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  欅坂エロ小説

12: 名前:名無しさん投稿日:2016/11/02(水) 02:18
>>10さん、ありがとうございます!

「お兄ちゃん」
話しかけてきたのは、小池美波だった。やたらと前髪を触っている。
「前髪どうなっとる?おかしくない?」
「別に変なところはないよ」
「そうかなぁ…なんかしっくり来ないんやけどなぁ…」
美波は納得がいかないとばかりにブツブツと呟いた。ならば人に聞くなと言ったら負けである。
「そんなにこだわらなくても良いんじゃないか。髪がどうであれ可愛いんだから」
美波の手がピクッと反応して止まった。
「今のフォロー?」
「違うよ。素直な感想だ」
「…そっか。お兄ちゃんがそう言ってくれるならいいや。ありがと」
美波は柔らかく微笑むと、頬にキスをくれた。唇にキスを返すと、美波は固まった。だんだんと顔が赤くなり、目が潤んだ。
「こすい(ずるい)わ、お兄ちゃん…」
美波は今にも泣き出しそうな、震える声で言った。俺の顔に手を伸ばした。
「そんなことされたら…もっとしたくなるやん…」
美波は堰を切ったように、唇を貪ってきた。彼女の欲望を満たすために、身を任せてみた。子犬のように息を荒くした美波は、ピンク色の舌を入れてきた。
「はぁ、はぁ、お兄ちゃんっ」
美波は涙を目に溜めながら、夢中になってキスをしていた。美波の手が、自分の股間に伸びた。キスをしながら自慰行為に及ぼうとする美波の手を取り、俺の首に回した。
「お兄ちゃんの意地悪ぅ…」
「触ってほしいの?」
「うん…」
「じゃあこっちにおいで」
美波はすぐさま座席から立ち上がり、俺の膝の上に乗った。黒のセーターの上から胸を撫で、ショートパンツの上から美波の股間を触った。服の上からでも、そこが熱くなっているのがわかった。
「触ってぇ…お願い…」
美波はベルトを外してパンツを下ろした。白のショーツの上から美波の性器に触れる。
「あぅっ…」
指を撫でつけると、クロッチの部分が湿り気を帯びてきた。クロッチを横にずらし、美波の性器を外気に晒す。指を沈めるとクチュっと濡れた音がした。
「あっ…あっ…」
美波は口に指を入れて声を抑えている様子だった。みんながいるバスの中では我慢しなければならないと思っているようだった。
「我慢しなくていいよ」
俺が言うと、美波は咥えていた指を外して、自分の本能のままに声を上げ始めた。
「あっ、あっ、あぁっ!アカンっ!ひゃっ!」
美波のショーツを下ろし、完全に下半身裸にさせた。片方で美波の尻を撫で回しながら、性器に指を入れて掻き回した。そこで前方に座っている者は、異変に気付いたようだった。近くに座っていた美諭が「あっ」と息を呑んだ。
「あっ!あっ!らめええっ!!」
美波の泣き叫ぶ声が頭上から降ってきた。次の瞬間、美波の体がビクンビクンと何度か震えた。絶頂に登りつめた美波は、立ったまま喉を反らし、その後俺の方に倒れてきた。耳元に美波の激しい息が吹きかけられた。
「あっ…あぁ…みんなの前でぇ…イっちゃったぁ…」
ぐったりと脱力した美波は、ぼんやりと呟いた。

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