夢ドール |
- 448: 名前:シャカ投稿日:2014/12/17(水) 18:20
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リクエスト意外のコメントも貰えると有り難いです。
『ほ……本気ですか?叔父さんをからかってないですよね?』
『何でそうなるんですか?女の子からこれ以上は言わさないで下さい、どこか人目に付かない所は無いですか?』
「全くめんどくさい親父だな?」
俺の意見に運転手は、
『本気なんですね?それじゃホテルでも……』
『そっ……それは嫌!タクシーが良い私、タクシーでしてみたいです!』
『えっ?タクシーでですか?』
『だ……だめですか?』
『分かりました!誰も知らない取って置きの場所が有るんでそこで良いですか?』
『はいっお任せします。』
(お……お任せじゃない)
『まさか咲ちゃんからこんな大胆な誘いが有るなんて?叔父さんタクシーの運転手していて良かったよ♪』
(だから私は誘って無い!どうしてどうして勝手に?)
咲の承諾も無いまま話しは勝手に進み本気に成った運転手はルンルン気分で取って置きのスポットを目指す。
『着いたよどうだい素晴らしいだろ?この絶景の眺め街明かりが星のように散りばめられまるで宝石箱のようだろう?ここは滅多に人が来ない穴場中の穴場さ』
『本当だぁ凄いキレイ♪』
(キレイだけど?)
運転手が連れてきた場所は森の奥に有る街が一望出来る場所で高い所から見下ろす景色は街明かりが星のように輝き恋人たちなら最高のスポットと言える。
『でもそんな夜景よりも咲ちゃんが一番、キレイだよ』
『もうっ叔父さんたら上手いんだからぁこれまで何れだけの女を口説いたんですか?』
『そんなの咲ちゃんだけだよ何故か分からないけど今日は大胆に成れる!』
『もうっ本当ですかぁ?』
『えっ咲ちゃん?良いんだね?ちゅっちゅっちゅぱっちゅぱっねちゃっねちゃっ』
(えっやだぁ舌が勝手に……)
咲は無意識に後部座席から乗りだし目を閉じると、その意図が分かった運転手は唇を重ね咲も目に見えない糸に操られるように舌を絡め濃厚なキスをする。
このワッペンを貼られた者は俺の念じるままの行動しか取れなく成り自分の意思では何も出来ない操り人形に成る。
『ねぇ叔父さんそっちに言っても良いかな?』
『えっ?あぁ良いよ♪でも叔父さんって言うのはちょっと……』
『えっ?叔父さんは叔父さんですよね、じゃ何て呼べば良いんですか?』
「いちいちめんどくせぇなこのオヤジ、てめぇ何かオヤジで充分だ!」
『そっ……それじゃ健一さんって呼んでくれないか?』
『け……健一さん?良い名前ですね♪でもそれなら健さんって呼んじゃ駄目かな?』
『健さんか?何か高倉健みたいで良いな♪』
運転手は気に入ったようだ。
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