第一回エロKB選抜総選挙 |
- 01: 名前:ベトベトン投稿日:2014/06/14(土) 06:22
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エロKB選抜総選挙…
これは業界人による業界人の為の業界人が選ぶ総選挙。
メンバーの心境としては、これはやりたくないとしか言いようがないが
これは強制的に行わさせられるいわば、枕のようなものだ。
もちろん指名されたメンバーにはそれ相応のご褒美があるが
それと同時に、不可抗力で事に及ばなければならないというのがルール。
今宵極楽プリンスホテルでは盛大な宴が行われようとしている。
誰かに投資して誰がトクをするか…それは一目瞭然である。
- 02: 名前:ベトベトン投稿日:2014/06/14(土) 06:31
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オープニングに先立ち、司会の毒蜜カズオと鬼佐アヤコが場を引き締める。
そして開かれた扉からはお馴染みの精鋭達と各チームが揃い踏みになる。
いつもはキリッとした表情の高橋みなみも今日に至ってはどこか不安と絶望感を抱いた
表情をうかがわせている。
選ばれたら即刻コトに及ぶ。
そんな理不尽な総選挙があってよいものだろうか。
TGSKやKYNも納得が言ってない表情で開場を見ている。
どこを見渡しても裏の大物だらけ。
これでは彼女達がヤクザへの貢ぎ物のようにしか見えない。
今宵流す涙はおそらく歓喜ではない。
拒絶の涙である。
- 03: 名前:ベトベトン投稿日:2014/06/14(土) 06:39
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「この選抜総選挙でセンターになった暁には、パチンコAKB48第二弾の選抜16名に名を連ねることができます。
彼女達をヒロインにしてやれるのはどこの誰になるのでしょうか!?」
鬼佐がニヤリニヤリとした表情でそう話す。
「それではエロKB選抜総選挙…開票します!」
毒蜜の一声の後、ドラの音が二度響いた。
本家ではここで歓声が響くところだが、
ここにいるのはどれも落ち着き払った大人のやり手。
全員が渇いた拍手でその始まりを添えていた。
いつもは楽観した態度で臨む選抜メンバーの表情はこわばった。
対して、まさか選ばれるだろうとも思っていない
俗に言う本家総選挙圏外のメンバーは今回は自分のコトを気にせずに望める。
なんと皮肉なことだろうか……。
- 04: 名前:キニイイ投稿日:2014/06/14(土) 07:12
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久々に続きそうな作品だ!!
- 05: 名前:ベトベトン投稿日:2014/06/15(日) 05:35
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「それでは開票を始めていきます!…まずはコマーシャルガールズから発表させて頂きます。
コマーシャルガールズに選ばれますとテレビ・ラジオ・そして広告の三パターンからそのCMを一年間いや、交渉次第では契約を引き延ばすことさえ可能です。
それではコマーシャルガールズ第22位!………得票スポンサー…4社獲得!AKB48チームB!…大家志津香!」
「呼ばれたメンバーは前へ出てきて下さい」
毒蜜の図太い声と鬼佐の甲高い声が会場のホテルに響きわたる。
「いやー!!!!!」
まさか呼ばれるとも思わなかった大家は喜びではなく悲しみの声を漏らした。
しかし無情にもKYNが大家の手を唇を噛みながら引いてくる。
「うちこんなんするためにアイドルになったんやない!」
4社が大家を買ったことに対する喜びなどなく身体を売られたという怒りに大家は涙を流す。
只事ではない現実を突きつけられた他のメンバーは大家に同情し悔し涙を流すものもいた。
「さぁどんどん参りましょうか!」
しかし、毒蜜には大家の気持ちなどどこ吹く風。
再び切られた封から名前を読み出した。
「第21位
<省略されました> [全文を見る]
- 06: 名前:ベトベトン投稿日:2014/06/15(日) 05:55
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「続きまして第20位!……得票スポンサー…8社!AKB48チーム4…峯岸みなみ!」
髪が伸び、身も心もAKBへと染めたはずだった峯岸みなみ。
さぁこれからだ!…そう意気込んだ彼女に待っていた現実は受け入れたくもない悲劇だった。
しかし涙は枯れ果てたのか、それとも覚悟を決めていたのか…もしかして裏の世界に染まっていたのか…
様々な憶測が立ってしまうくらいに彼女の表情は凛々しいものだった。
(こんな事になったけど…まぁ、尺貰えるし気持ちいいしOK!)
彼女の心はドスがつくほど黒かった。こんな初期メンはいやだ。
「第19位!…得票スポンサー…10社!…AKB48チームK…永尾まりや!」
名前を呼ばれ、へなへなと立ち上がるまりやぎ。
顔を隠して、これから起きてしまうコトに目を背けていたかった。
しかしいくら逃げてもムダだと言うことをこれから彼女は身を持って体験するはずだ。
猿轡をはめられても未だに抵抗する大家、
それと対照的に静かに下を向く倉持明日香。
この総選挙にドラマなどない。
そこにあるのは、苦痛と快楽だ。
- 07: 名前:ベトベトン投稿日:2014/06/19(木) 02:36
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「泣いたところで状況は変わりません。受けいれてしまえばよいのです」
毒蜜の非情な一言に失笑してしまう業界人たち。
そして18位の発表が始まる…
「18位…得票スポンサー数…11社!……AKB48チーム4!加藤玲奈!」
「え!?…うそ…」
加藤は呼ばれた瞬間にそう発した。
メディアに露出したこともほとんどないのになぜだろうか…そういう思考を巡らせていた。
皆が落胆・失望を感じているなか、彼女に至っては、無という感情がよく似合っていた。
18歳になってしまった事をこれから初めて彼女は後悔するのだろう。
「そしてコマーシャルガールズのセンターを張って頂くメンバーは…得票スポンサー数
13社!AKB48チームA入山杏奈!」
「おめでとうございます呼ばれたメンバーの方は
前へ!」
鬼佐の指示通りに前へと行くあんにん。
その目は涙で潤んでいた。
- 08: 名前:名無しさん投稿日:2014/06/19(木) 02:57
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はやく官能シーン入れや!
- 09: 名前:名無しさん投稿日:2014/06/19(木) 14:29
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柴田阿弥ちゃんをいれてほしいです
- 10: 名前:ベトベター投稿日:2014/06/20(金) 05:01
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うっせーよくそピンチケ!
しこって寝ろ
- 11: 名前:ベトベトン投稿日:2014/06/20(金) 05:15
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暴れているのは結局大家だけで、
他のメンバーはある程度諦めがついていた
スポンサー10社あろうとも、ほとんどは雑誌やラジオコマーシャルなど
メディアへの露出の面では期待できるかどうか分からないものだった。
それに得をするのはメンバー…ではなくこれから会社で例えるところの
下請けと成り汚れ仕事をしなければならない会社のお偉いさんだ。
絶望感に打ちひしがれた会場には、毒蜜のドスの効いた声が響いた。
指示と同時に、22位・21位・20位・のメンバーは高級ホテルの高層階の部屋へ
19位・18位・17位のメンバーはそれぞれ別の部屋へと通されていった。
- 12: 名前:名無しさん投稿日:2014/06/21(土) 22:56
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加藤入山楽しみ
- 13: 名前:名無しさん投稿日:2014/06/22(日) 10:53
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もっち〜まだかな?
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