ、分別が、―――、―――どうでもいいさ=B
この間、実に13秒弱。・・・・・・短絡とも言える速度。音速だ。
そうして、答えた、「俺で良ければ」と。
……
「……じゃぁ、その、い、挿れるね……?」
おずおずと、しかし、はっきりと、言う。
「んっ、あ―――!」
衝撃―――頭が潰れたのかな。
「
<省略されました> [全文を見る]
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