欅坂エロ小説 |
- 1191: 名前:名無しさん投稿日:2019/03/07(木) 22:47
-
「菜緒、入れるぞ」
「早くっ、お兄ちゃんので菜緒のことめちゃくちゃにしてぇっ!」
気が狂ったような叫びを上げた菜緒のそこが、初めて男を受け入れる。処女膜を貫通したにも関わらず、菜緒の表情に苦しみは浮かんでいなかった。
「はあぁ…私、お兄ちゃんとセックスしてるぅ…」
「動かすぞ、良いか?」
「うんっ!…」
腰を動かし始めて早々、菜緒が俺の背中に腕を回ししがみついて来る。身体をがっちりと密着させている為に、右耳近くで菜緒の甘い吐息をはっきりと感じることが出来た。友梨奈や芽実と差程変わらぬ16歳の少女の中はやはり締まりが強く、先程射精したばかりであるにも関わらず限界が近付いてきた。
「あっあっ!お兄ちゃんっ!イク…イッちゃうよ」
「もう出そうだ、出すぞっ」
勢いよく射精した瞬間、菜緒は口の端から涎を垂らしながらあられもない声で叫んだ。ペニスを抜いた途端、白い液体が溢れ出す。
「菜緒ちゃんってこんなにエッチな女の子だったんだね、みんなにも知ってもらおうかー?」
明里がわざとらしく復讐宣言をする。未だ快楽の海に溺れている最中、焦った菜緒は明里の方に無理に体を起こそうとして体制を崩し、俺の方に倒れ込んだ。
「おい、大丈夫か?」
「丹生ちゃ…やめて、こんなこと他のメンバーには言わないで…さっきのこと謝るから」
顔をくしゃくしゃにしながら懇願する菜緒の姿は実に男の欲を掻き立てるシチュエーションであった。
「んー、まぁいっか!可愛い菜緒ちゃんの姿が見れたし」
あんなに辱められたと言うのに、その相手をあっさり許してしまうこの寛容さは、明里の良いところでもあるのだろう。素直な女の子は誰からも好まれる。
「あ、もうこんな時間だね。私達明日朝からお仕事入ってるからそろそろ戻らないとやばいかも」
愛萌が部屋の時計を眺めながらそんなことを口にした。
「えー!もうおしまいかぁ、私まだだったのにー。ぶぅ」
明里が分かりやすくむくれる。
「今度また部屋に来ればいいさ。俺も一気にこの人数の相手は少し厳しいところがあるからな。みんな性欲が強いから」
「お兄ちゃんもでしょ!馬鹿!」
冗談混じりの会話で笑い合う。そんな中、ふと美穂の方に目をやると、顔を覆って半べそをかいていた。
「美穂、どうした?」
「さっき怖がってお兄ちゃんのこと拒否しちゃったから…うぅ、ごめんなさい。私の事嫌いになった?」
どうやら俺が怒っているのではと不安になっていたようだ。俺は美穂を優しく抱き寄せてその後残りを取り除こうと試みた。
「仕方ないさ、無理しても気持ち良くはなれないからな。それに、俺はお前のことを嫌いになったりはしない。」
俺の腕の中で静かに涙を流す美穂は、何かを決心したように顔を上げた。
「私、自分に勝つから!今度は怖がらないでお兄ちゃんとするから、その時は絶対に相手して!!」
突然何を言い出したのかと理解するのに少し時間を有したが、美穂の真っ直ぐな瞳と言葉の意味不明さに思わず噴き出してしまった。
「な、何で笑うの!?」
「だって、何だよ『自分に勝つ』って。セックスは試合か何かなのか?」
たった今思い出したが、美穂は根っからの負けず嫌いなのであった。流石、バスケ一筋の道を歩んできただけはある。
「とにかく!今度ちゃんと相手してね!」
「分かった分かった、待ってるからな」
こうして、実に個性的なけやき坂(日向坂)2期生との一夜は過ぎていった。
しかし、少女達の欲求を満たすには刻まれた時があまりに短過ぎたようだ。
彼女達と過ごす新たな夜の事は、またいつか語ることにしよう。
新たな欲求 完
-
-
|
|